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24. 08. 03

みすずは刈らんかったけど(3)

しかし、本当にこの日も信州は暑かったですねえ。
お城の入り口に「関所」がありまして、
ここで700円の拝観料を払って城内に入ります。
でもさすが国宝のお城ですね。
美しいたたずまいです。

Img_8980
タクシーの運転手さんは、松本の観光は松本城だけ
とかおっしゃいましたが、、ものすごい人数の観光客が
来られていました。
もう老若男女、国の内外から、という感じでした。
だけど、ほら、国宝のお城ということは、大阪城とか
岡山城、熊本城と違って、エレベータもなければ
エアコンもない、ということなんですよね。
しかもお城なんてもともと戦略施設ですから
中は実用本位の造りです。つまり、階段なんかは
急傾斜でしかも段差が大きい、しかも階段の幅も狭い、
ということで、、、、要するに
観光客が大挙して昇降するなんていうことは
全くの想定外なわけで、、、
階段の至るところで、階段を上下する人の列ができていました。
そして当然のことに暑い。

Img_8982
業務用の扇風機がフル稼働はしていたのですが、、
そんなもの追いつきません。

汗だくになってのお城見物でした。
教訓。松本城には夏来てはいけない。
長年の懸案の松本城見学ができたので
安らかな気持ちになって、お城を後にしました。
帰りは急いてはいなかったので、歩いて駅まで
行くことにしました。
松本の街はこじんまりとした小都会でした。
途中川を渡りましたが、その水の透明で清らかな
流れは本当に涼し気でした。

Img_8990
それから、トイレとか食事前とかに
何度か手を洗ったのですが、何回、
どこで洗っても、水は大変冷たかったです。

途中郵便局に寄る必要があったので、松本郵便〇に
寄って、再び駅に戻りました。
駅に戻ってきたのはちょうどお昼でした。
折角信州に来たのですから、、ここはやはりお蕎麦と
思って、駅近くの蕎麦屋さんに行きました。
きつね蕎麦を注文しようと思ったのですが、、、
メニューには、きつね蕎麦の文字はなくて、、
油揚げそば、とありました。
「油揚げそば、って、甘辛く炊いたお揚げが
乗っているお蕎麦ですよね」と確認して注文しました。

ということで、はい、と来たのがこれでした。
長野は東日本ですから、やはりおつゆのいろが黒い。

Img_8993

でもまぁおいしくいただきました。
再びコインロッカーの所に行き、預けておいた荷物を引き出し、、
駅中の待合室に行きました。


15分ほど待って改札口のほうへ。
松本駅には自由通路があって、駅東西をつないでいます。
西側のほうは全面ガラス張りで、アルプスの山並みが
美しく見えていました。

Img_8995
改札口の周辺には、登山の人でしょうか、
大きなリュックサックを担いだ人たちがたくさん
いました。
夏山登山なんでしょうね。

こないだ亡くなった父は、すぐ下に弟がいたのでしたが、、
その人が、70歳を過ぎたのに、山登りばかりしている
と怒っていました。もういい加減、高齢なんだから
な山登りなんかやめろ、といつも言っていました。
本人にも忠告したとのことですが、怒って電話を切られて
それっきりになった、と言っていました。
「あれはアホや」というのが父の口癖でした。

そしてそのおじさん、(謙介から見たらおじさんですが)
三重の御在所岳に登山途中、滑落してしまいました
救助ヘリが出て救助したらしいのですが、死亡が確認された
というようなことでした。
「そらみたことか」と父は怒る怒る。
というようなことがありました。

そんなことを思い出しながら階段を下ってホームに行きました。
名古屋から走って来た、特急長野行しなの9号に乗ります。
列車は定刻に来ましたが、接続した列車の遅れで、松本駅を
少しだけ遅れて発車しました。

列車は途中姥捨の見晴らしのいい地点を通過して
川中島を経て長野市内に入っていきました。
少し遅れて松本を発車したのでしたが
長野駅には定刻に到着ということでした。
ということで、長野駅に到着しました。

Img_9001_20240801200001

あの時は長野駅前で宇多田ヒカ〇のトラベリン〇が
なんか知らんけど何度も放送されていたなぁ、と
思い出しました。
(今日はここまでとします)

 

 

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