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16. 08. 12

胃内視鏡検診(その1)

うちの職場では、毎年4月に健康診断があります。

うちの健康診断は、
休暇を取って、指定の病院に行って受ける、
というのではなくて、
病院からスタッフが大挙してきてくれて、
仕事場に検査室を設えて、
そこで健康診断を受診するというものです。

で、内容は、というと、採血にはじまって、聴力、視力、
腹回りの寸法測定(笑) 胸部レントゲン、
とあって、担当医の問診があります。
それから40歳以上の人はオプションで
バリウムによる胃の撮影と大腸がん検診も
あります。(両方ともします)


それが4月にあったわけですが、
5月のはじめに
結果が来て、胃が要精検、
というお知らせが来ていたのでした。

と、いうことはバリウムでの検診で、ちょっと怪しいところが
あったので、今度は胃の内視鏡(胃カメラ)による検診を
受けてみなはれ、ということなのですね。

以前は毎週がんセンターに行っていましたから、
(ひどい時なんて、週3回もがんセンターに行っていた)
主治医に言ったら、
「それでは早速に胃カメラ検診の予約をしてね」
と言われて、ささっと受けさされてしまっていたのです。

そういうことで胃カメラ、
過去に2回ほど検診を受けたのですが、、
もう「塗炭の苦しみ」というのはああいうことを指すのだ、
と思われるようなしんどい検査でした。

正直、今度も要精検と言われた段階で、
あの嫌な記憶がふつふつとよみがえってきたのでした。


今回はまたあのげーげーオエッは回避したい。
そういう思いが強くて、友達に電話をしたのです。
彼の御母堂が、以前某大学病院の総看護師長だったのです。

彼女に「謙介の住む街で、胃カメラ検診の
上手な人、どなたかご存じありませんか」と訊いたのです。

そうしたら、「○○クリニックの先生、お上手よ。 私が保証します」
という力強いご推薦をいただきました。

いつもはがんセンターでの検査だったのですが、
今回は、御母堂のそのお勧めに従って、その○○クリニックに
行くことにしました。

クリニックのホームページを見ますと
胃の内視鏡検査は予約が必要とありました。
そこで8月8日の予約を入れました。


8月8日は、うちの仕事場、電気工事のために
終日停電する、ということで、一斉休業日になったのです。
それでその日の設定したわけです。

予約はすんなりと通り、8月8日の午前8時20分にお越しください
ということになりました。

検診日が決まったのですが、過去2回のしんどい検診を
思い出しては、またオエオエ言って苦しまないといけないのか、と
思うと、本当に憂鬱で、、、。

その検診の何が不快かと言って、
胃カメラがのどを通過するとき
オエッとなることと、食道を内視鏡が
通って行くのが感覚で分かるのです。
あれも不快です。

前の検査も、本当に嫌だったのですが、
やはり要精検と言われて受けたのでした。
結局問題はなかったのです。
今度もそうじゃないのかなぁ、と思いました。
でも、もし万が一、腫瘍とかできていて
手遅れとか言われたら話にならないし、、
と、煩悶する日が続いたわけです。

さて、時間は容赦なく過ぎて、
とうとう8月8日になりました。

予約を入れたときに前日の晩の10時以降は食べ物を
摂らないでください、という指示だったので
飲まず食わずで、出かけることになりました。

アパートからクリニックはそう遠い距離ではありません。
混雑がなければ、車で10分くらいで着くと思われました。

しかし、朝の8時頃と言うのは、
田舎でも一応朝の通勤帯なので
混雑はあります。 はて、どんなものか、と思い
ちょっと早め、7時50分に家を出ました。

そうしたら、渋滞も混雑もなく、
8時10分にクリニックに着いて
しまいました。
駐車場に車をとめて病院の建物に入りました。

待合室に行きましたら、8時20分から受付開始だったのですが、
すでにもう何十人も人が居て、、驚きました。

受付のところを見ると、初診者の方へ、という紙が置いてあったので
それを1枚もらって必要事項を書き込んでおきました。

受付開始になったので、保険証のカードとその紙と
職場でもらってきた要精検の紙を渡しました。
そうしたら、別に胃カメラ受付、というのがありますから
そちらに行ってください、とのことです。

早速胃カメラ受付に移動します。
血圧と脈をはかってください、とのことで、
血圧を測ります 上が104 下が62です。
すごいです♪ この日は血圧、100を越えていました。
(いつもは上のほうが96とか98あたりです)

それから検査の時に、鎮静剤を使うとかで
その同意書に署名捺印してください、という書類の
作成がありました。

刻々と運命の時が近づいてきました。
またオエッとなる検査をしないといけないと思うと
「屠所の羊」状態なのでございました。
いやだなぁ、と思いつつも、友達の御母堂の
アドバイスですから、多少はいいのだろう、ということも
思いつつ、、待合室で待っていました。

こんな話、1回で終えようと思いましたが、長くなったので
後半を次回に回します。 すいません、いつもながらの
だらだらとした話で。

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