長崎へ(その5)
ということで、長崎市内に戻ってきました。
晩御飯はどうしましょう、ということになりました。
(食べることばかり言っている気もしますね。
でも旅の楽しみって、現地でしか味わえない食事に
あるように思うんですよ。)
実は、最初から決めていたことがありまして、、
ちゃんぽんの店と〇宗は絶対に行こう、
ということでした。長崎に来たら、
〇宗はやはり外せません、ということで、
晩は〇宗にしましょう、ということになって
浜町(はまのまち)アーケード近くにある本店に
連れていっていただきました。
建物は、こんなふうに情緒のある建物です。
入り口には下足番のおじさんがいらっしゃいまして、
入ると靴を脱いであがります。
その靴と引き換えに、木の大きな札(25センチくらいあった)
それをいただきます。その木の札をいただく時に、
下足番のおじさんが控えで持つ木の札とこちらに渡してくれる
木の札を拍子木のようにパチリと叩いて、「お客様2名
お願い」と店にいる方に知らせます。
その恰好が本当に鯔背というのか、かっこいい!と
思わず見惚れてしまいました。
お食事をいただけるお部屋は2階でした。
大きな広間になっていて、どちらも和室だったのですが
片方は椅子席で、片方は畳にそのまま座る形式になって
いました。たまたま椅子席のほうが空いたので、
椅子席に案内されました。
おお、と思ってびっくりしたのが、この〇宗のような
老舗でも、注文はタブレットで行うことになっていることでした。
我々の横では、台湾からのご家族連れがお食事でした。
もう〇宗と言えば、蒸し寿司と茶碗蒸しのセットです。
この茶碗蒸しがことのほかおいしいのです。
それで絶対長崎に来たら〇宗の座敷で茶碗蒸しをいただこう、
ということだけは当初からの計画でした。
しばらくすると(意外なほど早く 7,8分くらいだったでしょうか)
お店の方が蒸し寿司と茶碗蒸しを持ってきてくださいました。
食器はこんなふうで、、
ああおいしい! と茶碗蒸しを一口いただいて思いました。
秘伝の味ということが、タブレットの中に書かれて
いましたが、本当にこの味であれば秘伝だろうなぁ
と思えるおいしさでした。
〇宗に連れてきてもらった友人にも感謝しつつ、
お店を後にしました。
今回はJR長崎駅すぐ近く(というのか
駅の横)のホテルだったので、そこまで
歩くことにしました。
眼鏡橋って、この近くですか?と質問したら、
じゃあ行きましょう、ということになって、、
結局その日乗せていただいたレンタカーを返したのが
大浦で(大浦天主堂とかグラバー園の近く)
浜町まで歩いて、そこから眼鏡橋まで行きました。
夜の眼鏡橋はこんな感じでした。
眼鏡橋を見て、いろいろと話をしながら、長崎駅まで来ました。
要するに長崎市内の南半分を歩いた、ということになりました。
でも、そのおかげで最初、地図を見てもちんぷんかんぷんだった
長崎市内の地理が、歩くことで大分身体の中に入ってきて、、
ここをこう行けばいいのだ、ということもわかりました。
ホテルの入り口で、今日のお礼を言って握手して別れたのでした。
今日はここまでといたします。
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