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24. 10. 29

山鹿へ(3)

山鹿バスセンターに到着しました。ここまでで
2時間もかかってしまいました。
行きたいところから行くことにしたために、、
まず行ったのが温泉です。
熊本はもともと肥後の国です。
肥後の肥は、もともとは火の国だったわけですね。
字が火では火事になってあまりよろしくないということで
土地の肥えている「肥」とした、というくらいですから
火山=阿蘇があります。
火山があるということは当然、温泉があるわけで、、
阿蘇山の周辺には有名な温泉がそこここにあります。
そんな温泉の中でも、山鹿の温泉も有名です。
また山鹿は温泉を核とした観光地づくりをしています。

実は謙介の友人もこの街づくりの委員でした。
それで、前に住んでいた愛媛に温泉を核とした街づくり
ということで見学に来られたことがありました。
なので山鹿の街づくりを見ていたら、結構
道後温泉とか、内子座を見て参考にしたんだなぁ、と
いうことがいくつもありました。

まずは温泉の建物です。
平成に入って、温泉の建物を新設したのですが
その際に、温泉の建物を近代的な建物にせずに
わざと古い建て方で建てました。
これがそう。

Img_0680_20241028212401

多分道後温泉本館を見て、いろいろと考えたんだろうなぁ、
というのが分かりました。
温泉の入浴料は何と350円でした。安い!
道後温泉本館なんか、謙介がいた4年前までは一番安い
のが400円だったのに、今や700円超えているんですよ。
さらに2階に上がって休憩所を使ったりしたら
1300円ですよ。こんな値段毎日おいそれと銭湯みたいに
行くようなことはとてもじゃないけどできません。

観光客のための料金ですよね。
それに比べて山鹿は立派な温泉で入浴価格は350円ですよ。
なんと良心的な価格でしょうか。建物の中は明治・大正時代の
レトロな温泉風の造りで、そこが大変情緒があってよいなぁ、と
思いました。温泉のお湯も、とろとろとした感じで
本当に効果がありそうなお湯でした。

Img_0679
すっかり堪能して、お風呂を出ました。
温泉を出たら、ちょうど正午でした。

 

折角熊本に来たのです。
やはーり熊本に来たら、「けとばし」ですよ。
これを食べなければなりません。
え? けとばしって何? 馬の肉です。
お馬さん。
馬の肉、実は謙介の今住んでいる街でもたまに売っています。
お刺身の馬肉とか、煮込み用の馬肉とか。
でもやはり牛さんとか鶏さんとか豚さんに較べて
お馬さんのお肉は高いんです。それをわざわざ、という気にも
なれなくて、お馬さんは滅多に買わないのですが。

 

まぁ、折角熊本に来たんだし、ということで
お昼はお馬さんにしました。
温泉からほど近いお食事処に行って、そこのお店の
名物料理、「馬重」をいただきました。
御飯の上に炒めたもやしを敷き詰め、その上に軽くあぶった
馬肉を敷き詰め、卵とショウガを大葉の上に載せてある
というものでした。

Img_0681
いただく時に特製のたれをかけていただくというものでした。
お店の方が料理を運んできてくださったときに、
お好みでブラックペッパーをかけていただいてもいいですよ、
と説明してくださったので、かけてみたんですが、、
謙介的にはちょっと合わない感じで、、
その横にあった一味唐辛子の粉を少し振ったら
謙介的にいい感じの味になりました。

結構量があったのですが、牛さんと違って、肉の味が
そうくどくなかったので、ぺろっと食べることができて
しまいました。

というようなことで、お馬さん重、おいしくいただくことが
できました。

きょうはここまでといたします。

 

 

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