次は八代(2)
実はよくあるパターンの話なのですが、
肥薩おれんじ鉄道の日奈久温泉駅から、実際の日奈久温泉の
温泉街までは、約1キロ、徒歩にして15分程度歩かないと
いけません。
以前はこの日奈久温泉駅から、日奈久温泉中心地まで
馬車が運行されていて、それに乗って、温泉に行く、
ということができたいたらしいのですが、馬の飼育管理を
出来る人がいなくなったり、そもそも馬そのものも減ってしまったり、
狭い道路いっぱいに馬車が走ると車が走れない、とか
諸事情が絡んでいって、
で、馬車は1984年で廃止になったとのことです。
ですから、今は徒歩で行くしかありません。
駅からしばらく歩き始めて、やはりあーあ、と
思ったことが起こりました。
とうとう雨が降り始めたのでした。
やれやれ。傘なんて持ってきてないぞ、、
天気予報の嘘つき、とか恨めしく思いながら、、
温泉に向かったのでした。
日奈久温泉の旅館も、立ち寄り湯をしているところがほとんど
で、そういうことで言えば、どこの旅館の立ち寄り湯を
使ったっていいのではありましたが、、
今回は「泊まれない旅館 幸が〇」というところに行きました。
これをお読みになった方、頭の中が???????
というようなことになるんじゃないかと思いますが、、
どうしてここに入りに来たか、と言いますと、
他の日奈久温泉の旅館の立ち寄り湯は、すべて共同泉源からの
引湯なのですが、この幸が〇と湯元の温泉だけは
自己泉源だったのです。自分のところから汲みだしたお湯を
そのまま浴槽に流している、という温泉だったのです。
それがここにした理由です。
それから泊まれない旅館、ということなのですが、、
ここも元々は温泉旅館だったのですが、、
今は館主さんのご事情で、日帰り入浴だけ、という
ことにしているのだそうで、、、
それともう一つここにしたのは、温泉の建物が
すごく趣のある建物だあった、
ということです。
ということで、小雨の中、旅館幸が〇に到着しました。
外観はこんな感じです。
中に入ると、、
こういう重厚な建物造りになっています。
上等の木材がふんだんに使われている建物だなぁと思いました。
入り口のインターホンを押すと、奥から館主の方が出て来られました。
入浴料金を払って、お風呂に行きます。
中には先客の方が入っておられましたが、、
ちょうど謙介が入ったのと入れ違いに、出て行かれ、、
結局、貸し切り状態に、、(笑)
脱衣場と、浴室が一体化している、
浴室の中の一隅がそのまま脱衣場、
というスタイルのお風呂でした。
ということなので、服を脱いでおくのは、脱衣籠に入れるだけですが
目の前で見ているので、盗難というようなことは考えられにくい
というような造りです。
上の写真手前がお風呂側です。
浴室はこんな感じの石張りです。ちょっとハイカラな感じ。
誰もいないのをいいことに撮影をしてみました。(笑)
お風呂のお湯は源泉かけ流しですから、文字通り湯水のように、
という感じでこんこんとあふれています。
泉温は熱かったです。あまり長時間入っていられないお湯でした。
ただ、先日来、謙介、肩回りが痛かったのです。
熱いのは承知でしたが、お風呂の中で肩周辺をよーく揉んで
おきました。
その時は、肩の痛みが少し軽減したかなぁ、程度だったのですが、、
家に帰ってから高いところのものを両手で取ろうとしますと、
痛かった左肩の痛みがほとんどなくなっていたではありませんか。
日奈久温泉のお湯、恐るべし、と思いました。
こういうのがやはり温泉の効能ですよね。
結局40分くらい出たり入ったりしましたでしょうか。
帰りの列車の時間もあるので上がることにしました。
服を着て、館主さんにお礼を言って、帰ることに、、
戸を開けると、さっきよりも雨脚が早くなっていて、、、
やれやれだなぁと思いました。
いったん今日はここまでとします。
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