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16. 05. 11

階段をのぼりつつ・泳ぎつつしりとり

笑点も司会者がかわることになりましたね。

笑点で思い出したのが
座布団運びの山○くんのことです、、。

謙介が小学生だった時、道徳の授業で
「明るいなかま」というテレビ番組を見ていました。

そのテレビ番組は20分くらいで、
見終わった後、
番組の中の登場人物の行動をクラスで話し合う、
というような流れで授業があったのです。

その時に、いつも問題を起こすのが、
今、笑点で座布団運びをしている
「山〇くん」だったように記憶しています。
(そのころはもちろん子役でしたが)
つまりは謙介が小学生のころから
山〇くんはテレビに出ていたのです。

彼がそのドラマ仕立ての番組の中で
どんな行動をしていたのかは、
今ではもうすっかり忘れてしまったのですが、
テレビの中で別の人が「まーた山田くんったら」とか
「山田くーん」と困ったようにほかの人が言う
セリフが頻繁に出ていて、、。それが結構印象に残っていて
覚えているんですよね。

そう思うと、笑点の座布団運びの前の
ずうとる○の前のさらにその前から
山田くんをテレビで見ているわけです。

だから彼の芸歴って
もう50年くらいになるんじゃないですかねぇ。

     ×      ×       ×

話は変わって。

この間、大山のぶ○さんの旦那さんの
砂川啓○さんが最近の大山さんのことについて
書いた本を読みました。

大山さんが認知症になった経緯、今の状態を
書いた本ですね。

大山さんは、かねてから認知症になってはいけないと、
「葡萄」とか、「薔薇」というような難しい漢字を書くような
練習をしていたり、いろいろと対策を講じていたらしいの
ですが、、、、。

それでもやはり認知症ということになった、とありました。

嗚呼物忘れ。


謙介の場合はもともと本当に頭がザルで、
記憶力なんて、、最初からひどいものでしたが、、
それが最近はは、もうザルを通り越して、
ダダ漏れのように忘れるようになりました。

人の名前が出てこない。忘れ物をする。

毎日そのことで、数回はやれやれと
悲しくなる瞬間が訪れるのです。

うーん。

こういうの、どうしたらいいんでしょうね。

うちの職場には、
老人向け体力保持についての論文を書いて
学位を取った人がいるので、
その人に聞いてみました。


前に謙介が時々歩いていてバランスを崩して
おっとっと、となることがあるんですよ、
これはどうしてなんでしょう?
と聞いたことがありました。

その人のお答えは
「老化です」と一言でした。

じゃあ、それを何とかする方法はないのか、とその
知り合いに聞くと、同時に2つの事をすれば?
ということでした。

たとえば、

階段をのぼりながら、100から7ずつ引く計算をする。
早足で歩きながら、しりとりをしてみる。
ということだそうです。

それからよく健康のためにウォーキングすればいいとは聞くので
効果はあるのか、と聞いてみたら、
長距離を歩けばいいのではないのだそうで。
1万歩も歩くのは却って体に良くない、のだそうです。

距離を歩くのではなくて、どういうふうに歩くか、という
徒歩運動の質についてが大切なのだ、
とのことでした。

謙介は、週に4回フィットネスクラブに行って、
プールで泳いだり、水の中でエアロビクスをしたりして
身体を動かしているので、身体は動かしているほうじゃないか、と
思います。


しりとりかぁ、、

で、謙介、早速やってみることにしました。


フィットネスクラブで、水の中でエアロビクスをしながら、とか
仕事場で階段を1段飛ばしで上がりつつ、
かごめ⇒めだか⇒かいがら⇒らっきょう
⇒うめぼし
とぜえぜえはぁはぁ言いつつ、
ひとりしりとりをやっていくわけです。

愕然としました。
すぐに詰まってしまって、
しりとりがつながらないの。

何人かで、ゲームでやるんじゃなくて
自分一人でずーっと日本語の単語をつないでいかなくちゃ
なんない訳なのですが、単語が出てこない。


うめぼし、しぃしぃしぃしぃ しまうまっ!
ま、まんじゅう あ、また「う」がきた。
うんどうかい⇒いろり(一体どういう展開なんだ)
り、りりりりり リンパ腺 あ、だめだ。んが来た。
り、りんどう、また、「う」だ。
う、うどんや⇒屋根⇒寝言⇒とうへんぼく⇒串カツ

本当にひどいです。
これは、ザル化が加速されて当然だと思いました。
みなさんはいかがでしょう、か。

これをやって、驚異的に頭の回転が速くなるのか?

さぁ、、、、。(笑)


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Comments

 この脳の老化防止策,要は同時に二つの分野を働かせて刺激を与えるということなんだと思います。何かの本で読んだ覚えが・・・って,あれ?忘れてる?(爆笑)

 リンパ腺ときたら,「ん」でメゲずに戦艦大和で切り返すってのは,ダメでしょうか?(笑)

 くれぐれも,しりとりに夢中になって,階段を踏み外したりなさいませぬよう・・・

Posted by: Ikuno Hiroshi | 16. 05. 12 AM 12:01

---Ikuno Hiroshiさん
足、そうなんです。何かを無意識にまたいだとき、無意識ですから、そのまたぐ対象物を十分に見ないで、ぱっと足をあげてまたごうとすると、その対象物にガーンとぶつかったりします。足の上げ方が低くなった結果、今までは足を揚げる角度が、もうちょっと上だったためにぶつからないで済んでいたものが、ぶつかるようになってしまった、ということなのでしょうね。(要するに、ちゃんと見て足を挙げろ、というだけなんですけど)こないだ、善通寺の五重塔に登攀(笑)した時は、(だって、絶壁のような階段でした)用心して一段一段よく見て確認しながら上り下りしました。これからはすべてこうするようにしよう、と思います。老化防止には一度に二つのことで頭を使うのがよい、ようです。うーん。でも、本当に刺激になっているのかなぁ。

Posted by: 謙介 | 16. 05. 12 AM 7:15

認知症人事ではないですよね、ごく稀に自分で気がつく方もいるみたいですが、老化現象なのかわかりにくいかも 父がどうやら前立腺肥大症のようで(ガンではおそらくない?)手術をしなくてはならないので母は脳ドックでコレステロール値が高いからと薬を処方され、今月と来月はいつも以上に病院に行かないといけないのですが車で片道1時間なので往復だけでグッタリです。今迄散々親不孝してきたので(今もですが)深く反省しております。謙介さんはご自分の体調が万全でなくてもご両親と旅行されたり親孝行ですよね、深く自分自身反省しております。

Posted by: ゆき | 16. 05. 13 PM 5:22

---ゆきさん
土曜日、両親のお供で、通院する、ということが増えてきました。 ゆきさんが一緒に行っただけで疲れる、というのは、自分もそうなのでとても良くわかります。病院に行ってみるとうちと同じように40代50代の息子・娘が通院に付き添っている、というのをよく見ます。
ゆきさんは、謙介のことを↑のようにおっしゃってくださったのですが、正直、めんどくさい、というような気持になることもあります。両親と一緒に旅行に行っているのは、もう今しかないから、という気持ちです。それこそ「期間限定」という意識があるから、だと思います。なので、今のうちに、と思っています。

Posted by: 謙介 | 16. 05. 13 PM 10:55

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