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25. 09. 16

最高です(3)

小淵沢まで下りてきました。ここで乗り換え時間3分でホームを駆け上がり
再び一気に駆け下って、中央本線のホームに行きました。
謙介がホームに降りるやいなや、アナウンスがありまして、、
甲府からの電車がホームに入ってきました。

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この電車で、塩尻まで行きました。
小淵沢から塩尻まで、結構かかるんですよ。(1時間ちょっと)
どうしてそんなにかかるのかと思ったら、、
下諏訪で15分くらい停車時間がありまして、、
四国のJRみたいですねー(笑)
そういう待ち時間のせいかと思いました。

電車、確かに結構な時間がかかったのですが、車窓からは
諏訪湖が見えたりして、景色も美しく、移り変わる車窓の
風景もあって飽きずに乗り続けることができました。

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12時前に塩尻に着きました。
塩尻の名物は、山賊焼きと言われる鶏料理です。
料理名は「焼き」なんですけど、この鶏料理不思議なことに
焼いていません。揚げているんです。でも「山賊焼き」(笑)
この料理は、信州では非常にポピュラーな料理で、、
スーパーの総菜コーナーにも普通に置いています。
住む街のスーパーにも売っていて一度買ったことがあったのですが、
天ぷらの衣はカリっとしていて、いろいろなスパイスが衣の中に
入っているのか香ばしくおいしいものでした。

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駅近くの食堂に入って山賊焼き定食をお願いしました。
このお店は、山賊焼き、ご飯、お味噌汁以外に茶碗蒸しが
ついていたのですが、この茶碗蒸しが久しぶりだったせいも
あったのかすごくおいしかったです。
あ、もちろん山賊焼きもおいしかったです。

駅を出て街の方へ歩き始めたのですが
このころから雨風がものすごくきつくなってきました。
傘が風のためにはったけになりそうになることも再三で、、
歩くのに難渋しました。
なんとか歩いて行きました。さすが信州ですね。
鯉の料理を売っているお店がありましたよ。
(鯉の甘露煮とか、鯉の焼き物とか)

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この日、塩尻の街の中心部ではちょっとしたフェアを
やっているということで行ってみたのでした。
図書館前の道路を歩行者天国にして、
いくつもの屋台やキッチンカーも来ていて、
結構な人出でした。

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ここまで来たので、ちょっと塩尻の図書館を覗いてみました。
うーん。コメントは少しだけ。
敷地がちょっと変わった形のところに
図書館を建てているのだけど、(まぁそれはいいんだけど)
書架の並びがめちゃくちゃですごくわかりにくい
図書館でした。例えば辞書辞典類を置いてある
コーナーがあるんだけど、特定の分野の辞書辞典だけ
1階にあって、それ以外の辞書は2階ですとか。
パブリックスペースを広々ととってしまったせいで
書架が狭いところに置かざるを得ず、という感じです。
書架が犠牲になってしまったなぁ、と思いました。

でも新しい図書館でおされな図書館なので
評判らしいんですけどねー。使いづらいぞーというのが謙介の
感想でした。
塩尻の街も見たので、再び塩尻駅に戻りました。
塩尻の名産はワインのようで、、駅近くのお土産物屋さんは
もうほとんど酒屋さんですか、というくらいにいろいろな
ワインがありました。
しかも地元のワイン業者のワインなんでしょうね。
そこに並んである酒造メーカーの名前は全く聞いたことの
ないようなメーカーばかりでした。
地酒ワインという感じで、、販売しているのでしょうか。
中には試飲をしているおっちゃんもいました。

謙介はいろいろあるなぁ、と眺めただけでしたが(笑)
塩尻駅のホームでは大勢の人がホームにいましたが、
殆どの人が、しなのやあずさなどの特急に乗る人ばかりでした。
下りのしなのと上りのあずさが出てしまうと、ホームは急に
がらんとした感じになりまして、、、
そうこうしているうちに下り各停の長野行が入ってきました。

塩尻に着く篠ノ井線は、たいていが松本止まりなんですが
一日数本だけ長野まで行く電車もあります。
運よくそれに乗れました。
電車は30分ほどで松本に着きました。
この駅は昔の駅にみたいに、駅名呼称を伸ばすんですよ。
「まつもとー まつもとー」って。もうこの駅独特、
という感じになりましたね。
松本からしばらく乗ると、「姨捨」です。

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ここの駅は高所にあるので、本当に眺望の素晴らしい駅です。
夜景も美しいので、夜、夜景を見るために快速電車も走っているくらい
なんです。

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それとこの駅の名物はスイッチバックがあること。

一度姨捨駅に着いた列車は再びもと来た方向へと下がっていきます。
暫く電車は下っていきますと、がたん、と電車は止まりました。
そして、ポイントを渡って今度は下り方向へと走らせていくのでした。

スイッチバック自体は九州の阿蘇の外輪山の立野駅で経験していたので
珍しいとは思わなかったのですが、、
九州と違っていたのは、九州はワンマン運転だったので、
一度運転手さんが逆方向の運転席に行って、そこで逆方向へと電車を走らせ
今度は、降りる方向の運転席へと戻っていって、電車を走らせます。
ですから運転手さんの移動時間がかかって結構な時間と手間がかかるのですが、、
姨捨のこの列車は車掌さんが乗務していましたから、運転手さんは
後ろまで行かずに、逆の方向へとりあえず電車を動かします。
最後尾にいる車掌さんが、はい、ここで停まってください、と指示を出すと
そこで止まり、、、というふうにすることができます。
ですから逆方向に走っても、とまるとすぐに今度は前進していくことが
できていました。

今度いつか機会があったら、姨捨の夜景を見にこようとか
思いながら、電車に乗っていました。

そういうことで、小諸から野辺山、野辺山から小淵沢、
小淵沢から塩尻、塩尻から振出へと、ぐるっと一周するような
旅行はゴールに戻ってきたのでした。

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1回完結で終わると思っていたのですが、
今回もお読みくださってどうもありがとうございました。

 

 

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