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16. 08. 03

なにもこの暑いときにわざわざ暑いところに行かなくたっていいだろうによ、ツアー(その3)

恩師のところで朝食をいただいた後、
8時半に園部を出発です。
京都に行く途中、亀岡で先生が
「ちょっと寄りたいところがあんねん」
ということだったので、早めに出ました。

9号線を京都に向かって走ります。

途中、亀岡の矢田の交差点で右折してしばらく行くと
「那須与一堂」というお堂があるのです。

那須与一と言えば、源平の屋島の戦いで
扇の的を射た人なのですが、、、何故こんなところに、
というのが先生の疑問なのでした。
道路際にコンビニがありまして、
その向かいが那須与一堂の入り口です。
お堂は小さな丘の中腹にあります。
東に向いた丘を登っていかなければなりません。

やれやれと思いましたが、
先生、元気に坂道を登って行きます。
とても82歳とは思えません。

しばらくジグザグとした坂道を登りきると
お堂がありました。

Kameoka1


そこに由来が書かれていていました。

お寺の縁起によると、
平安時代の一条天皇の御代に
安倍晴明が法楽寺山に法楽寺を建立し、
恵心僧都(源信)作の阿弥陀如来像を本尊として
深く信仰したとしています。

源平合戦の時、源義経に従って一の谷に向かう那須与一が
途中、この辺で病にかかったのですが、
この法楽寺の阿弥陀如来に病気回復を祈願すると
たちまち回復し、屋島の合戦で扇の的を射とめ、
名声をあげることになりました。
与一はその功で武蔵国太田庄や丹波国五賀庄
(京都府船井郡日吉町)など五ヶ所に領地を賜り、
法楽寺を再興した、とありました。

向かい側には宝篋印塔が2基ありました。
先生は「これは室町(時代)やなぁ」とおっしゃいます。

Kameoka3

しばらく周囲をいろいろと見て、丘を降りました。
それから、亀岡の住宅団地の中を突っ切って
再び9号線に戻り、老の坂を越えて、京都に入ります。
9号線は、市内に入るとそのまま五条通りになります。
大宮五条の交差点を右折してしばらく走り、昨日と同じく
西本願寺で車をとめました。

西本願寺の前にある、龍大(龍谷大学)のミュージアムに
行きました。

ここは以前は西本願寺の「説教所」が
あったところです。

今、その説教所は、西本願寺の北側の
聞法会○の中に移動しました。
説教所を移転させて、
そこに博物館を建てた、ということのようです。

今回は特別展の開催はなくて、
常設展だけでしたが、それでも
風雅な仏像をたくさん拝見することができました。
室町時代の小ぶりな阿弥陀如来像が
展示されてありました。
先生いわく、「これ欲しいなぁ」 
「先生、ダメです」
「いやあ、ええなぁ。 ひとつ本堂に国宝級のもんが
あったらええなぁ」
「はいはい」

先生はミュージアムを出るまで、
「ええなぁ」と言い続けていました。

館内に今、奈良の国立博物館でやっている
忍性さんの展覧会の
チラシが置いてありました。

20163_094

ちょっと脱線しますが、(いつものことですが)
忍性さんって、あまり知られていないのですが
画期的なことを考えだしたお坊さんなんですよね。

漁師さんとか猟師さんは、魚や鳥獣を獲るわけです。
つまりは殺生をする、と。
その殺生をする人たちに、
供養をしないといけません、
忍性さんはいいました。

そして忍性さんは、殺生の度合いに応じて、
供養のお金をこれだけですよ、と定めたそうで。

で、思いのほか大漁だった、という
人は、供養のお金もたくさん要るようになるのですが
それは、あまり大漁でなかった人の供養の権利を
買い取って、それで充てる、という方法を考えたのです。

つまりは「供養権」を売買できる仕組みをこしらえたわけです。

その支払われた供養のお金でもって、
忍性さんは資金調達を行って、
あちこちに仏像を建立したり、困っている人に施しを
行ったのでした。

今風に言えば、
「排出権取引」の「殺生供養版」、を忍性さんは考え出した、
ということなのです。

そう考えると、忍性さんって、寺院経済学の始祖かも
しれませんね。(笑)


先生とはその後、会議があるとかで、
龍大の博物館の前でお別れしました。

謙介はとりあえず荷物を京都駅のコインロッカーに預けようと
思い、京都駅に行きました。

西本願寺から京都駅なんて、そう大した距離では
ないのですが、何しろ気温がもう33度くらいあって、
その日差しの中を歩くのはこたえました。


何とか京都駅に着いて、コインロッカーに荷物を
預けてホッとしました。
ここから206系統のバスに乗ります。

206番のバスは循環バスなので、便数も結構あるはず
なのですが、、バスは一向に来ません。

それが同じ206系統でも、東回り(京都駅から東山七条、
祇園方面)のバスは、もうそれこそ3分おきくらいに
じゃんじゃん来ているのに、西回りのバスは10分経っても
15分経っても来ない。 ようやっとバスロケに
3つ前のバス停に着きました、という表示が出ました。

それからまだ10分くらい待ったでしょうか。
ようやっとバスが来ました。
このバスで、四条大宮に行きました。

12時にはなっていなかったのですが、
ちょっと早めにお昼をいただくことにしました。
四条大宮の王将に行きます。
Oomiya1
看板、お気づきになりましたか?
一番下にある「1号店」の文字。


お店の入り口横の柱には
石でこんなふうに刻んだものがはめ込まれています。
Omiya2
写真で見ていただいても分かるように
みんな自転車やミニバイクとめまくりで、
誰もそんなの気にしちゃいませんけど。

ここが王将の1号店だったのです。

といっても、別にほかの王将と違うところなんて
ないんですけどね。

店内は1階がカウンター席、
2階はボックスシートの席でした。
謙介は1階のカウンターで、
いつものようにやきめしと餃子をいただきました。

Omiyaousho

謙介のように食べに来る人、
テイクアウトで買いに来る人、
後から取りに来るので、注文の電話
ということで店員さんも大忙しの状態でした。

ご飯も食べたので、店を出て横断歩道を渡って
嵐電に乗るのでした。
Randen1

(今日聴いた音楽 風のメロディ 歌 チューリップ)

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