みすずは刈らんかったけど(5)
翌日はホテルの食堂でごはんを食べて、朝の7時にホテルを
出発しました。長野駅前まで行って、そこから善光寺行きのバスに
乗るのです。
前回長野に来たのは、春3月で、いくら歩いたって
汗なんてかかない季節だったから、謙介は長野駅から
善光寺まで歩いたのですが、朝の7時段階で30度近い気温になっていて
こんな中、歩くのってしんどい、ということになって、今回は
善光寺までバスで行きました。
正確には、善光寺の境内の一番南の端の大門の手前まで
ということでしたが、それでも、約2キロバスに乗れましたし、、
バスだと10分で着いたので時間短縮にもなりました。
善光寺は昔から庶民のお寺としてやってきた寺院なので
参道に沿って、両側に浅草の仲見世のような
商店街がありました。たいていの商店はまだ開店はして
いなかったのですが、スタ○と菅笠を売っているお店だけは
早朝営業をしていました。
朝の参道は店が開いていないので、ちょっと寂しい感じは
しますが、その分、ご参詣の方も少なくて
落ち着いた風情で参詣ができるという利点も
あるように思いました。
行った日も、すでにご参詣の老若男女が来ていました。
東日本の木造建築物では一番大きな建物だそうで、、。
なるほど近くなるにつれて大きさがひしひしと
感じられてきました。
お参りをして、再び元来た道を戻ります。
歩くと判るのですが、長野駅から善光寺までは、
緩やかな坂になっています。(もちろん善光寺のほうが
標高が高い)
再び大門まで戻り、今度は左折します。
長野駅までは緩やかな坂だったのですが、
東側は、はっきりと坂が分かるほどの急な傾斜の坂でした。
それを下ったところに、長野電鉄の善光寺下の駅が
あります。
といっても長野電鉄、長野市内は地下化しているので
駅は地下にあります。
さすがというのか、駅に降りてきたら、ひんやりと
して涼しかったです。しかし、湿度がすごくて
涼しいけれど、からっとはしていなくてじとじとと
した感じでした。
それと驚いたことがありました。電車の走行音がものすごいのです。
謙介も、いろんなところの地下鉄に乗りましたが、ここまで
走行音がものすごい地下鉄道ははじめてでした。
その音が大きい上に、微妙にトンネル全体に籠って
ゴーってすごい音で聞こえてくるのは、もうね、地獄の釜の蓋を
あけたらこんな音がするんじゃないのか、と思うくらいの
すごい音でした。電車の走行音は一度しなくなって
また再び大きな音でゴーっときこえはじめした。
つまりは隣の駅から来る電車の音がここまで聞こえてきている
ということなのでしょう。
しばらくすると、電車が駅に入ってきました。
長野電鉄の地下化は結構以前のことなので、駅の構造が
古い感じがしました。ちょっと見たところ、阪急京都線の大宮とか
西院の駅に似ている感じでした。
信州中野行きの電車に乗って、途中の小布施まで行きました。
ということできょうはここまでといたします。
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Comments
私も昨年春に善光寺に参拝しましたが、ご開帳で無い年はそんなに人も多くなく、ゆっくり参拝することができました
善光寺下駅。寂れた感じで、夜、一人でこの駅のホームで待っているのは怖かったです。そこに電車が近づいてくると轟音と強風で驚きました
Posted by: mishima | 24. 08. 09 AM 11:52
----mishimaさん
長野電鉄の善光寺下駅、電車の走行音が不気味で怖いですよね。
謙介も地下鉄なんて数えきれないくらい何回も乗っていて、
電車を駅で待つこともあったのですが、あそこまで不気味な走行音で電車が迫ってくることがなくて、、本当に怖かったです。何か他の駅の地下の構造と長野電鉄は軌道が違うんでしょうか。
Posted by: 謙介 | 24. 08. 09 PM 1:48