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24. 11. 22

次は八代(2)

実はよくあるパターンの話なのですが、
肥薩おれんじ鉄道の日奈久温泉駅から、実際の日奈久温泉の
温泉街までは、約1キロ、徒歩にして15分程度歩かないと
いけません。

Img_0982


以前はこの日奈久温泉駅から、日奈久温泉中心地まで
馬車が運行されていて、それに乗って、温泉に行く、
ということができたいたらしいのですが、馬の飼育管理を
出来る人がいなくなったり、そもそも馬そのものも減ってしまったり、
狭い道路いっぱいに馬車が走ると車が走れない、とか
諸事情が絡んでいって、
で、馬車は1984年で廃止になったとのことです。

ですから、今は徒歩で行くしかありません。

Img_0974
駅からしばらく歩き始めて、やはりあーあ、と
思ったことが起こりました。
とうとう雨が降り始めたのでした。
やれやれ。傘なんて持ってきてないぞ、、
天気予報の嘘つき、とか恨めしく思いながら、、
温泉に向かったのでした。

日奈久温泉の旅館も、立ち寄り湯をしているところがほとんど
で、そういうことで言えば、どこの旅館の立ち寄り湯を
使ったっていいのではありましたが、、
今回は「泊まれない旅館 幸が〇」というところに行きました。
これをお読みになった方、頭の中が???????
というようなことになるんじゃないかと思いますが、、

どうしてここに入りに来たか、と言いますと、
他の日奈久温泉の旅館の立ち寄り湯は、すべて共同泉源からの
引湯なのですが、この幸が〇と湯元の温泉だけは
自己泉源だったのです。自分のところから汲みだしたお湯を
そのまま浴槽に流している、という温泉だったのです。
それがここにした理由です。
それから泊まれない旅館、ということなのですが、、
ここも元々は温泉旅館だったのですが、、
今は館主さんのご事情で、日帰り入浴だけ、という
ことにしているのだそうで、、、

それともう一つここにしたのは、温泉の建物が
すごく趣のある建物だあった、
ということです。

ということで、小雨の中、旅館幸が〇に到着しました。
外観はこんな感じです。

Img_0980
中に入ると、、
こういう重厚な建物造りになっています。
上等の木材がふんだんに使われている建物だなぁと思いました。
入り口のインターホンを押すと、奥から館主の方が出て来られました。

Img_0977

入浴料金を払って、お風呂に行きます。
中には先客の方が入っておられましたが、、
ちょうど謙介が入ったのと入れ違いに、出て行かれ、、
結局、貸し切り状態に、、(笑)
脱衣場と、浴室が一体化している、
浴室の中の一隅がそのまま脱衣場、
というスタイルのお風呂でした。

Img_0979
ということなので、服を脱いでおくのは、脱衣籠に入れるだけですが
目の前で見ているので、盗難というようなことは考えられにくい
というような造りです。

上の写真手前がお風呂側です。

浴室はこんな感じの石張りです。ちょっとハイカラな感じ。

Img_0978

誰もいないのをいいことに撮影をしてみました。(笑)

お風呂のお湯は源泉かけ流しですから、文字通り湯水のように、
という感じでこんこんとあふれています。
泉温は熱かったです。あまり長時間入っていられないお湯でした。
ただ、先日来、謙介、肩回りが痛かったのです。
熱いのは承知でしたが、お風呂の中で肩周辺をよーく揉んで
おきました。
その時は、肩の痛みが少し軽減したかなぁ、程度だったのですが、、
家に帰ってから高いところのものを両手で取ろうとしますと、
痛かった左肩の痛みがほとんどなくなっていたではありませんか。
日奈久温泉のお湯、恐るべし、と思いました。
こういうのがやはり温泉の効能ですよね。

結局40分くらい出たり入ったりしましたでしょうか。
帰りの列車の時間もあるので上がることにしました。
服を着て、館主さんにお礼を言って、帰ることに、、
戸を開けると、さっきよりも雨脚が早くなっていて、、、
やれやれだなぁと思いました。
いったん今日はここまでとします。

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