みすずは刈らんかったけど(7)
長野駅に戻ってきたのは、12時半でした。
謙介が乗る新幹線「はくたか」は長野駅12時51分発でした。
少し時間がありましたので、駅の中のお土産物屋を見ました。
仕事場の同僚にお菓子を買ってホームのほうに。
自分が乗るホームとは違うホームに
新幹線の車両がとまっていました。
日頃九州・山陽新幹線を見慣れている身からすると、
窓が小さいなぁ、というのが第一印象でした。
↑が北陸新幹線 ↓ が山陽九州新幹線。(窓の大きさが違う気がするんです)
やがてホームに放送があって、はくたかが入線してくることがわかりました。
指定されていた席に座ります。リクライニングにしないと
座席は直角、という感じでしたので、後ろの方に
「倒しますが、かまいませんか? 」と聞いてから
少し倒しました。
座席の色が、日頃乗っている新幹線の色と全く違うので
新鮮な感じがしました。
頭を預ける位置のクッションが身体に応じて移動をするのが
いいですね。
列車は長野駅を発車しました。
発車してすぐに前日知り合いを訪ねた建物が山の上に見えました。
ああ、昨日はこういうところに来ていたのか、とか
思いました。
新幹線は長野県から新潟県へ出て、日本海沿いを走って
富山県に入りました。 さすがにコメどころですね。
窓からの風景は田園の中を走っていきます。
富山、高岡と通過して、電車は石川県にはいりました。
金沢、加賀温泉、芦原温泉と停まって、福井県に入りました。
今回、長野から大阪に行くにあたって、名古屋経由(特急しなの→のぞみ)
にしようか、敦賀経由にしようかと迷ったのですが、
やはり北陸方面の列車に一度も乗ったことがなかったので、
今回ははくたか→サンダーバードで大阪に行くことにしました。
長野から乗った、はくたかは定刻の午後3時16分に
蟹さんの敦賀に到着しました。
敦賀は古事記の中に「この蟹やいずくの蟹、この蟹はつぬがの蟹」と
いう歌がおさめられています。本当にこの辺の蟹は大昔から
有名だったのですね。
福井県の中でも敦賀までは一度来たことがあったんですよね。
でもそれは京都に住んでいた頃ですから、もうずいぶんの前の
ことです。
敦賀駅からは海が見えました。
ここで20分ほど接続時間があったので駅の中のコンビニで
ホットコーヒーとアイスクリームを買って、サンダーバードに
乗り込みました。
サンダーバードは全車指定席とのことでした。
サンダーバードは午後3時44分に敦賀を出発しました。
湖西線経由で走って京都へ。それから東海道線で大阪へと
行く特急です。
途中の停車駅は敦賀を出発したら京都と新大阪だけ、
という特急です。
敦賀を出てトンネル区間を経て、景色が開けてくると
滋賀に入ったのだなぁ、という気がしました。
(近江塩津の駅を通過したので、ああ滋賀に入ったのだなぁ、
と名実ともに思ったのでしたが)
湖西線は高架を走ることが多いので見晴らしがよく、
琵琶湖を望みながら走りました。
当たり前のことですが、日本一の湖なので、本当に風景が海の
ような気がしました。
琵琶湖の景色をワクワクしながら見ているうちに
電車は次第に建物が密集した大津市内に入ってきました。
トンネルを出たら山科で、あらまぁ、もう京都だ
という感じでした。
そのうちに東山のトンネルを出たら京都でした。
あとは見慣れた(笑)風景で、新大阪に停車し、
午後5時過ぎに大阪駅に着いたのでした。
後はホテルに行くだけだったのですが、、
ホテルからまた出て、夕食を食べに行くのはもうしんどかったので、
駅前の阪神の地下で、お弁当を買って、ホテルに入りました。
(最近このパターンが多いです)
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