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17. 03. 29

2017年春 近江・京都の旅(その5)

翌朝は旅館の中のレストランで朝食をいただきました。
バイキングスタイルなので、好きなものを好きなだけ取る、
というスタイルのものでした。

朝食を摂って、8時過ぎに出発しました。
午前中、人の少ない時間に嵐山に行って、
西から東に行こう、という計画だったのですが、、

オヤジと話をしていたのですが、なんだかオヤジの
話し方が変だったのです。

昨日まではクリアなはきはきとしたしゃべり方だったのに、
今日は朝から、どうも話し方が明瞭ではありませんでした。
運転しながら、オヤジの話を聞いていたのですが、、
どうも発話が変な感じなのです。

まさか、脳梗塞になったのか、と思いました。
これは旅行をここで終えて早くに帰ったほうがいいのでは、
と思い始めました。
それくらい会話がはきはきしていなかったのです。

車を走らせながら、ずーっとどうしようか、と思っていました。
京都で入院、ということになったら、、、

幸い、今回の旅行にも保険証は持ってきていていたので、
いつでも病院に行くことはできます。
ですが、入院となったら、、と本当に考え始めると
もういてもたってもいられなくなって、、
とうとうオヤジに言ったのです。
「なんだか口調が変なんやけど、旅行をこれで止めて
帰るか、脳外科に今からすぐに行ったほうがええんと違う?」
「どこも悪いことあらへん」とオヤジはいいます。
でも、その言い方が、
昨日までと違ってはきはき言ってないのです。

運転しながら、えーっと西京区やったら
○菱j自動車の病院があったなぁ、とか、
右京区やったら○房病院やろか、
あそこ、休日も診てくれたかなぁ、
とか考えていました。

その時、オヤジが口の中に指を差し込んで、
カパッと何かを動かしたのです。
車は太秦から帷子の辻に差し掛かるところでした。
その時、オヤジが「帷子の辻やな」と言ったのですが
その口調は、昨日のようにまたはきはきとした
言葉遣いになっていました。

京都中央信○の口座に記帳しないといけなかったので
信金の帷子の辻支店に寄るから、と言ったら
「ふん」と言いました。
口調がもとに戻ったらしいので、、
「入れ歯の調子が悪かったん?」と聞いたら、
「そやで。もう直った」とはきはきとした口調で言うのです。
思わず体中の力が抜けて行くような気がしました。

脳梗塞かしらんと思ったら、入れ歯の調子が悪かっただけ、
ということで、今回は笑い話で済んで、本当によかったです。


謙介、よくまぁ両親なんかと一緒に旅行するよねぇ、と言われます。

このことについてはまた別の日に書こうと思うのですが、、
正直なところ、毎回毎回、これが最後かなぁ、という気持ちで
旅行に出かけているんですよね。

うちの親子関係ですが、20代のころまで、
あまりいい関係ではありませんでした。

しかし、こういう関係って歳とともに変化をします。
そこが若いときは分かりませんでしたね。

謙介より若い人で、親子関係が断絶している、とか
仲が良くない、というような人の話もよく聴きます。

まぁ親子と言っても別の人格の人間なので
うまくいくとは限りませんけどね。

でも、仮にぎくしゃくしていたとしても
そんな親子の関係が永遠に固定化されて
その状態が永遠に続くとは限らないのです。

若いときは、その状態が永遠に続く、と思いがちですが、
人間の関係なんて、ふとしたことで、
ガラッと劇的に変わることだって
あり得ます。

自分の感情の変化だってあるし、
親の状態の変化だってあります。
もちろん、自分の状態の変化、ということも
大きいのですが。
それから地震とか火事というような大きな災害で
人間関係が一変する、というようなことだって
あり得ます。


20代の人で親とうまくいかなくて、家を出たとか、
縁を切った、というような話を聞いたことがありますが、

果たしてそれで固定的にずっと行くのか、と言えば
謙介は自分の経験から考えても、
それは誰にも分からないことだと思うんですけどねぇ。


それに歳とってごらんなさい。
少々のことなんて、もうそんなもの気になんか
してられない、と思うようになります。

おばさん、おじさんの行動を若い人が見て、
堕落しているとか、好き勝手している、という場合が
あるのをよく聴いたり見たりしますけど、
おじさん、おばさんが、好き勝手をしているのは、
そういう「こだわり」とか「抵抗」がどんどん無くなっていった
結果なのでしょう。(笑)

