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24. 03. 29

長崎へ(その5)

ということで、長崎市内に戻ってきました。
晩御飯はどうしましょう、ということになりました。
(食べることばかり言っている気もしますね。
でも旅の楽しみって、現地でしか味わえない食事に
あるように思うんですよ。)

実は、最初から決めていたことがありまして、、
ちゃんぽんの店と〇宗は絶対に行こう、
ということでした。長崎に来たら、
〇宗はやはり外せません、ということで、
晩は〇宗にしましょう、ということになって
浜町(はまのまち)アーケード近くにある本店に
連れていっていただきました。
建物は、こんなふうに情緒のある建物です。

Img_8009
入り口には下足番のおじさんがいらっしゃいまして、
入ると靴を脱いであがります。
その靴と引き換えに、木の大きな札(25センチくらいあった)
それをいただきます。その木の札をいただく時に、
下足番のおじさんが控えで持つ木の札とこちらに渡してくれる
木の札を拍子木のようにパチリと叩いて、「お客様2名
お願い」と店にいる方に知らせます。
その恰好が本当に鯔背というのか、かっこいい!と
思わず見惚れてしまいました。
お食事をいただけるお部屋は2階でした。
大きな広間になっていて、どちらも和室だったのですが
片方は椅子席で、片方は畳にそのまま座る形式になって
いました。たまたま椅子席のほうが空いたので、
椅子席に案内されました。
おお、と思ってびっくりしたのが、この〇宗のような
老舗でも、注文はタブレットで行うことになっていることでした。
我々の横では、台湾からのご家族連れがお食事でした。
もう〇宗と言えば、蒸し寿司と茶碗蒸しのセットです。
この茶碗蒸しがことのほかおいしいのです。
それで絶対長崎に来たら〇宗の座敷で茶碗蒸しをいただこう、
ということだけは当初からの計画でした。
しばらくすると(意外なほど早く 7,8分くらいだったでしょうか)
お店の方が蒸し寿司と茶碗蒸しを持ってきてくださいました。
食器はこんなふうで、、

Img_8006
あけるとこういうふうな感じです。

Img_8008_20240325164501

ああおいしい! と茶碗蒸しを一口いただいて思いました。
秘伝の味ということが、タブレットの中に書かれて
いましたが、本当にこの味であれば秘伝だろうなぁ
と思えるおいしさでした。

〇宗に連れてきてもらった友人にも感謝しつつ、
お店を後にしました。
今回はJR長崎駅すぐ近く(というのか
駅の横)のホテルだったので、そこまで
歩くことにしました。
眼鏡橋って、この近くですか?と質問したら、
じゃあ行きましょう、ということになって、、
結局その日乗せていただいたレンタカーを返したのが
大浦で(大浦天主堂とかグラバー園の近く)
浜町まで歩いて、そこから眼鏡橋まで行きました。
夜の眼鏡橋はこんな感じでした。

Img_8014

眼鏡橋を見て、いろいろと話をしながら、長崎駅まで来ました。
要するに長崎市内の南半分を歩いた、ということになりました。
でも、そのおかげで最初、地図を見てもちんぷんかんぷんだった
長崎市内の地理が、歩くことで大分身体の中に入ってきて、、
ここをこう行けばいいのだ、ということもわかりました。
ホテルの入り口で、今日のお礼を言って握手して別れたのでした。

今日はここまでといたします。

 

 

 

 

 

 

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