なーみちゃんたらぎっちょんちょんでぱいのぱいのぱいのルーツへ行く(3)
帰りのバスの時間が近づいてきました。温泉から
立ち去りがたかったのではありましたが、再び服を着て、
帰り支度をすることにしました。
帰りに玄関のところまで戻ってくると、、
あ、、今度は旅館の人だろうと思うのですが、年配の方が
おいででした。
お金、箱に入れておきました。というところから少しお話をしました。
何度か、営業時間のことについて電話をしたのでしたが、
切られてしまいました、と旅館の方にお話しすると
「最近、いたずら電話が多いので、、すみませんねぇ」という
ことでした。基本的にお休みはなしで、朝の9時から営業していますから、
ということを聞きました。
「わかりました。大変いいお湯でよかったです」とお話しすると
また是非きてくださいね、と言ってくださいました。
というようなことで、旅館を出てバス停に行くと、、
謙介と同じくらいの年齢の女性がバスを待っていました。
「この辺もすっかりさびれてしまいましてねぇ」ということを
話してくれました。1970年代は、この温泉、ジャングル風呂とかも
あって、この道路(バスの通ってきた道路)温泉客であふれかえっていて、、
というようなことでした。
まだ道の両側に家々はあります。おそらく以前はお土産物屋とかの
商店だったところも今やシャッターを下ろす、どころか
人の住んでいる気配が全く感じられないのです。
「お湯はよかったでしょう?」
「ええ、そりゃあもう」
「だけどあんなに多かったのに、今や人が来ないんですよ」
ということでした。
今回九州に住むようになって、いろいろな温泉に行く機会があったのですが、、
ほとんどの温泉、行ってもお客さんがいないんですよね。
街並みから以前は温泉街で人も来ただろうに、、というところは
結構あったのですが、、人がいません。
でもお湯はこんこんと湧き出ていて、、
というようなところばかりでした。
インバウンドのお客といっても、そういう外国人はガイドブックで
案内されている湯布院とか黒川温泉、別府温泉というような
有名どころへしか行きません。先日筌ノ口温泉へ行ったときなんか
日田から豊後中村まで特急に乗ったら、指定席は当然満席で
自由席も座席に座れず立っている人多数状態でした。
謙介は日田から豊後中村まで30分程度立っているだけでしたけど、、
博多から湯布院とかになったら、2時間以上たちっぱなしなわけで、、
そこまでして湯布院へ行きたいの? とか思います。
九州なんて温泉地は山ほどあるのに、、、
今回の湯の鶴温泉だって、前回の日奈久温泉だって、、
みんな貸し切り温泉でした。
この女性からかつてこの湯の鶴温泉がかつていかににぎわっていたのか
という話を聞くことができました。
本当にさびれてしまってねぇ、、というような話をしていたら
バスが来ました。
この方は途中、水俣市内に入る手前の住宅街で降りていかれました。
水俣の地元の方のようでした、、。
謙介は、そこからもう少し乗って、水俣市役所でバスを
降りました。
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