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23. 12. 04

晩秋ふたたび(9)

明石城の中にはもともと二つの図書館がありました。
兵庫県立図書〇と明石市立図書〇です。
そのうち、明石市立図書〇は2020年に駅前のパピオス明〇に移転し、
兵庫県立だけ残ったのですが、、、
明石市立図書〇だった建物は、明石〇が壊して
今年(2023年)春までに更地にすることになっているのですが、、
この建物を壊すのに試算したところ、8億のお金がかかることが
分かって、財政赤字である明石〇はそんなお金あらへん、
ということで今までおいておかれた、ということのようです。

Img_7169

上の写真の陽が当たっているほうが県立図書館で

陰のほうが旧明石市立図書〇です。要するに右半分を
壊さないといけないのですが、そのお金がない、と
いうことで暗礁に乗り上げている、ということです。

前にもお話しましたが、兵庫県立図書〇は神戸ではなくて
明石にあります。神戸に県立、という話もなくはなかったのですが
神戸は大学図書〇もたくさんあるし、昨日行った市立図書〇もあって
これ以上はいいのでは、ということで、神戸ではなくて明石に
作られました。県庁所在地の都市に県立図書〇がないのは、
長崎もそうですね。元は長崎市にあったんですが、敷地面積の関係で
大村に移して作りました(前にお話ししました)

Img_7171_20231203204001

兵庫県立図書〇で、やはり見たかったのが、郷土資料のところです。
鉄道関係の本を何冊かみることができました。
お昼も近づいてきたので、お城を出て、魚の棚へ行くことにしました。
この日、お城の中では、たこ焼きとかりんご飴とか、ベビーカステラの
屋台が出ていて、いろいろと食べ物を売っていたのですが、、
明石に来て普通のたこ焼き食べてもなぁ、、ということで、
少し気にはなったのですが、最初の考え通り、魚の棚へ行くことにしました。

魚の棚へはひたすら南に行けばよいだけです。お城を出て、JRと山陽電〇の
高架下を通って、さらに南に行くと自然に魚の棚に到着です。
魚の棚というのは、明石の商店街です。おそらくは以前は魚屋さんが
軒を連ねたところだったのでしょうが、今は魚屋さんよりも
卵焼きのお店のほうが多い感じです。
あ、卵焼きというのは、よその地方では明石焼きと言っている
食べ物です。たこ焼きのように小麦粉ベースではなくて
ほとんど卵で少し粉が入るところ、焼きあがったものを、お出汁に
つけて食べるのが普通のたこ焼きと違うところでしょうか。

Img_7179_20231203204001

魚の棚の商店街の中で、前々から行っているお店に行きました。
やはりここも5人くらい先客の方が待っていました。
そりゃそうですよね。11月の3日と言う祝日のしかも
お昼ですもん。誰も待っている人がいないということは
よほどまずい店なんじゃないか、とか思ってしまいます。
うどん、と違いますからねぇ、、、
うどんは回転率がいいんですよ。高松の場合は、地元の人しか
行かないような店ですと、みんなうどんの食べ方が速いですから、
店の前に20人くらい並んでたってどんどん列が進んで、5分と
かからないで食べられます。
でも卵焼きの店はやはりそうはいかなくて、、結局20分くらい
待ちましたかねぇ、、。

ようやっといただくことができました。
お出汁の中につけるのを、少しにしておかないと
お出汁の中で卵焼きが崩壊してしまいますから(笑)
ちょっとしたこつが要ります。

前にソウルでこの卵焼きをしている店の動画を見たんですけど、、
明石の卵焼きは明石海峡で水揚げされたタコを使っているから名物に
なっているのであってね。たぶんナクチ(タコ)と言ったって
おそらくはどこ産の物やらわからない冷凍のタコを使ってもなぁ、、
明石と同じ卵焼きの味は出ないんじゃないかな、と思います。
やっぱり潮流の激しい海峡でもまれた明石のタコは、
身のしまりが違っていて、おいしさが違いますし。

さて卵焼きもいただきましたし、次はオヤジの土産を
買いに行かねば、ということで店を出ました。
本日はここまでといたします。

 

 

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