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16. 09. 19

ひとつ終わりました。

こないだロシアで首相とプーチンさんが話をした、と
思ったら、今度は年末にまた話をするんだとか。

いつまでも相互信頼の醸成の雰囲気づくりばかりやってて
その段階から脱し得ないのでは、交渉にならないでは
ありませんか。


謙介の友達のオフクロさんが、
択捉島に住んでいました。
もともと、その島の出身ではなくて
オフクロさんのオヤジさんが
択捉島で商売をすることになって、
そこにいた時に、オフクロさんが
生まれたそうですが、、。

オフクロさんに一目島を見せたい、
という話でしたが、、一体いつになることやら、、。

うちの仕事場で開催した研究会が終わりました。
基調講演をノートルダム清○のシスター渡辺に
お願いしました。


Srwatanabe_2

(2014年に研究会があった時は、謙介が
ノートルダム清○に出かけていって、司会を
したのですが、今度は、逆になりましたです。)

シスター渡辺、今年89歳なのですが、
(1927年生まれ) さすがに演壇に登壇するときだけ
介添えこそ要りましたが、後は90分間、
大きな身ぶり手ぶりで
熱っぽくお話をされました。

現在も毎週月曜に、学生に対して授業でお話を
されているとか。「だから慣れているのよ」という
ことでした。


シスターの御尊父は、
渡辺錠太○陸軍教育総監だったのですが、
2.26事件の時に、反乱軍に襲撃されて
まだその時、少女だったシスター渡辺の目前で
機銃掃射によって、惨殺されてしまいます。

そう。 目の前で、なんです。
足の肉が機関銃によって飛び散った、と
シスターからお伺いしました。

今ならPTSDは、という心配をするのですが、、。

写真とか、ご著書からは、
落ち着いた、静かな感じの方という印象を持って
いたのですが、お話を伺うと、その印象は全然違っていて、
エネルギッシュで熱い方だったんだ、と今回わかって、
びっくりしてしまいました。


謙介、お役目柄、いろいろなトップとかリーダーと言われる
立場の方に会ってお話をする(しなくてはいけない)という機会が
あるのですが、、。

今回のシスター渡辺は、今までに会ったどんなトップの人とも
違った方でした。 

ぐいぐいと組織を引っ張っていくのでもない。
周囲との調和を作りながら組織全体を前進させる助力に
なろうとするのでもない。

でも、リーダーであって、トップなのです。
文字通り「余人を以って替えがたい」リーダーです。


この不思議な存在感、というのは、やはり「信仰」というものが
その背筋にあるから、なのだろうな、と、お話を伺った翌々日になって
そんなことを改めて思ったりしたのでした。

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