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17. 07. 01

やれやれ。どこまでも迫ってくる「地元」・ツアー(10)

しかし、それにしても、この東京の旅行記、
これで10回目です。
最初の算段では、5回くらいで終わるか、
と思っていたのですが、、一体何回になるやら。(笑)

言問団子のお店から東武電車の曳舟駅に
向かいました。 ここから電車に乗って
北千住まで行きました。北千住で
地下鉄の千代田線に乗り換えて
着いたのが根津です。

Nedu

実は謙介、ここの駅の表記、どうなっているのかなぁ、と
ちょっと興味を持って、駅を降りたのでしたが、、
ははぁ、やっぱりね、と思いました。

根津のひらがな表記は「ねづ」です・
そりゃそうです。「津」の濁音化ですから「つ」に
てんてんで「づ」でしょう。

謙介の興味のあったのは、ローマ字表記の方でした。
「NEDU」なのか「NEZU」なのか、どっちかな、と
思っていたのですが、やっぱり「ZU」のほうでしたね。


今のローマ字表記の規則では、「づ」の発音に「ZU」を採用しても
いいことにはなってはいます。

けれども、厳密に言えば、日本語の発音で
「ず」の発音と「づ」の発音は唇の形が違っていて
発音は同じではありません。

微妙に違うんですけどね。
ローマ字表記ではそこの部分を「いい」という
ことにしてしまったのです。


原語を外国語表記にするとき、
どうしても微妙なところが表現できない、
というところが出てきます。

韓国の武術だかに「テコンドー」というのが
ありますね。日本語で書けば「テコンドー」になってしまいます。

ですが、韓国語のテコンドーの「テ」の発音は、
「タ」の発音も意識しつつ、「テ」と発音するのです。

むしろ「タエ」をさっと言った結果「テ」となるような感じです。
そういうややこしい発音なのですが、日本語になってしまうと、
「テ」になってしまいます。

国語学の人間はやたら能書きが多くていかん

ぶつぶつ。

そんなことを考えながら、足は根津駅からの坂を上っていたのでした。

この辺は、東京大学のキャンパスがありますが、
そこにこんな貼り紙がありましたよ。

ちょうど6月といえば、博物館実習の実習時期
ですねぇ、、。謙介の博物館実習は院生の時に
歴史資料館で、資料の扱い方を学んだのですが、
こういう理工学系の博物館実習、というのも
あるんですねぇ。
Todai

さて。ここは、弥生町です。
Yayoi1

ということで、弥生式土器の石碑です。
Yayoi2

そうなんです。あの「弥生式土器」は、この辺の遺跡で
発掘された土器から命名されたのが、そのはじめだったのでした。

東大病院の角を曲がってしばらく行くと、
弥生美術館があります。
Yayoim1
ここで見たい展覧会をしていたのです。
なので、根津で降りて、延々歩いてきたのでした。

デザイナーでもあり、イラストレーターで、セツ・モードセミナーを
作って、長らく校長先生もなさっておいでだった、
長沢節さんの回顧展が開催されていたのでした。

Yayoim2

以前、朝日新聞○から、アサヒグラ○という雑誌が
出ていたころ、長沢さんの特集が、何度か組まれた
ことがあって、謙介は、それで先生の名前を知ったのでしたが、、

先生の本当に無駄のない線からなるデッサン、
何度見てもすごいなぁ、と思って見ていたのです。
どういう人なのだろう、と思って、何冊か先生の
著書を買って読んだこともありました。

先生は先年、モードセミナーの学生とともにスケッチ旅行
に行っていて、そこで自転車に乗っていたのですが、
そこで転んで亡くなってしまいました。
その後、セツ・モードセミナーも自主運営という形で
運営されていたのですが、先生もお亡くなりになってしまったので、
学校もその歴史を閉じることになりました。

そんな中で、先生のいろいろな作品を一堂に
見られる、という展覧会を開催中です、と、
朝日新○に記事が出たのです。
日程を調べたら、自分の上京した時期に開催中!
ということで、時間を取っていくことにしたのでした。

会場には先生の作品はもちろんのこと、
一番印象深かったのが、先生がデッサンしているところを
そのままカメラで撮ったものをDVDで放映しているコーナーでした。

モデルの姿を、先生の鉛筆が紙の上に写していきます。
描かれていくどの線も、すべて無駄のない必要な線ばかりです。
どうやったら、ああいうふうに描けるのか。
神業としか思えないような線が紙の上に
拡がっていきます。

なーるほど、こういうタッチとか速さで描いていたのだなぁ、
ということが改めて分かって、この映像を見ることができただけでも
ここまで来た甲斐があったなぁ、と思いました。

もちろん先生の作品もいろいろあって、、
どれも大変素晴らしかったです。

この美術館は本来は高畠華宵とか、竹久夢二とかの
絵を展示するための美術館で、そういう絵も多く
展示されていたのでした。
そちらの展示のほうは時間がなかったので、
ささっと見ただけでしたが、、。


満足しながら美術館を後にして
再び根津駅から地下鉄に乗りました。
こちらに住む友人と御茶ノ水でお昼を一緒に、
ということで待ち合わせをしていたのです。

久しぶりに会うことができて、
また案内してもらった、ビストロの料理もとても洗練されていて
話がはずみました。
また、会いましょう、ということで、おわかれをしました。

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