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16. 06. 08

ととねいちゃんの雑誌

うちの仕事場には、
暮らしの手○が創刊号から
全部あります。


10年くらい前に、
雑誌・図書の販売総額が、
紀伊国○とか淳久○といった
本屋さんより、コンビニのほうが
売り上げが多い、というようなことに
なったと聞きましたが、、

今や、もう図書も雑誌も
コンビニであろうと一般書店であろうと
全体的に売れ行きが落ちています。

加えて最近、地方では老舗の書店が
店じまいとか倒産をした、という話を聞きます。

知っている大学生に
(紙媒体の)新聞を読む? と聞いたら、
読まない、と即答でした。

本も読まないのだそうで、、。

何でもネットで調べるんでしょうか?

でも、ネットで調べたことって、脳科学的に見ても
すぐに忘れてしまって記憶に残らないんですけどね。

え? どうせ大したことなんて検索しないのだろうし
その程度でいいんだって?


本とか雑誌でも、
人目につくような派手なものばかり目について、
その一方で堅実なものとか、出版社の良心として、
地味だけど味わい深い内容なので、どうしても
これは世に出したい、と今までであれば出版されていたようなものが、
売れないから、という一言で
出版されなくなっています。

京都でも以前は寺町京極に
南海堂という、各社から出ている
文庫本だけいつも全点そろえて売っていた本屋が
ありました。

演劇とか思想関係だったら河原町の
京都書院、とかあったのですが、、
そういう個性的な本屋さんの経営すら
成り立たないような世の中になった、
ということなんでしょうね。

やれやれ。この先、どうなって行くのでしょうね。

さて。
暮らしの手○でした。
これが創刊号。
Tosho4_107
きちゃないおっさんの手が写りこんでいますが。


最初のほうの号には、頭に「美しい」というタイトルが入っています。
でも、最後のページの「責任表示」を見たら
単に「暮らしの手○」になっているんですけどね。

大橋さんの名前が明記されていますね。
Tosho4_108

初号の執筆陣、本当に多士済々、
という感じです。
Tosho4_110

この中で、現在もご存命なのは、影絵作家の藤城先生ですね。
小堀杏奴(アンヌ)さんは森鴎外の娘。小堀遠州の末裔とご結婚
したので小堀姓です。

しかしまぁ世間の女の人の名前がヨネとか
トラとか言っていた時代に「アンヌ」ですもんねぇ。

『きもの随筆』の森田たまさんに
『足摺岬』の田宮虎彦さんに川端さんです。

Tosho4_109
 
詩人に映画監督にデザイナーに美容家、
いろいろなジャンルの方に原稿を依頼したのだなぁ
と、この目次を見るだけも感心します。

「ととねいちゃ〇」
これからのドラマのキャスティングですけど、
花森安○さんの役を唐沢くんがするそうですね。

おかっぱ頭にしたり、スカートをはいて出演したり
するんでしょうかね。ふふふ。

花森さんがああいう格好をしていたのは、
明確な意図があって、のことなのですからね。
そこんところ、是非にやって欲しいと思うんですけど、、
その辺の「表現」をドラマの中ではどうするんだろう???
まぁ今のNH〇だったらそんなことやらないで
おくかもしれませんね。

それにドラマは現実ではなくて、「モデルとして仮託した設定の人物」
ですしね。
「ととねいちゃん」だって、大橋さんを主人公のモデルにしたけれども、
というところで、実際とは違う要素がいろいろと入っていくのでしょう。
まぁそうでないとドラマになりませんし。

久しぶりに暮らしの手○のバックナンバーを
読んでみようか、と思いました。


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いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

 暮しの手帖,田舎の祖母が定期購読していたので,盆正月に帰省した時にまとめ読みしてました。懐かしいなあ・・・さすがに創刊号からじゃありませんが(苦笑)
 徹底的な商品実験の顛末とか,あちこちにちりばめられたエッセーとか,熟読しておりました(←既に普通の男子高校生から外れている 笑)
 ちなみに,一番記憶に残っているのは,今は亡きフランスが誇るTEE「ル・ミストラル」乗車記でしたが。

