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15. 12. 13

思い出したこと

釜山って、みなさん行ったことがありますか?
そうそう、韓国本土、慶尚南道(きょんさんなむど)に
ある釜山です。

釜山の観光地、って言うと、チャガルチ市場とか
影島(ヨンド)とか、海雲台(ヘウンデ)になりますかね。

海雲台って、浜辺で海水浴場のあるところなんですが
なぜかここの名物って、魚料理でなくて、焼肉が名物
だったりします。海雲台カルビ、って有名なんですよ。

実はこの海雲台に行く途中の丘に国連平和墓地公園が
あります。ここも釜山の観光地の一つではあります。

ここには、朝鮮戦争の時に国連軍として
各国から派兵されて、この地の戦乱の中で
亡くなった兵士のお墓があります。

この国連軍として派兵された国の中で一番の犠牲者を
出したのがアメリカです。その次がイギリス。
そうして3番目に犠牲者を出した国が実はトルコだったりするんですよ。

どうしてトルコが朝鮮戦争に派兵したのか、
といえば、原因は、トルコは近代以降、ソビエトに
自国の領土を少しずつ取られていった、という歴史が
あります。ですからやはりソビエトに対しては
大変な脅威を感じていたからです。

そのため、どうしてもNATOの陣営に入っておきたかった。
それには、NATO加盟国の同意を取り付けなければ
なりませんでした。

そこで、NATOに加盟したいがために
トルコは朝鮮戦争に派兵してそれはそれは頑張った。

それが、さっき言った朝鮮戦争の戦いの中で
3番目に犠牲者を出した国、ということになったのです。

そして、その朝鮮戦争での犠牲が、
朝鮮戦争であれだけ派兵をして、果敢に働いたのだから、
という認識につながり、
他のNATO諸国をして
トルコの加盟を承認する、という結果となった、ということです。

それに、トルコが親日国という理由の一つに
日露戦争で日本がロシアに勝利した、ということもあると
聞いています。

まぁそういうトルコとロシアの歴史的な感情の延長線上での
今回の、この問題です。

どちらも極限まで突っ走ろうというようなところまでは、
思っていないにせよ、果たして
どの辺を妥協の着地点としようとするつもりなんですかね。

ちょっと興味深く見ているところです。


(今日聴いた音楽 俵星玄蕃 歌三波春夫
 史実ではありませんが、明日は12月14日、ということで。(笑)
 長い曲ですよー。全部聞いたら、8分20秒の曲です。)

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