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16. 08. 30

著作権講習会

1年に1度、文化庁の著作権講習会を
受講しに行っています。
最近はおされに著作権セミナーとか言っているらしい。

今年も、講習会の開催通知が来ましたので
行ってきました。

会場はうちのアパートから、そう遠くない
(車で20分ほど)のところでした。
台風がどうなるか、と思ったのですが、
台風は夜半に通り過ぎていて、
朝、起きたときは、曇り空ではありましたが
雨は止んでいました。

会場の施設につきました。
車を駐車場に置いて、さて会場へ、、

駐車場から会場まで、行こうとしたら、
嫌がらせのような階段がありました。
Img_1038

先週のように気温36度とかでなくて良かったです。

艱難辛苦(笑)の末に、会場に着きました。
Img_1037


うちのブログ、これでも(笑)一応
著作権法には気をつけてはいます。
(一応ですけど)

ほかの人のブログを見ていたら、
美術の展覧会とかイベントのちらしとか、
ポスターとかをブログにそのまま貼り付けている人が
いますが、あれは著作権法違反になっちゃうんですよね。

もし、自分のブログにそういうものを
貼り付けたい場合は、主催者に連絡をして
展覧会に行った感想を書きたいので、そこに
一緒にちらしとかポスターを貼り付けたいのだけど
構いませんか?

とお伺いをして、主催者の許可をもらわないといけません。

おそらくポスターやらちらしを
貼り付けている人に、そんなことを言ったら、
「え? そんなことまでしないといけないの? 」
っていう反応が返ってくると思うのですが、
でないと著作権法違反になるんですよ。


でね、たとえば、そのちらしとかポスターを
個人的に集めて、それを一人で鑑賞する、
っていうんだったら別にいいんです。

ちらしやポスターをブログにアップする、ということは、

「他人の著作物をインターネットで送信するなど、
権利者の権利に抵触する利用については、権利者の
許諾を得ることが必要」になります。


そういうふうに著作権法は解釈されるんだ
ということなんて、全然知らないでいた、
多数いるように思われます。


謙介、以前に仕事場の広報誌の編集をしていました。
その時に本とかDVDの写真をつけたい、ということが
ありました。

そういう時は、その本の出版元に電話をして
まずどうやったらよいか、ということを聞いて
その手続きをしていました。

中には、出版社の法務担当と話してくれ、
というところさえありました。
それとか、もっとストレートに
その小説家担当の編集者を介して
小説家本人の許諾を得る、というところまで
いったことさえあります。

法務担当の方に事情を説明して
それで掲載の許可をいただいて、
もちろん掲載誌をお礼状とともに送る、
というようなこともしました。

中には掲載用の図書の写真をお貸しくださった
出版社もあったくらいです。


それとか芸能人の「ようつべ」の動画、
いっぱい貼りまくっていたブログがあって、
いきなりブログの運営会社から、
ブログそのものを強制的に削除された、
っていう例もよく見かけます。

2、3日見ないで、久しぶりにそのブログを見に行ったら、
急に削除されて無くなった、っていうブログが
ありました。


動画を、1つか2つくらい、
それもたまーに貼るのであれば、
まぁ個人の運営のブログだから、っていうので、
大目に見てくれるというのか、
黙認もされるのでしょうけど。
(本当は厳密に言えば、それも違反なんですけどね)

あまりにしょっちゅう、それも多量に貼っていたら、、
(1回分書くところに、6つも7つも貼っている。)
それは目に余る行為で許せません、
ということになって
強制閉鎖、ということになります。

ブログを運営している会社だって、
そんなブログを放置していたら、レコード会社なり
出版社から訴訟を起こします、と言われますし、
そうなったら当然敗訴になるでしょうから、
そんな厄介なことが起こる前に、
強制削除してしまう、ということになるのでしょう。

だけど、その一方でブログを書いている人は
著作権法なんて全然知らないから、
「どうして強制閉鎖になってしまったんだ! 」って
運営会社に対して怒ります。

で、またその強制削除された人が、今度は
別のところで、同じようにやってるのを
偶然見かけたりします。

運営会社がちゃんと本人に説明をしないのも悪いでしょうけど、
運営会社にとってみたら、強制削除の事例なんて
いちいち人によって違いますから、
それぞれのケースを詳細に説明するような
こともできないのでしょう。

大して説明のないまま強制削除になりますから、
そのブログの管理人も、どうして強制削除に
なったか、わかっていません。

いきなり自分のブログが消されてしまったことについて、
理由が十分に分かっていない、というのか、
懲りていないから、また同じように貼りまくりです。

で、その人の文章を読んだら、急に強制削除されてしまった、
どうしてなんだ! って怒ってるの。

謙介から見たら、あれだけポスターだの、
ようつべの動画、貼りまくりだのとやってたら、
そんなもの著作権法違反で、
強制削除されたって文句は言えんやろ、って
思うのですが。


たぶん著作権法の運用規則というのを全く知らないか、、
短期間であちこちゲリラ的に移動しながらするのでいいや、
と思っているかのどちらか、だろうと思うのですが。

それが文化庁からの講習会の時期がいろいろで、、
予定が組めなくて困るのですよ。

夏休みのこの時期、という時もありましたし、
早春の2月、という時期もありましたし、、。
そのたびにスケジュールの調整が難しくて。
できたら毎年同じ時期にやってもらいたい、
と思います。

どうして毎年受けるかと言えば、
毎年著作権法の改訂が
あるからです。

ええ。毎年どこかが変わっている。
まぁ基本的なところは変わらないのですけど。
(毎年大幅に変わっていたら、そんなもの
本当に困ります。)


もうすぐ変更があるかもしれないのは、
著作権保護の期間、でしょうかね。
今は著作物の場合、原則は著作者の死後50年です。
ペンネームの場合は、公表後50年。
団体名義も同様に公表後50年、
音楽CDも公表後50年ですが、TPPの条約との絡みで、
全部70年に延長される見通しです。
(映画だけは、以前から70年になっていた)


ひとつ目が点になったものがありました。
著作権のことについて、利用者側と
権利者側で交渉がこじれたときに、
文化庁の仲裁制度、というシステムがあるのですが、、。
その仲裁制度をお知らせする動画、というのを
試聴させられしました。

どういう方向に向けてこの仲裁制度の動画を作ったのかは
知りませんのですが、いきなり文化庁長官が出てきて
ラップを歌うのには、驚愕いたしました。

ラップというより、お念仏というのか
説教節というのか、、。

それとともに、文化庁にゆるキャラがいたという
ことも初めて知りまして、、。

よいお勉強になりましたです。


TPPの交渉の時に、日本ではやたら農業問題の
報道ばかりが目立っていましたけれども、
実際にもつれていたのは、
実はこの「知的財産権」の取り扱いだった、
と新聞記事で読みました。

それから変わった点としては、
以前は、著作権法って、「親告罪」だったのです。

親告罪というのは、著作権の侵害を受けた側が
「この人が、私の作品を無断で使っているのは
けしからん」と言って告訴しなければ、
公訴を提起することができない犯罪なんですが、
今年から、著作権者の告訴がなくても、
検察官が控訴を提起できる非親告罪に変わりました。


今の世の中、個人がこういうふうに自己表現の場として、
サイトとかブログを持つようになっていますからね。

いきなりブロバイダ会社から強制削除します、
というような仕儀にならないようにするためにも、
本当は、みんな著作権法の基礎くらいは、
知っておかないといけない時代じゃないか、と
思います。


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