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24. 08. 15

お盆の帰省(2)

本当に暑いですねぇ、 オリンピックは終わりましたけど、
少しは涼しくなるかと思って、同じフランス開催の
冬季オリンピックの時の「白い恋人たち(グルノーブルの13日)」
を聞いているんですが、ちっとも涼しくなりません。
(そりゃそうか。)


お盆帰省の2日目です。
謙介、今回の帰省、用事が多かったので、2日目も
午前中は用事をして、午後の新幹線ということで
予約を入れてたんですよ。
そうしたら、1日目にがんばったので、2日目の用事が
なくなってしまいました。
じゃあまぁ九州に行こうかと思って、四国から出発したのです。
(朝の8時20分)
1時間ほどで岡山に着きました。

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岡山駅のみどりの窓口に行って
早い時間のさくら号に空席があるかどうか聞きました が、
まあねぇ、お盆の時期に新幹線の空席なんてねぇ、

空席があるなんて、まぁないだろうとは思ってたんですけど、、

にべもなく「ありません」と言われてしまいました。
まぁ指定席を取れているんですから、変更なしで
その指定席で九州に戻ることにしました。
ちなみにさくら号の出発は午後2時11分です。
謙介が岡山駅にいた時間は、9時半でした。

どうするかなぁ、、
その時、あ、そうだそうだと思い出したことがありました。
日本全国に都道府県立図書館は47あるわけですが
その中で、ライブラリアンの意見でどこが評価が高いかと言えば、
1位は鳥取なんですよね。僅差で2位が岡山だったでしょうか。

そうだ図書館に行こう、ということを思いつきました。
ということで世評に人気の高い岡山の県立図書館に
行ってみることにしました。

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図書館へは、路面電車(岡山電気軌道=岡電)で行きます。
岡電の路線は清輝橋線と東山線に分かれていますが
県立図書館へ行くには、東山線に乗ります。
県庁通りで降ります。

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交差点の名前がよその人には難読かもしれません。
内山下交差点、というのですが、
読みは「うちさんげ」と読みます。


目の前には(本店 岡山)の看板がある中国銀〇の
本店が建っています。

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そこから350メートルほど行くと
県庁舎が先に見えてきました。
前川國男さん設計の建物ですね。今年の3月に改修工事が
終わったばっかりなので、古い建物とは思えないくらい
きれいになっていました。

Img_0078
加えて先日のオリンピックで大活躍だった
男子体操の金メダリストが岡山県のご出身だったということで
もう顕彰の垂れ幕がものすごいことになっていました。

あ、県庁の話ばかりしていますが、行くのは県庁ではなくて、図書館です。
土日の図書館は、午前10時開館なので、開いた直後でしたが
もう相当の人が入っていました。

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やっぱりすごいなぁ、と思ったのは、返却カウンターでした。
3つくらいの返却図書の山があって、、、担当の方が
ものすごい勢いで返却処理をされていました。

館内をぐるっと一回りしてみたのですが、開館10分後にもかかわらず
もう100人くらいの利用者さんが入館していました。
蔵書冊数は160万冊。資料の年間予算は減ったとはいえ、
9000万円台というのはすごいと思います。
都道府県の全国平均は、4000万円台ですし。
名前は出しませんけど、九州の某県の県立図書館の資料費の予算、
2023年度は2850万だったと聞きました。

そういう中で9000万円台というのは、
潤沢な予算が確保できているのではないでしょうか。
館内をあちこち見てまわって面白かったのは、交通関連の図書の
コーナーがあったことですかね。
航空機は少なかったのですが、船舶、鉄道、バス、の資料は
ありました。
あと、利用者に対して、さまざまなテーマの調べ方の
パンフレットを作って置いてありました。

おもしろかったのは、今年が瀬戸内海国立公園ができて
100年目なんですけど、、四国の図書館にも
当然その展示企画はありました。
ですが、同じ瀬戸内海国立公園と言っても、、
岡山県のほうは、国立公園の中の山を中心にした
展示が多くて、、、瀬戸内海と言いつつ
ちょっと違った感じを受けました。
図書館の中で、2時間あちこちの資料を見回って
楽しみました。


