芝居を見に行く
すみません。11月の末から12月にかけて、もう
とんでもなく忙しかったので、全然更新ができておりませんでした。
で、忙しかったのですが、時間をみつけて謙介さん、
あっちふらふらこっちふらふらだけは一応していてですね、。
(今忙しい、と言ったのは嘘か?)
まぁ文章を書く、ということまでは至らなかったのでございます。
ということで、11月の末にあったことを今頃書きます。
11月の末に、博多座に芝居を見に行ってきました。
福岡以外の人に福岡の地理は分からないかもしれませんが、
ものすごく大雑把に言いますと、
福岡市内の、右半分(東側)が博多です。
その真ん中を文字通り「那賀川」(なかがわ)という川が
流れていて、その中の三角州が「中州」です。
その那賀川から西が福岡ということになります。
福岡地区には福岡城があって、武士の街でした。
博多は元々干潟の場所を少しづつ埋め立てして街を拡げて行った
場所で、こちらは商人・町人の街です。
JRの駅は博多側にありますから「博多駅」ということに
なっている、ということです。
福岡側には西鉄の天神のターミナルがあります。
今回は謙介さん、折角福岡に出てきましたし、
ということで、ラーメンを食べに行こうと思ったのです。
ということで、福岡の北、市場のある長浜に行きました。
そうそう、長浜ラーメンのお店です。
お店に行ったら、5人くらい店の前で待っていました。
まぁ5人くらいだったら、待とうかなぁ、と思いまして
列につくことにしました。
予想通り、ぱっぱと席が空いて行って、5分ほど待っただけで
坐ることができました。
お店で訊かれるのは麺のかたさだけです。
ネギ多めとか、肉を増やして、とかいうのは
ラーメンが来てから、ということになります。
ネギ多め、と言ったら、おにいさんがネギの容器を
持ってきて、目の前でさらに加える、ということです。
チャーシューも同じです。
すこぶるわかりやすい。
ということでラーメンが来ました。
今回、九州に来て実際にあちこちのラーメン屋さんに行って
食べてみて、分かったのは、豚骨ラーメン一つでも
店によって味に違いがあるなあ、ということでした。
謙介の住む町の豚骨ラーメンは、わりに濃厚なスープの
店が多いです。(とはいえ、天下一品のラーメンほどの
濃厚さはないですけど)それに比べて福岡・博多方面は
ややスープが薄い感じです。
ということで、いただいてみましたが、、
やはり謙介の住む町でここ最近ずっといただいてきた
ラーメンに較べたら、スープがややあっさりしているかなぁ、
ということは感じました。
とはいえ、それが悪いとかいうことは全くありません。
あくまで好みの問題でしょうから。
おいしくいただいて、、お代は500円でした。
500円と言うのが地元の良心価格、という
ことなのでしょう。ラーメン屋によったら、
やれチャーシュー、やれメンマ、やれ煮卵と
ラーメンに載せていくと、1000円を超すような
価格になる店も結構あります。
1000円のラーメン、と考えたら、ランチで800円とか
以上の価格です。やはりうーんと考えてしまいます。
さて。
ラーメン屋を出て南に。地下鉄の赤坂の駅から電車に乗って
中洲川端まで。中洲川端の駅からは劇場までの直通通路が
ありまして、、。
到着しました。
キャストはあと、風間杜〇とか、京都人の密かな、、に
出ていた銀粉〇とか、芸達者な方々が出演されておりました。
女の一〇は、杉村春〇の当たり役だった演目です。
さて大竹しの〇がどういうふうに演じるのだろう、
という興味で見に行ったのでした。
博多座、初めて来ましたが、演劇専門の劇場で、、
舞台との距離感も近くて、、良かったです。
謙介の見たのは、昼の部でした。11時から始まって
14時に終演というもの。
こんぴら歌舞伎も、昼の部は同じ時間配分です。
途中、1部と2部の間に30分ほどの昼食タイムが
あります。 その昼食タイムがいわゆる「幕の内」で
その時間にいただくのが幕の内弁当なわけですが、、
新型コロナの感染防止もあって、客席でのお弁当飲食は
できず、、。お芝居を見ながら食べたり飲んだり、という
のが芝居見物の楽しみではあったのですが、、。
そういうこともできませんでした。
とはいえ、30分も休憩タイムがあったので、販売ブースを
一通り見てみました。
お弁当、サンドイッチを売っているところもありましたし
今回の公演のプログラムとか博多のお土産物をを
売っているお店もありました。
謙介さんはさっきラーメンを食べていたのですが、、
博多座あんぱんというのがあったので
(例によってお高いアンパンです。笑)
コーヒーとともに買ってみました。
アンパンに博多座という刻印が押されていました。
(この焼き印でお高くなったのでしょう)
肝心のあんこが「甘さを抑えた」というのか
「抑え過ぎ」くらい甘くなくて、、ちっとも
おいしくなかったです。
確かにあんこはたーっぷりと入ってはいましたが
おいしくないあんこがいっぱいではちっともよくなくて、、
ちょっとがっかりしました。でもまぁこれも学習と思って
いただきましたが。
さて再び芝居です。
布引けいという孤児だった女性が貿易で
資産を成した堤という家に紛れ込んでから
頼みこんで女中にしてもらい、堤家の女主人に
気に入られ、ご当家の息子と結婚をし、
やがては堤家の家政の一切を担うところまで来たのだけど、、
太平洋戦争の空襲により、家屋敷はすべて灰燼となり、、、
(そこまでが杉村さんの女の一生だったのですが)
今回はその後、灰燼の中から布引けいが自分の一生を
振り返ったあと、再び、力強く立ち上がる、という
場面をくっつけて令和版の「女の一生」になっていました。
謙介にとっても久しぶりのお芝居だったので、
本当にうれしく、また芝居の内容も良かったし、、
楽しい時間を過ごすことが出来たのでした。
帰りは、中洲川端から天神まで地下鉄に乗って
天神から特急で大急ぎで帰った、ということです。
(その日、夕方からZOOMで会議があったので大急ぎで
帰りました。)
Comments
謙介さんごぶさたしております。とは言ってもあまりにごぶさたで、はじめまして、と言ってもいいかもしれません。。
5年前まで福岡市に住んでいたので、福岡の話を懐かしく拝見しています。
とんこつラーメンとひとくちに言っても、福岡市のあたりと南に行くと随分違いますね。あぁ、久しぶりにラーメン食べたくなりました。(博多座は、ちょっと縁がありませんでした。)
那珂川のすぐ近くに20年ほど住んでいたので、毎日川を渡ったのも懐かしい思い出です。
Posted by: わも | 23. 01. 14 PM 5:14
---わもさん
わもさんこんにちは 覚えております。コメントありがとうございます。アップが遅くなってすみません。
本当におっしゃるようにとんこつラーメン、一概にこんなのです、といってしまえるものではありませんね。お店によって麺も違うし、もちろんスープのしょうゆも違いますし、、ですからできあがりも違いますし、、本当にいろいろです。
というようなことを思っておりましたら、博多駅の前でとんでもない事件が起こってしまいました。福岡・博多はおいしいものがいろいろありますね。これからそういう紹介もしていきたいと思います。お時間があったらまたコメントをいただければ、と思います。どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: 謙介 | 23. 01. 20 PM 11:06