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23. 03. 20

まんなかとはしっこへ(15)

先日、日本航〇の羽田発の飛行機が九州の空港上空
まで来たのに、その空港の着陸時間を過ぎていたので
着陸できず、羽田に戻った、というニュースが
全国版のニュースであっと思います。


ところが、です。
昨日(3月19日)地元のローカル紙を読んでいたら、
1月に、スカイマー〇も穴も着陸できず、羽田に
戻った、ということがあったのだそうです。
日本航〇だけおおごとになって、全国ニュースに
なりましたが、実際は何度かそれがあったようです。

という事実があって、、先日スカイマー〇の
羽田からの便に乗った際に、副操縦士さんが
「一分一秒でも早く、福岡空港に到着するように
現在飛行しています」と言ってたんですが、、
あの便、1時間くらい遅れていたし、それこそ
「やばいやばいやばい」とか思って必死だったのかもしれない、
と、その新聞記事を読んで思いました。

一分一秒でも早くというのは、また、大げさなことを、と思ったのですが、
そういう事実があれば、現実的な判断としてやばいやばい
と思っていてそう言ったんだろうなぁと思ったことでした。

さて。お話を旅行の話に戻します。

カゴシマシティビューのバスに乗って、終点の鹿児島中央で
降りました。
ここからは、新幹線に乗らずに鹿児島本線の電車に乗ります。
昨日、指宿のたまてばこを降りたホームから今日は乗車です。
ここから電車に乗って、湯之元まで行きます。
駅名から想像はつくと思うのですが、
この湯之元駅からすぐのところに田之湯温泉と言う
地元の温泉がありまして、、そこに入浴して帰ろうと
いうことを考えておりました。

謙介、何度か言いましたように、九州には車を持ってきて
いません。温泉めぐりも、そういうことで、駅近くとか
バスや鉄道の最寄駅からそう遠くないところ、
ということになってしまいます。
今回の旅行先である鹿児島は桜島があるくらいですから、
温泉だって事欠きません。
ということで、ここに行ってみようと思ったのでした。

鹿児島中央から25分くらいで湯之元に到着しました。

Img_5174
駅から歩いて10分ほど行きますと、
田之湯温泉通りという看板が見えました。
この道路を入っていきますと、、
渋い温泉の建物が見えてきました。
別府とか由布院とかの名の知られたところも
九州にはありますが、謙介的には、
こういう地元の温泉に入るほうが好きです。

田之湯温泉到着です。(渋い外観でしょう?)

Img_5177_20230316231301

入浴料を払って、入ります。
入浴料、150円ですよ。
普通の銭湯であれば、水を沸かすという燃料代が
要りますが、ここは温泉なのでそういうのが要らないから
安いのでしょうか?
しかしそれにしても150円って、、、
入りましたら、浴室の中には地元のご老人が1名。
昼過ぎの温泉に入っておいででした。
で、掛湯をしてから、入ったんですが、、
ここのお湯も熱い。一昨日、城山長寿泉に入った時の
ことを書きましたが、ここも負けず劣らず熱かったです。

1分入っては、浴槽から出て、ちょっと体を冷やして、
また1分、ということで、3回くらい出たり入ったりしましたが、、
本当に熱かったです。
あとさらに頑張って2回。合計5回入ったり出たりしました。
でももう限界かなぁと思い、出ることにしました。
お湯の質はよかったんだと思います。
その日、福岡の家に着くまで身体がほかほかとあたたかかったですから。

ということでほかほかになって温泉を出たのでした。
それでですね。この湯之元で何か食事でも、
と思ったのですが、食堂もラーメン屋も見当たりませんでした。
かろうじて駅前にパン屋さんがあったので、
そこでパンと野菜ジュースを買って、店の前のベンチに
坐ってお昼をいただきました。
1月とか2月の極寒のころでなくてよかったです。
食事をして、10分ほどすると、上りの電車が来ました。
これに乗って、せんだいまで行きます。
ほらね。(笑) ↓ これだけではどこの「せんだい」なのかわからない。

Img_5186

まぁ宮城でないのはみなさまご承知でしょうけれど。
以前は単に「せんだい」だけでは、いろいろと不都合が
あったのでしょう。最近は市名は「薩摩川内市」に
としましたから、宮城と混同するようなことはなくなったのか
と思います。
川内は、前の仕事場に勤めていた時に、出張で来た
ことがありました。もうそれから20年くらい経つなぁ、
と思いました。あの頃は九州新幹線も全通していなくて
博多からは新幹線リレーつばめ、というのに乗って
新八代まで行って、そこからは出来ていた新幹線に
乗って、30分くらいだったかと思います。
おそらくは西九州新幹線もその時の経験があるので
JR九州も同じようにすればいい、ということになったのでしょう。

川内駅の新幹線ホームって降りていくんですよ。珍しくないですか?

Img_5184

普通新幹線のホームって高架だから、上がっていく印象ですが、、

川内では、かろうじて座席が空いていて、
何とか座れたのですが、熊本からたくさんのお客さんが
どーっと乗ってきて、自由席は立っている人も出るような
ことになりました。
川内から1時間少々で謙介の住んでいる都市に到着しました。
ということで、今回の旅行のご報告、
終えたいと思います。

東京から枕崎までの旅でした。
田舎の若い人は都会へ行きたい、ということを
いいますが、謙介は東京だろうと枕崎だろうと
住めば都、という考え方です。いろんなところへ行きました。
東京も田舎もそれぞれ特徴があるでしょうし、、
その特徴を突き詰めていけば、やはり一長一短、という
ことになるのでは、と、思います。

ということで長い旅行記録、
(記事の掲載回数も多かったですが、移動距離も
東京⇒枕崎で 1500キロというような距離に
なってしまいました。

今回もお読みくださってどうもありがとう
ございました。

 

 

 

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Comments

長旅、お疲れ様でした
川内といえば、釣りバカ日記の舞台になりましたね
耳でセンダイと聞いて宮城県の仙台と勘違いするというお約束もありました
風呂の熱さは習慣でしょうね
私は熱い風呂は苦手なので、熱い湯船一つだけの風呂だと困ってしまいます
頭を冷やしながら入れる露天風呂が良いですね

Posted by: mishima | 23. 03. 22 PM 1:15

---mishimaさん
 「せんだい」と聞くと、やはり宮城県の、ということになるんでしょうね。あ、愛媛には「川内町」と書いて素直に「かわうちちょう」と読ませる町がありました。(今は町村合併で東温市になりましたが)なので「薩摩川内市」という市名になりました。ですが、駅名は変えなくて、せんだいのままです。ということは「せんだい」という新幹線の駅が二つあるということになりますね。まぁ両方の市は遠く離れているので、影響を及ぼし合う、ということはないのでしょう。

Posted by: 謙介 | 23. 03. 22 PM 9:08

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