お昼になったので、再び電車に乗って岡山駅に戻りました。
岡山駅前に高島〇がありまして、ここの食堂に
行こうと思っていました。
電車で駅前に着き、歩いて5分ほどでデパートに
到着です。食堂は8階にありました。

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岡山高島〇の建物は、もうなくなってしまいましたけれども
心斎橋の十合と同じ村野藤吾さんの設計です。
岡山にある唯一の村野建築なんですよね。
この建物ができたのは1973年のことだそうですから
もう51年目になるのですね。
入った感じは、一階は天井も高く、照明器具も凝ったものが
付けられていて、昭和の百貨店という感じの造りでした。
百貨店に行くのが晴れの日の買い物だったり
娯楽だったりした時の、ゴージャスさを演出するような
内装でした。 思わずそうそう、デパートってやっぱり
こういうのだったよね、とか思い出させる造りでした。
8階にあがり食堂の前に来ました。

ところが、、、お盆のデパートの食堂のお昼なんて
すごい人です。一応入り口のところに名前を書いて
おきました。20分ほどで呼ばれました。
デパートの大食堂なんてもう何年ぶりでしょうか。
前任地にも髙島〇と〇越と2軒のデパートがありましたが、、
どちらも大食堂がなくなってしまいました。
(赴任した最初のころはあったんですけどね)

折角岡山に来たので、岡山の名物をいただかなければ
なりません。ということでえびめしにしました。
注文をして、、、さらに20分。(やれやれ)
ようやっとのことでえびめしさん到着です。
これがえびめしです。
色が黒いですがカラメルソースの味で非常に穏やかな味です。
これは万人受けするなぁ、と思いました。

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食べ終わったら、1時間ほどかかっていました。
後は、岡山駅の地下街で、すこしパンを見ました。
岡山には東京の銀座の木村〇から枝分かれした
岡山の木村〇のパン屋さんが
あります。
ここで懐かしいものを発見しました。
「労働研究饅頭」です。
略して労研饅頭(ろうけんまんとー)と呼ばれているものです。
謙介の前任地でもこの労研饅頭のお店が市内に2軒ほどあって
よく買い求めたものでした。 まぁ昔風の蒸しパンなんですけど、、
保存料は一切入っていないので、賞味期限は当日のみ。
翌日にはもう固くなっています。
それと、せっかく木村〇なので、あんぱんを買いました。

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駅の待合室に行きました。(1時45分)
そうしたら、ホームの放送で、、、
「東京方面からの列車は、地震の影響による徐行運転のため
すべての列車が10分程度遅れております」ということでした。
だけど、謙介さんのさくら号は別に東京から来るわけでなし、、
と思っていたら、のぞみが遅れて走っていたため、その
影響を受けてさくらも遅れている、ということでした。
結局、14時11分のさくら号がホームに入ってきたのは
20分のことでした。
岡山駅を11分遅れて出発したさくら号は、
少しずつ時間短縮して行って、、
博多には5分遅れ、というところまでになっていました。
ところがこの電車、博多の次の新鳥栖でリレーかもめに
接続することになっていたのですが、、、
どうするのかなぁ、と思っていたら車掌さんが
「新鳥栖駅でリレーかもめ号にご乗車予定のお客様は
少々お急ぎください。リレーかもめはご乗車を確認してからの
発車です」ということでした。
というようなことで、さくら号は5分遅れで最寄り駅に到着したのです。
で、そこから在来線に乗り換えだったのです。
在来線は、16時40分発だったのですが、、
45分になっても車両の姿は見えません。
その時になってようやっと構内放送があって、、
謙介の乗る列車は20分遅れで現在運転しています、
ということでした。
どうして20分も遅れたのかしらん。と思っていたら、、
あまりに暑いから、レールが暑さでゆがみそうになってしまって
徐行運転しているのだとか。

まぁあまりに暑いからレールさんかてつむじ曲げて
しまうんぞな、 というようなことでした。

列車は、20分遅れでホームに入ってきました。
乗っていたお客さんをおろして、謙介たちが乗り込みます。
結局なんだかんだとあって30分遅れで列車は発車しました。

まぁ、いろいろとありましたが、無事に帰ってこれたので、
すべてよしとしたいと思います。

ということで途中下車の岡山でした。

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