山鹿へ(3)
山鹿バスセンターに到着しました。ここまでで
2時間もかかってしまいました。
行きたいところから行くことにしたために、、
まず行ったのが温泉です。
熊本はもともと肥後の国です。
肥後の肥は、もともとは火の国だったわけですね。
字が火では火事になってあまりよろしくないということで
土地の肥えている「肥」とした、というくらいですから
火山=阿蘇があります。
火山があるということは当然、温泉があるわけで、、
阿蘇山の周辺には有名な温泉がそこここにあります。
そんな温泉の中でも、山鹿の温泉も有名です。
また山鹿は温泉を核とした観光地づくりをしています。
実は謙介の友人もこの街づくりの委員でした。
それで、前に住んでいた愛媛に温泉を核とした街づくり
ということで見学に来られたことがありました。
なので山鹿の街づくりを見ていたら、結構
道後温泉とか、内子座を見て参考にしたんだなぁ、と
いうことがいくつもありました。
まずは温泉の建物です。
平成に入って、温泉の建物を新設したのですが
その際に、温泉の建物を近代的な建物にせずに
わざと古い建て方で建てました。
これがそう。
多分道後温泉本館を見て、いろいろと考えたんだろうなぁ、
というのが分かりました。
温泉の入浴料は何と350円でした。安い!
道後温泉本館なんか、謙介がいた4年前までは一番安い
のが400円だったのに、今や700円超えているんですよ。
さらに2階に上がって休憩所を使ったりしたら
1300円ですよ。こんな値段毎日おいそれと銭湯みたいに
行くようなことはとてもじゃないけどできません。
観光客のための料金ですよね。
それに比べて山鹿は立派な温泉で入浴価格は350円ですよ。
なんと良心的な価格でしょうか。建物の中は明治・大正時代の
レトロな温泉風の造りで、そこが大変情緒があってよいなぁ、と
思いました。温泉のお湯も、とろとろとした感じで
本当に効果がありそうなお湯でした。
すっかり堪能して、お風呂を出ました。
温泉を出たら、ちょうど正午でした。
折角熊本に来たのです。
やはーり熊本に来たら、「けとばし」ですよ。
これを食べなければなりません。
え? けとばしって何? 馬の肉です。
お馬さん。
馬の肉、実は謙介の今住んでいる街でもたまに売っています。
お刺身の馬肉とか、煮込み用の馬肉とか。
でもやはり牛さんとか鶏さんとか豚さんに較べて
お馬さんのお肉は高いんです。それをわざわざ、という気にも
なれなくて、お馬さんは滅多に買わないのですが。
まぁ、折角熊本に来たんだし、ということで
お昼はお馬さんにしました。
温泉からほど近いお食事処に行って、そこのお店の
名物料理、「馬重」をいただきました。
御飯の上に炒めたもやしを敷き詰め、その上に軽くあぶった
馬肉を敷き詰め、卵とショウガを大葉の上に載せてある
というものでした。
いただく時に特製のたれをかけていただくというものでした。
お店の方が料理を運んできてくださったときに、
お好みでブラックペッパーをかけていただいてもいいですよ、
と説明してくださったので、かけてみたんですが、、
謙介的にはちょっと合わない感じで、、
その横にあった一味唐辛子の粉を少し振ったら
謙介的にいい感じの味になりました。
結構量があったのですが、牛さんと違って、肉の味が
そうくどくなかったので、ぺろっと食べることができて
しまいました。
というようなことで、お馬さん重、おいしくいただくことが
できました。
きょうはここまでといたします。
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