>ネットで調べたことって、脳科学的に見ても
>すぐに忘れてしまって記憶に残らない

 ああ,それでしばらく間をおいて何度も同じことをネットで調べてしまうんですね!(それってただの初期老●ボケじゃ・・・)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 16. 06. 09 at 오후 11:59

---Ikuno Hiroshiさん
 商品テスト、いろいろとやってましたよね。電子レンジとか、二層式の洗濯機から、ひげそりとか。 類似の商品テストをする雑誌が出てきたので、ああいうことをやめた、と言っていました。電化製品がどんどん高級化して複雑化・大型化してきたので、品々揃えてテストするのも難しくなってきたでしょうし、同時に花森さんも亡くなってしまった、ということも大きいかもしれませんね。
 ネットで調べたことは、「あまり重要ではない、その程度」のことと脳が認識して、さっさと忘れようとするそうです。やはりきちんと覚えこまそうと思ったら、書くとか、口に出して言うとか、感情とともに覚えこませる、というようなことをするといいみたいですね。あ、暮らしの手○が記憶のほうに行ってしまいました。どうも申し訳ありません。

Posted by: 謙介 | 16. 06. 10 at 오후 10:58

今の雑誌は、本当にひどいですよね。

グラフィックも最低なものもあって、表紙のPhotoshopソフトで切抜き加工したものでも、素人作りでも、絶対ありえないって感じの汚い切抜きを本日、たまたま、書店で見て、おもわず、汚い物を触るときのように、指でつまんで棚に戻してしまいました。

この日記を読む前のことで、なんだか、タイミングあいすぎで嘘のようですが、本日、書店で雑誌の立ち読みした時に、あまりにものひどさに、つまんでしまいました…そんな事がありました。
女性誌だったのもありますが、きっと、このおっさん変って、周りにいたかたに、おもわれたかもです。汗汗。

本来、デザイナーさんの苦労とかを先に考えてしまって、こんなことは、しないんですけど、ほんとに汚いものつまむようにしてしまった自分に帰りに運転しながら、車のなかで、うーんって考えてしまいました。
良い雑誌も頑張ってるのわかるし、今回の話のような雑誌は、よほど編集の現場が酷いんだろうなと想像もつきますが、紙の媒体の雑誌もオマケの生地ペラペラのブランドロゴだけ入ったポーチをつけないと売れない時代にしたのも、雑誌業界の責任もあるようにおもいます。
ロゴだけ提供するブランドもブランドですが、ラル●ローレ●も、店を減らしてリストラする時代、ファション誌とかは、辛いんだろうなぁと想像がつきます。
紙の媒体は、一握りしか残っていかないんでしょうね。
雑誌も最近では、はっきりと、良い悪いに格差が生まれましたね。
良いエディターや写真家さん、作家さんを使う雑誌があっという間になくなる時代、日本の文化は、幼稚になりました。
なげかわしいですね。

nhkのドラマも面白くなりそうですね。そうですか、唐沢さんが…知らなかった。

Posted by: holly | 16. 06. 11 at 오후 6:33

---hollyさん
雑誌、新しい雑誌の創刊号が出たら、女性誌だろうと男性誌だろうと一応チェックするんです。見ていたら、ああ、これは売れる雑誌やな、とか、これは大して売れへんわ、というのもなんとなく分かります。 hollyさん
の見られた雑誌というのは、実に安易な作り方をしていたのですね。こうやってこうやって適当にこの辺で写真でも入れておいたら、一丁上がりやわ、という程度の作り方しかしていない、というのが想像できます。誠意をこめて作ってもなかなか売れるかこけてしまうかわからないのに最初から安易なことでは、、ちょっとダメですね。 そういう安易さは読者に容易に伝わっていきますよね。
 安易な雑誌が多くて、、売れているイケメンのにいちゃんか話題のねいちゃんでも表紙にしておいたら売れるやろ、という安易な作りの雑誌も多くて、、ぱっとみたら似たり寄ったりの雑誌が多くなりました。やれやれ、雑誌が売れない、たって原因は出版社にもあるように思うんですけどね。

Posted by: 謙介 | 16. 06. 12 at 오후 11:02

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