雲仙へ(3)
バスは40分ほどで島原港へ戻ってきました。
久しぶりの雲仙、温泉も入ったし、地獄めぐりもしたし、
ということでした。
2時5分発の高速艇で再び福岡に戻ります。
乗船手続きをして、船の乗り場に行ったら
お客さんがすごくいて、、(15人くらい)
ちょっとびっくりしました。
今まで4回乗りましたが、いずれも乗船客は
5人から7人くらいだったので、
15人もいたので、びっくり。
この船、船内は、4人掛けと2人掛けの席が
あるのですが、謙介が乗った時は2人掛けの
席は全部埋まっていて4人掛けのほうしか
空いていませんでした。そして
出発間際にまた何人か乗ってきて、、
4人掛けの端の席にいた謙介の横にまたお客さんが
座るということになりました。
びっくり。
船は例によって定刻には出航するのですが
到着は10分くらい遅れる、といういつものパターンでした。
まぁ別に急ぎはしないんですけど、、
三池港に着いて、連絡バスに乗り換え、大牟田駅まで
行きました。帰りの〇鉄の出発時間まで
30分ほどあったので、市役所を見に行きました。
大牟田の市役所、一見の価値のある建物なのです。
あ、これがJRの大牟田駅です。
駅前には名物の草木饅頭のお店が2軒となりあって
ならんでいます。帰りに買わなくては。
このお饅頭の話は後程。
市役所、駅のすぐ近くです。
これが大牟田市役所です。
国の登録有形文化財に指定されています。
この市庁舎の建てられたのは、1936年のこと。
きっとこのころは大牟田は三池鉱山もあったし
街に勢いがあったのでしょう。
行った日は休日だったので、閑散としていました。
この建物、うちの職場にいる大牟田の人に聞きますと
壊すのか保存するのかでずいぶんと長い間もめているそうです。
帰りの電車の時間が迫ってきたので、
見学を終えて、お饅頭を買いに行くことにしました。
草木饅頭のお店は、このお饅頭しか売っていません。
それからこのお饅頭は賞味期限が3日間ということです。
今時だったら、買いに行けば、すでにお饅頭は箱に入っていて
注文によって、その箱を包装紙で包んで、
というようなことですが、、
こちらの店では、個数を言ったら、そのつどそこで
お饅頭を詰めてくれます。
お店の人にとってみれば、手間のかかることですが
買う側からすれば、作り立てを入れてもらえて
うれしい、ということでもあります。
電車に乗って家に帰ります。
ホームに行ったら〇鉄の特別列車、
ザ レイル キッチン チクゴが停まっていました。
これは始発の福岡天神から大牟田の間を
ゆっくりと走って、その間に、電車の中で
ランチをいただくという列車です。
前までは、この天神⇔大牟田の間のランチコースが
6000円くらいだったのですが、、、
(それでも十分高いと思うぞ)
2024年の春から価格改定がありまして、、
11800円という超強気な価格設定になりました。
これは天神から大牟田までの運賃+お料理料金
ということです。天神から大牟田までの運賃は1050円です。
となると10000万円がお料理・お食事代ということなのでしょう。
こちとら、いつも予算1000円くらいの材料で1週間分の
作り置きおかずを作って食べている身です。
こないだの日曜日夕方には、手作りでちゃんぽん
(制作経費300円弱)を作って食べている横を
2泊3日170万円という運賃のJR九州のななつぼしが
通っていきますが、、、(苦笑)
話には聞いていた列車でしたが見たことなかったので、
ちょっと中をのぞいてみました。
天神からお食事したお客さんを乗せて大牟田に
到着したところだったのでしょう。
まぁそれはともかく。
無事に帰ってきましたよ。
さっそく
お饅頭の箱を開けます。
中には直径3センチくらいの一口サイズの
お饅頭が10個入っていました。
一個いただいてみました。
びっくり、おいしいのです。
お饅頭の皮がムチムチとしていて、、おいしいのです。
この饅頭1品で、2軒のお店があって、しかも
2軒とも成り立って今に至っているわけですから
このお饅頭に何かしらの魅力があったから、
ということは想像できたのですが、、
そりゃこの饅頭だったら、どんどん売れるだろうと
思いました。それくらいおいしいお饅頭でした。
ということで今回の雲仙編はこれでおしまいです。
最後までお読みくださってどうもありがとう
ございました。
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