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16. 12. 11

ノーベル賞とか赤橋とか(その4)

さて。 期待していた
チーズケーキを買えなかった
傷心の謙介(あほですな)さんは
再び車を動かし始めたのでした。

この辺は柿の一大産地なのです。
もう数百メートルおきに、道の左右に
柿を置いた無人販売のコーナーがあります。

そんな中でいつも柿を買う無人販売のコーナーに来ました。
4個入りの透明ビニールに入ったものが、たくさん置いて
ありました。
Img_1485


一袋100円です。
安いなぁ!
スーパーで買ったら、同じ4個入りがやはり400円近く
389円というような値段です。


謙介、柿は大好きなのですが、
だからと言ってたくさん買っても
消費するのに時間がかかります。

とりあえず2袋買いました。
それでも200円です。

さっきまでチーズケーキチーズケーキチーズケーキと
思っていた頭が一気に柿柿柿に変わりました。
(やっぱり単純なやつです。)

再び車を走らせてやってきたのは、同じ内子町の五十崎でした。


Ikazaki1

ここは以前は五十崎町、という単独の街だったのですが、
広域合併で隣の内子町と合併して、内子町五十崎、
ということになりました。 内子町、という名前にはなりましたが、
町役場は旧の内子にそのまま置かれずに、
こちらの五十崎のほうに作られました。

元の内子町役場は内子支所になりました。

写真で見る限りは、川もずいぶん下流に来たような
感じですが、実はまだここは山の中の盆地です。
ここから河口まではまだずいぶんな距離が必要です。
Ikazaki2

ここは製紙が盛んです。
製紙と言っても洋紙ではなくて、和紙の産地なのです。

実は和紙の産地は、ここともうひとつ県の東部にもあるんです。
県の東部の紙のほうは謙介、まだ行ったことがないので
一度行きたい、とは思っているのですが、、。

こちらの紙は丈夫でなかなか破れにくい、という特質が
あります。

丈夫な和紙の性質を利用したものに大凧があります。
ものすごく大きな凧を作って、揚げて、大凧どうし合戦をさせて
落とし合いをする、という行事なのです。

Tako
こんなに大きな凧を作るためには、丈夫な紙がなければ
無理です。

この凧を支えているのが、ここの和紙作りなのです。
そういうことで、和紙の工場を見に行くのを楽しみにしていたのですが、、

こちらがその工場のようでしたが、この日は
工場にカーテンが閉まっていて、人の気配もなくて、、
操業はしていないようでした。
Seishi1

まず楮とかミツマタ、という紙になる木の皮を蒸します。
そして蒸した皮を叩いて、繊維を柔らかく、というのか
繊維をバラバラにするのです。
その工程を行うのがここです。
Seishi2

そのバラバラになった繊維にトロロアオイを混ぜたものを、
すだれの上に均等に流すわけです。
その作業を「紙を漉く」というわけです。

それを乾かすと紙ができます。

これでも一応書道をする人間なので(笑)
その程度のことは知っています。

この日は残念ながら紙漉きはしていなかったので
即売場のほうに行きました。
Ikazaki3


行ったのですが、、奥のほうに人の気配は
ありました。でも店内は誰もいませんでした。

なるほどいろいろな種類の紙がありました。

でもね、謙介、ここに来る時に決心していたのです。
紙はもうこれ以上は買わないぞ、と。

もともと、あちこちで買いだめていた紙が
段ボール箱いっぱいあった上に、
先日、ここでも書いたように、おばがなくなって
彼女が残していた書道用の紙を、全部いただくことに
なりました。

もうそれだけでも死ぬまで練習をしても
まだ余りそうな感じで、、、。
これ以上買ってどうする、ということだったのです。

それで買わずに見ようと思って入ったのでしたが、、。

紙を触ったりして質感を確かめたりしました。
質の良い紙もたくさんあって、、ああいいなぁ、と
思ったのですが、、、

残念だなぁと思ったのは
便箋とか和紙のはがきといった品物でした。

なんだか安っぽい加工しかしていないんですよ。
例えば便箋の罫の色が趣味が悪い色だったり、、
はがきにべちゃっとゴム印で模様を捺したものとか、、

もうちょっと、どうやったら売れるのか、
っていうことを考えたらいいのに、
と思いました。

そんなふうに思いながら見ていたら
奥からおじさんがのっそりと出てきました。

謙介、訊いてみました。
「紙漉きは、この季節はしないのですか? 」
と。
そうしたら、「1年じゅうやっています」という
ことでした。今日はたまたま不定休の、
お休みの日だったのかもしれません。


心動かされかかった紙もあったのですが、
やはり、、家にある紙のことを考えて、、
和紙のはがきだけ買いました。

おじさんは、「あ、こいつは買いそうな奴ではない」
と踏んだのか、
謙介が書道なんか全然しなさそうな人間としか
思えなかったのか、
それともおじさんの気力が萎えていたとか、
全般的にやる気がなかったのか、
よくわからなかったのですが、、、、。

大体一通り見せていただいたので
お礼を言って店を出ました。

鳩居○とか嵩山堂はし○とかに行ったら
趣味のいい和紙の品がたくさん置いてあります。

ああいうのを見てきて、色使いとか、
紙の加工の参考にしたらいいのになぁ、、
そうしたらもっと売れるようにも思ったのですが、、

確かに京都のお店と地方の紙屋では、人口が
違いはしますけれども、もうちょっと売るので
あれば、方法があるんじゃないかなぁ、
正直買おうかなぁ、という気になった紙の加工品が
ほとんどなかった、んですよ。


もうちょっと紙の加工とか、センス良くして
売れるような品づくりを考えたらいいのになぁ、、、

書家の人は何にも注文をつけたりしないのだろうか、、
そんなことを思いながら、店を後にしたのでした。

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