これでもうばっちり、でしょうか?(2)
山門を経ていよいよ本堂にまいります。
今回は、善光寺の山門、本堂内陣、(戒壇めぐりつき)宝蔵、宝物館と
4か所まわれる拝観券を買って、山内のあちこちを巡りました。
本堂内陣でお焼香をさせていただき、ゆっくりと参詣したあと、
戒壇めぐりをしました。これは本堂の下に作られた
真っ暗な通路をぐるっと回って再び地上に出て来るもので
死と再生を意味するというものと言われています。
真っ暗の中、右手で壁を伝っていって、どれくらい歩いたの
でしょうか。時折前の人のカバンにぶつかったり
後ろから誰かにあてられたりしつつ、再び明るい地上に
出て来られた時は、本当に気持ちが一新するほどの
感覚を味わいました。
それから宝蔵へまいりまして、中におさめられていた
大蔵経のお厨子をぐるーっと一回りさせて、、
(これで万巻の大蔵経をすべて読んだというご利益が
あるんだそうで)
最後に宝物館を拝見して、善光寺参詣は
終わったのでした。
ゆっくり諸堂を拝観・参詣していたら
もうお昼近くになっていました。
これで善光寺も北向観音も両方の参詣ができました。
再びJR長野駅の方へ戻るのですが、、
途中でやはり善光寺に来たからには、、
名物の酒饅頭を買わないで帰るわけには
いきません。 ということでつる〇さんに
寄って、酒饅頭を2つ買いました。
一つ、待ちきれなくて歩道のベンチに座って
食べちゃいました。
JR長野駅に着いたら、お昼でした。
まぁねぇ、ここはやはーりお蕎麦、ということで
駅前のお蕎麦屋さんに行きました。
ここは十割そば、とあったので、ここにしたんです。
ここのお蕎麦屋さんは、注文もタブレット。
支払いは請求書にQRコードがついているので
それを機械に読み込ませてお支払いをする、
というお蕎麦屋さんでした。
メニューも、もりそばとかざるといった
普通のメニューもあったのですが、ちょっと変わったものが
いいなぁと思って肉そば、くるみたれかけ、というのに
しました。
食べての感想ですが、変わったのにしなくて
普通のかけそばとかざるそばにしておいたら
良かったなぁ、と思いました。
謙介の好みでは残念ながらなかったなぁ、
と思いました。
まぁそんなこともあるか、ということで
お支払いをしてお店を出て、、
駅前のデパートで、ここでなくては買えないような
食料品を買って、再びしなの鉄道に乗って
帰途についたことでした。
軽井沢行の電車で帰ります。
軽井沢へ、帰るのではありませんが。(笑)
ここの電車もJR九州と同じで赤いんですよ。
JR九州の赤は火の国の赤ですが、こちらは真田幸村の赤です。
これで善光寺参詣のお話はおしまいです。お読みくださって
どうもありがとうございました。
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Comments
宝蔵の大蔵経お厨子,チベット仏教などの摩尼車と同じ発想なんでしょうかねえ・・・どこから思いついたのか,何らかの繋がりがあるのか,猫をも殺す好奇心の持ち主としては大変気になります(笑)
Posted by: Ikuno Hiroshi | 25. 05. 07 PM 8:59
---Ikuno Hiroshiさん
この宝蔵、写真を撮りたかったのですが、写真撮影禁止というお達しだったので、写真がありません。摩尼車と同じ発想ではないでしょうか。というのか、転法輪ということでしょう。法輪を回す、という考えがベースにあるように思いますです。
Posted by: 謙介 | 25. 05. 07 PM 11:34
経蔵。最初は実用のための回転式書棚として、大蔵経のいろんな巻を出し入れするために作られたんだと思います。
時代を経て大蔵経を勉強する人がいなくなり、大蔵経を一式持っている事自体がステータスとなった。
そこに摩尼車の発想が入ってきて「一周させたら一通り読んだことと同じ」になったのかと推測しました。
Posted by: mishima | 25. 05. 14 PM 2:08
---mishimaさん
お返事がすっかり遅くなってしまい、申し訳ありません。前の仕事場は、自分の業務だけしていたら良かったのですが、今度のところは、ついでにあれもこれもやってね、とか言われて。ついでなんて聞いてない、とか思うんですけど、まぁ最初だし、というのでやる羽目になってしまって、結果時間がない、というようなことになってしまいました。何とか今日で5月も終わりなので、少し楽になりつつあるところです。
禅宗でも「転読」というお経の読み方をします。最初と最後の部分だけ読んで、後はお経の本を斜め上から斜め下にパラパラっと派手におろすという所作だけやんか、という端折った読み方ですが、、、次第にああいうふうに形だけ、ということになっていった、ということなんでしょうね。
Posted by: 謙介 | 25. 05. 31 AM 4:41