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17. 01. 25

ひとはなぜこんぴらさんをめざすのか(その1)

21日の土曜にブラタモ○を
ぼんやりと見ていたわけです。
この時の場所は「こんぴらさん」でした。

そのときにふと思ったわけです。
「ああ、そういえば、最近(ここ1年)
こんぴらさんに行ってないなぁ」とか。

実は仕事場と実家の往復の道中で
琴平町については、毎週必ず通っては
いるのです。

そういうふうにしょっちゅう琴平は通っているのですが、
麓だけかすめておいて、よく考えたらきちんと
おまいりをしていなかった、ということに気付いたわけです。

年も改まったし、今のタイミングで行ったらいいなぁ、
ということを思ったのでした。

さて行く当日です。
前の日までは、
それまで天候が良かったのに、
朝起きてみたら、雨が降ったかと
思うと、しばらくして晴れてきて、
また曇ってきて、今度は雪が降ってくる
というようなめまぐるしいお天気で、、

行くのどうしようかなぁ、とは思ったのですが、
まぁ琴平まで行って考えよう、ということにして
実家を出発したのでした。

謙介の実家から琴平までは、車だと、
45分くらいで着きます。

その「こんぴらさん」の特集だった時の
ブラタモ○のテーマが
「人はなぜこんぴらさんをめざすのか」
ということでしたが。


地元の人間ならば、↓のように答えるでしょう。

四国の旧街道は、たいていこんぴらさんを目指すように
できている、ということです。

就中(なかんずく、と読みます)、香川県の道路なんて
ほとんどがこんぴら参詣のために発達していった、
と言っても過言ではありません。

うそだと思ったら、グーグルマップを拡げて
琴平を中心に道路の状態を見てみてください。
琴平に向かって通じている道のいかに多いことか。


こちらでは「すべての道は琴平に通ず」です。(笑)
でもまぁそれはこんぴら参詣が盛んになったから、
道もできた、ということになりますか。

それから、番組では肝心なことに
触れていなかったように感じました。

どうしてこんぴら信仰が盛んになったのか、
と言えば、船乗りの信仰だけでなくて、
そうした船乗りを包摂する形で存在した
「こんぴら講」という集団参詣をする組織が
全国各地にできていたからです。

その講を率いるのが御師(おんし)と呼ばれる人でした。

今に至っても有名な寺社はみんなこの講とか御師という
組織を持っていて、江戸時代にその人たちが全国に
信仰を広めるとともに、勧進や参詣を勧めていきました。

そういう寺社というのは、
善光寺とか出雲大社とか伊勢神宮とか、
このこんぴらさんとかです。見てみたら、
こういう寺社の信仰は江戸時代に大変大きな動きに
なっています。

そういう寺社には、参詣・信仰のための大きな組織が
あったわけです。

そういう人たちが日本全国を歩き回って、善光寺とか
伊勢神宮とかこんぴらさんの信仰を薦め、また実際に
参詣をするように、と勧めていったわけです。

その結果、参詣の人が
どどーっと押し寄せた、ということでした。


その部分を説明しないでいて、
「ひとはなぜこんぴらさんをめざすのか」と質問されてもなぁ、
それは十分な説明になってないじゃないか、という気がしました。

こんぴらさんは海上交通の神さまだから、
船乗りの信仰が強かった、ということだけでは、
ひとはなぜこんぴらさんを目指したのか、
というテーマの実証性は弱いと思うんですよ。

だって、船乗りでない人のおまいりだって多かったのですから。

玉垣に「奈良県」の人とかの御寄進だってあるの、どうやって
説明するんですか? (笑)

玉垣を見たら、豊橋こんぴら講とか、江戸こんぴら講と
言ったこんぴら参詣講からの寄進も結構ありました。


さてさて。話を22日に戻しましょう。

おまいり、できるかなぁ、と逡巡しながら琴平の手前、
まんのう町まで来たわけです。(正面の鳥居が一の鳥居。)
でも、この空模様を見て、これはのぼろうと、決心したのでした。

Ichinotorii
画面の正面が明るかったのです。
これは南西方向なのですが、、細かい雨が降っていました。

こちらのお天気のことわざに、
「こんぴら口が明るかったら雨はやがて止む」というのがあるんです。
こんぴら口方面が明るかったので、そのことわざを信じてみよう
という気になりました。

車をいつものお米屋さんの駐車場に置いて、
参道を歩きはじめます。
写真ではわかりませんが、細かな雨が降っていました。
Sando1

西野金陵の醸造元です。
今はこの場所ではお酒は造っていません。

Nishino

こんぴらのお菓子と言えば「灸ま○」です。
以前は、もっと柔らかくて味もまろやかだった、という印象が
あるのですが、最近は少しかたくて、、あまりおいしくなくなった
ような。
Qman

さて、ここから登り始めます。
雨は降っているのですが、 体力的に頑張れるようだったら
本宮だけでなくて、奥社まで行こうと思いました。
本宮までは、785段の階段です。
奥社までは、1368段でーす。♪

Kaidan1

こんなのぼりもありましたよ。
Hata

がんばりませう、ということで。(笑)

こんぴらさんの階段をのぼるのは、
ちょっとしたコツ、が要るんです。

コツ、というのか、体力の配分です。

駅伝と同じで、区間、区間の特徴があるのです。
その特徴に応じて、のぼり方を変えて行けば
そうしんどくもなく、のぼることができます。

長くなったので、いったん今日はここで措きたいと
思います。


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