« 長崎へ(その12) | Main | 長崎へ(その14) »

24. 04. 06

長崎へ(その13)

西坂を降りて再び長崎駅前に出ました。
ここからまた路面電車に乗って浜町まで行きました。
長崎の名物でもあったら買おうかなぁと思ったのです。
長崎には以前はデパートが2つあったのですが、
ひとつはなくなって、今は浜〇というデパートだけです。

Img_8109
デパ地下でいろいろと見たのですが、、
結局カステラくらいしかめぼしいものはなくて、、
カステラだったら謙介の住んでいる街のデパートの
地下に福砂〇があるので、別にそこで買えばいいしなぁ、、、
と思いました。


以前、長崎の人に聞いたことがあったのですが、、
長崎の人が何か人に用事を頼む場合、
軽い用事であれば、文明〇のカステラを持って行くんだと。
重要な用事の場合は、福砂〇のカステラを持って行く、
ということを聞いたことがあります。(真偽のほどは、、
知りませんけれども、、、)
で、めぼしい買い物もないなぁ、、と思って1階に
上がってきましたら、、1階に浜乃〇という
大判焼の店がありまして、、
ついつい大判焼となると買ってしまいます、、。

Img_8107
お店の人に「つぶあんありますか?」と訊いたら
もうこしあんしかありません、ということだったので
こしあんのものを1個買って、すぐ横のベンチに腰掛けて
いただきました、、、。どうしても関西出身の人間は
姫路の御座〇と比べてしまうんですよね。
御座候に較べたら、生地がちょっと硬めでした。
何か粉の配合に企業秘密があるのだろうとは
思うのですが、、、、

Img_8108_20240402223601

 

ここのお店では大判焼ではなくて回転焼きという
看板が出ていました。
いずれにしろ、甘いものをいただいて一息つけたので
浜町からJR長崎駅までは歩くことにしました。
幸いに雨も降っていませんでしたし、、、
駅は何となく北西方向だ、ということで
道は全然わからなかったのですが、なんとなく
北西方向へ歩いていましたら、、、
突然視界が開け、大きな建物が目に入ってきました。
なんだろうか、と思ったら長崎市立図書館と
あるではありませんか。
あらま、と思って早速入館しました。
新しい図書館でした。

Img_8112_20240402223601

本の並びについておもしろい配置をしていました。
1階と2階が閲覧フロアだったのですが
1階には、地理歴史・文学(小説)・家事
という図書と新聞、雑誌が置いてあって
2階はそれ以外の資料が置いてありました。
図書館で一番利用の多いジャンルは地理、(旅行ガイド)
家事(お料理のレシピ)文学(小説)なのです。
利用の多いのを一番見やすいところに置くという
配置でした。

図書館の展示で知ったのが、今年が遠藤周〇さんの
生誕100周年になるのだとか。
帰ったら、また『沈黙』とか読んでみようかな、
と思ったことでした。
図書館を出て、駅の方向に行こうとして
路ばたにあった石碑に眼を取られてしまいました。
向井去来の生誕の地とあります。

Img_8114

あれまぁ。向井去来さん長崎の方だったのかぁ
とその時知ったのです。
どうして謙介が、ことさらに驚いたのかと言えば
向井去来は後に京都の嵯峨野に落柿舎という草庵に
住み、そこで一生を終えるのです。
元右京区民にとって嵯峨野の落柿舎は懐かしい場所ですし
容易に頭の中に落柿舎周辺の風景が浮かびます。
いきなり目の前で、京都の嵯峨野を思い出すような
ことになったので、驚いたというようなことでした。

石碑を後に長崎の町を歩きますが、、
それがいきなり目の前に急な上り坂が現れたかと
思ったら、今度は崖のような階段があったり、、で
直線距離としてはそう長い距離を歩いたのでは
なかったのでしょうが、、何せアップダウンが
激しくて、、、改めて平面がない、ということを
体感させられたようなことでした。

しばらく歩くと川に出ました。
で、前の方を見たら、、こんなお店がありました。
下は川なので、、橋の上に家が建っているという
ことなんでせうね。

Img_8115

このお店の前を通ると、長崎駅前から大浦へ行く
覚えていた道に出ました。あ、ここを右折したら
いいんだ、ということでずんずん歩いていくと、
果たして長崎駅前に出たのでした。
ホテルに、午後6時過ぎに戻ってきました。
今日はここまでといたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

|

« 長崎へ(その12) | Main | 長崎へ(その14) »

おでかけ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 長崎へ(その12) | Main | 長崎へ(その14) »