外国語について(その2)
なんだかここにきて、謙介のこのサイト、
オリンピックの感想文、というキーワードで
訪ねてくる人が急上昇してきました。
今年はたぶん増えるだろうなぁ、と
予想はしてたんですけどね。
北京、ロンドンの年も多かったし、やっぱりというのか、、、
まぁみんな考えることは一緒、という
ことなのでしょうか。(笑)
いまのところ、検索キーワードの中で
やはり一番多いのが、どうしてだか、
ファーブル昆虫記 感想文です。
次に多いのが
オリンピック 感想文、っていうので、
三番目が竹取物語 感想文、っていうのです。
まぁ、2学期の始まるのが、四国辺は
8月25日ごろですから、もうあまり残された日は
そうありません。どうぞがんばってくださいね。
× × ×
さて。
なんだか「みちゅびしとんぎょん」で癖になってしまって、
それ以降、これを韓国語で発音したらどうなるだろう、
とあれこれ試しては遊んでいます。
こちらの地方銀行といえば、ここなのですが。
現在、十八とか七十七とか百五とか
若干、残っているナンバーバンクで、
ここが一番大きな数の銀行だそう。
これを韓国語で言えば、「ぺくしぷさうね」
です。
百が「ぺく」、
十が「しぷ」、
四が「さ」、です。
今、残っているナンバーバンクのうち、
十八銀○は本当に韓国、というのか
植民地時代の朝鮮半島のあちこちに支店がありました。
十八は「しっぱる」ですから、「しっぱるうね」ですね。
このしっぱるうね、
京城だけでなくて、釜山とか仁川とか、
朝鮮半島の主要都市に
支店があったようです。
その中で、京城支店は黄金町にあった、
ということですから、
今の乙支路(うるちろ)ですかね。
十八は長崎が本店ですから、半島にも近かったですし、
やはり長崎出身の人が半島で商売をしたり、
いろいろと決済とか送金事務の依頼、
ということも多かったから、支店もあちこちに
あったのだと思います。
謙介の仕事場の町の民放です。
これです。
南海は「なめ」
正しく綴字通りの読みであれば、
南は「なむ」で、海は「へ」なので、
「なむへ」なんですけど、「nam-he」で
途中の「h」の音が、発語しやすいように
子音欠落を起こし、「name」(なめ)という発音になります。
放送は「ぱんそん」ですので、
南海放送は「なめぱんそん」ですね。
なめぱんそん、ってねぇ、、。
ついでに言うと「南海電鉄」は「なめちょんちょる」
ということになりますですね。
まぁ、そうなるから仕方ないんですけど、、。
韓国語は語頭に濁音が絶対に来ない決まりです。
韓国の人に「がっこう」とか「だから」という日本語を発音して
もらうと、「かっこう」だったり「たっから」という発音になってしまいます。
でも、逆に、どうしてこんな発音になるの?
というものもありまして、、。
ドイツの「フランクフルト」を韓国語で発音すると、
別に語頭に濁音が来るわけでもないのに
韓国語では「ぷるらんくぷるとぅ」と言います。
どうして語頭が「ふ」でなくて「ぷ」なのか???
どうして、「ぷるらんくぷるとぅ」って発音するの?
って同僚のぬな(おねいさん)に訊いたことが
あったんですが、「だってそう聞こえるじゃないの」
と言われてしまいました。
その辺がどうしても日本人には、わからないところです。
あ、それから犬は韓国では「もんもん」となきます。
日本語で小さい子が犬のことを「わんわん」と言いますが
それに当たるのが「もんもぎ」という言葉です。
やはり言葉をこうして見ていくと、韓国語って
日本語と一番近い関係の言葉であるとは
いいますけれども、やはり外国語であって、
異文化、ということが明確なのではないか
思います。
韓国については、日本と似ている、とか近しい、とか、
懐かしいとか、変に距離を縮めるようなことは絶対に
言わずに、きちんと異文化の外国、と距離を取って
見ていくのに限る、と思うのです。
韓国は都合のいい時には、ものすごく距離を縮めてきます。
「お友達」とか「親友」とか言うのですが、関係がこじれたら
一気に「敵」になってしまいます。そういう極端な付き合いしか
できないように思います。
そういう国なり文化と付き合う時は、相手が「友達」とか
「親しい国」と言ってきたとしても、「いえいえ、そんな関係では
ありません」と、返答をして、距離感を、厳格に取っていくこと
が絶対に必要だと思います。
その方法が、謙介は40年近くあの国と付き合ってきて、
絶対に必要なスタンスだと思うのです。
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