みすずは刈らんかったけど(4)
今回の旅行のテーマ、「みすずかる」ですが、
「みすずかる」は万葉集の中に出てくる「信濃の国」にかかる枕詞です。
最近は「みすずかる」は誤読で「みこもかる」が正しい、という
説が優勢になっているのですが、音は「みすずかる」のほうが
さわやかな感じがしません? 「まこも」はやっぱり
もったりした感じがするので、今回はみすずかるを
採用したというようなことでございます。
松本から乗った特急しなの9号は約1時間程度で長野駅に着きました。
ここでいったん改札口を出ますが、すぐまた今度はしなの鉄道線の
切符を買って再び列車のホームに戻ります。
今度はしなの鉄道の2両連結、妙高高原行きの列車に乗ります。
接続時間は10分ほどだったのですが、、謙介が乗ったのが
発車ぎりぎりだったので、乗るとすぐにドアが閉まって
電車は動き出しました。車内は下校の高校生が多く乗っていて混雑していました。
2駅ほどで、三才という駅に着きました。
歩くと15分ほどかかるのと、駅からはずーっと上り坂で
夏のこの時期に歩いてきてもらうと、もうヘロヘロに
なるだろうから、ということでわざわざ車を出してお迎えにきてくれていました。
電気車の日○のノートは、結構な急坂を上っていきました。
なるほど、こんな暑さの時にこの急坂を上ると
着くころにはヘロヘロになるよなぁ、と思いました。
友人の仕事場に着いて、いくつかの書類を渡したり
情報交換をしました。今時、電話とかZOOMというような
通信手段もありますが、やはり対面がいいなぁ、と思いました。
2時間ほどいろいろなことについての情報交換をして辞去しました。
帰りはJR長野駅までバスで行きました。
前回来たのは、2000年ごろだったので↓ な長野駅でしたが
今回の長野駅はこんなふうに変わっていました。
柱にすべて提灯がぶら下がっていました。
まずは駅前のホテルにチェックインしました。
とりあえず荷物をホテルに置いて、ちょっと休憩をしてから
夕食に行くことにしました。
JRの駅の中に、長野県 長寿食○という長野の地場産品を活かした
メニューの食堂があったので、そこに入ってみました。
注文したのは「きのこと信州ポークのバターポン酢炒め定食」というものでした。
豚肉の唐揚げに、しめじとえのきだけを炒めてポン酢であえた
ものがかかっていました。唐揚げはカリッとした食感なのですが
それに柔らかいキノコが合っていておいしかったです。
(これなら家でもできそう、ということは思いました)
あと時節の茄子を実に使ったお味噌汁もおいしかったです。
食事を済ませた後、駅の構内の名店街をめぐって
お土産物をみてみました。
(今日は見ただけ・買うのは出発直前の明日にします)
まぁ信州ですから、お蕎麦ということを考えたのですが、、
ちょっとびっくりしたのは、蕎麦粉100%の蕎麦というものは
見た限りは一つもなくて、全部何パーセントか小麦粉のつなぎの
入ったものばかりだった、ということです。
そういうものなのか、ということをちょっと思ったりしました。
お菓子もありましたが、やたら軽井沢とか高原なんとか、
と地名をつけたものが結構ありました。
(でもね、別に軽井沢でなくてもクッキーとか
柑橘オレンジのジャムはできると思うしなぁ、、
それに軽井沢でいよかんとかオレンジって採れるの?
(という面倒くさいおっさんの思考がありました)
いろいろとエキナカのショップを1時間ほど見て、
ホテルへと戻ったのでした。
今日はここまでとします。
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