さて。

帷子の辻の信金で記帳もできたので、
再び嵐山に向けて出発です。
嵐山は、日中に行くと、もう観光客が押し寄せていて、
静かに見られないので、早朝か、夕方の5時以降に行かないと
落ち着いた風情で眺めることができません。

さすがに朝の8時半ごろの嵐山は
まだ人も少なくて、静かな感じでした。

Arashiyama
渡月橋を渡って対岸に行きます。
ここに、謙介がその昔十三参りのお参りに行った
法輪寺があります。

十三歳になった坊ちゃん嬢ちゃんは、嵐山の法輪寺に
お参りをして、お知恵を授けていただくのです。
そうして授けていただいた後は、渡月橋を渡りきるまで
振り返ってはいけない、のです。
振り返ると折角授かったお知恵が逃げてしまうから、
ということです。


謙介は、ただひたすら
前だけ見て嵐電の嵐山駅に行ったのでしたが、、、

うーん。知恵はついたのか。(笑)

渡月橋を渡り、あの法輪寺の下を通り、
しばらく大堰川沿いに走って、四条通りのところで、
右折します。右側には松尾大社があったのですが、
また今度行くことにして、今日は橋を渡ってしばらく行きますと
梅宮大社に到着です。

時期的に梅の花の終わりの時期で、
桜にはまだ早かったのですが、、
それでも遅咲きの梅がきれいに咲いていました。

Umemiya

それから、嵐山在住の友達から
車折神社に行ったら、早咲きの桜が咲いている、
という話を聞いていたので、行ってみました。
Kurumazaki

車折神社から三条通りを通って太秦の広隆寺の東から
上がって、太秦映画村の前を通り、丸太町に出て
右折して東に走りました。
丸太町通りの両側も、家電の量販店ができたり
ファミレスができたり、郊外型の本屋ができたり、
と店がいろいろとできました。

謙介が住んでいたころなんて、鶏小屋があったり畑が
あったりして、まだまだのどかな右京区、という感じ
だったのですが、、すっかり変わってしまって、、
オフクロは、「京都と言う感じがせえへんなぁ」と
言うのですが、全くその通りです。

この日は、京都を西から東に向かって、
いろいろと見よう、と計画を立てていました。

これで西京区と右京区は終わって、次は
上京区のほうに移動するのでした。

今日はここまでとします。

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Comments

謙介さんはやはり親孝行ですよ。お父様体調に問題なくなによりでしたね 私も父が排尿失神??で何度か倒れているのですが救急車呼んだりしたらあとで怒鳴りかねない…医療関係者ならば適切な対応が出来るのでしょうが。前立腺肥大の影響だったようですが毎日病院に行ったり疲れました。退院後の検査で待っている間遅いと看護師さんを怒鳴りもう行ってません↓看護師さんは父だけを受付ている訳ではないのですが。スマホに変更したのですが本人は理解してはいないようで、調べる気もやる気もないみたいです、人に聞いてばかりではなくなりそうに自分でさわるのが大事だとは思うんですが。困ったものです。俳優祭行ったんですが凄い人だかりで写真やサインをお願いする方々もいたようですが私にはとても凄い疲れました…私にはガッツが足りないようです。

Posted by: ゆき | 17. 03. 29 at 오후 8:39

---ゆきさん
 ガッツが足りないのではなくて、ゆきさんはガッツをお持ちなのです。ですが折角のそれが日常のいろいろなことで疲れ果てていて枯渇している、というように思います。うちのオフクロもディサービスに行ったり行かなかったりです。本人は行きたくない、というのです。(いろいろなゲームとかしたり、見ず知らずの人と話をするのが嫌)そのくせ病院に行ったら、横に座った人と平気で話をしているのですが、、息子としたら、週に一度でも、お風呂にちゃんと入って、いろいろな刺激を与えてもらうほうが、クオリティオブライフ、という点でいいと思うのですが、嫌だと言っていきたがりません。無理はしたくないのですが、週に一度、そういうことをしてもらったほうがいいのですが。こちらも本当に困っています。お父様、やはり男は、歳とともに頑固になっていくのでしょうね。対応にご苦労されていること、決して他人事ではなく、よく分かります。加えて世話をしてもなかなか報われない、のですよね。ゆきさんのほうこそ、よく御面倒を見られていますよ。 なかなか感謝されることのない世話ですが、何とかのりきりましょう。(それしかないですね)

Posted by: 謙介 | 17. 03. 30 at 오후 10:52

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