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20. 10. 28

新元号を決める、というときに思ったこと

今回の文化勲章、久保田〇先生が受賞ということでした。
(この際スガコはどうでもいい)

久保田先生は、中世文学、和歌の研究では
本当に素晴らしい業績がある先生です。
学部生時代に、ゼミで新古今をやったので、
しょっちゅう先生の解釈を参考にしたりしておりました。

何度か先生の授業も受けたことがあります。

去年、新しい元号を決めるとき、原典を
日本の古典からも引用して候補にする、という発表が
あったかと思います。

その時に謙介が思ったことは、
あ、上代文学か中世文学の作品から引っ張って
来る気やな、ということでした。

というのが、今、国文学の先生で

政府から諮問されて、
年号の原案を出せるような
老大家のいるのは、上代文学と中世文学しか
いないからです。
で、年号の原案を出してくる老大家といえば
上代は、中西先生だろう、
中世は、この久保田先生だろう、
という想像がすぐにつきました。

でまぁ結果は、ご承知のように万葉集から、
ということで、今回は上代文学から、
ということになったのでしたが。

この久保田先生、実は中島みゆ〇のファンなんですよ。
その上に、みゆきさんご当人とも面識があって、
確か対談もしていたし、、

そんなお付き合いがあるから、何回目かの国語審議会の委員に
中島さんが入っていたのでしたが、
その委員にひっぱりこんだ張本人が、久保田先生
だったりしたのでした。

どういうわけか、謙介さん
昨日からずーっと頭の中で
中島さんの『見返り美人』が鳴っているのです。

♪ だってさーみーしーくて みっかえりのびじん、

 なーきーぬーれてはっぽうびじん、っと。

 

 

 

 

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