« 上州富岡へ(3) | Main | もう一度九州へ(1) »

25. 06. 16

90日目

九州の福岡県から信州に引っ越して90日が経過しました。
まだ九州の前の職場の人とは毎週ZOOMで会議をしていたりしますし、
なんかの加減で、ようつべの鹿児島本線とか西鉄の動画を
見てしまったら、気分は九州在住になってしまいます。
実は今月の終わりにも、自分の専門の研究会がありまして
また九州に戻るというのか行く、ということになっています。
北陸新幹線で、東京に出て、のぞみ号で
岡山まで。ここで、8分の連絡で後から来る山陽・九州新幹線の
さくら号に乗り換えます。
本当は新大阪でさっさとさくら号に乗り換えたかったのですが
乗り換え時間が4分しかなかったのです。
(しかもホーム移動もあります)
でも岡山だったら同一ホーム上で乗り換えが
できます。
頭と目の前が一瞬九州になるのですが、打ち合わせが終わり
パソコンのディスプレイの画面から顔をあげたら
目の前に1000mを越える山なみが
そびえていて、あ、そうか自分は今信州にいるんだ、という
ようなことになってしまうのでした。

去年の夏(7月末)にはからずも、松本・長野市、
という信州旅行をしていたのでしたが、
あの時、つくづく感じたのは、信州が夏涼しいなんて
誰が言ったんだよーということでした。
今日(6月16日)謙介の住んでいるあたりでは
昼間はやはり、32度くらいまで気温が上がったようです。
なのですが、夜になるとさーっと気温が下がります。
実はまだ冬物の布団で寝ています。
去年、九州に居た時は、6月になったら、布団を冬物から
夏物にかえていました。

つまり信州は朝晩は異様に涼しいというのか寒いくらいなのですが
昼間はカーっと暑い、ということのようです。
どれくらい朝夕が寒いかと言えば、駅のトイレ、
今日の段階で、まだ普通に便座に暖房が入っているんです。
これには驚きでした。
そうそうトイレで思い出したのですが、トイレに
ウォシュレットはついていなくても
必ず暖房便座の設備はあります。
逆に言えば、暖房便座のないトイレなんてない、
ということです。それと必ずトイレには暖房の設備が
あります。今、必ずと書きましたけど、本当に
必ずです。今までにいろいろな場所の公共トイレを
使わせてもらいましたが、暖房設備のないトイレは
ただのひとつもなかった、ですから。

あんまりトイレ方面の話ばかりというのもなんですから、、
食べることに話を変えますが、、
折角おそばの国に来たわけなので、名店といわれるような
ところ何カ所か行ってみました。
それでいろいろとそばを食べてみたのですが、
そば粉100%のそばと、小麦粉のつなぎ入りのものの
違いは分かるようになりました。
つなぎが入っていると、妙につるつるとしていて
のど越しが格段に良いのです。

この間、あっちこっち行って官能検査に励んでみたの
でしたが、思ったことは、多くの店は小麦粉を
混ぜたそばを出していて、そば粉100%というのか
10割そばを出している店って案外少ない
ということに気が付きました。
駅の名産品・お土産売り場でも乾麺や半生麺のものなど
いろいろなタイプのそばを売っているのですが、
裏の品質表示を見たところ、10割そばは
ありませんでした。
中には結構、原料表示の最初が小麦粉から
はじまっている品物もありました。
あれは含有率の順番から行きますから
小麦粉が多くてその次そば粉、ということでしょう。

それって品質割合から行ったら
もう、そば粉入りうどんというのか
そば粉入り冷や麦、みたいなものじゃないか
と思ったり(笑)
でも、さすがに信州に来てそばを食べる機会は各段に増えました。
(というのか増やした、ということかもしれません)

今までそばなんて食べるとしたら、大みそかの
年越しそばくらいでしたから。
それがこの90日の間に、家でもそば粉100%の
乾麺を食べたり、そばの名店に行ったりして
30回くらいはそばを食べましたから
やっぱり結構な頻度でそばをいただいた、という
ことになりますね。

そんな感じです。
でもまぁ九州の時も感じたのですが、まずもってやはり1年を通じて
過ごしてみて、はじめていろいろなことが分かって来る
ということもあるかと思います。
とりあえず1年間、過ごしてみます。


|

« 上州富岡へ(3) | Main | もう一度九州へ(1) »

いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 上州富岡へ(3) | Main | もう一度九州へ(1) »