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15. 10. 22

祭りのあとで

プロ野球選手の賭博事件
昨日からどのニュースでも
トップニュースで報道されていましたね。

謙介、6年ほど前のことになりますが、
高校生の国語と日本史の
勉強を見ていた、ということをここで
何度かお話したと思います。

当時高校生だった子たちも
今は大学の4回生になりました。

高校で彼らの同級生だったヤツが
今回の事件でばくちをやった、ということが
明るみになったM本選手でした。

ドラフトで鳴り物入りで入団したのに
望んで行った道なのに
どうしてそういうことをしてしまったのかなぁ、と思います。


M本選手ってどういう子やったん? 
と訊いてみたのですが、
吐き捨てるように
「ガラが悪かった」と答えてくれたのが
印象に残っています。
「そのくせ先輩にはへこへこしていて、、」

そういう人だったから、
賭博というようなものを自ら引き寄せていったのかなぁ
と話を聞いて思ったりしました。

こういう人間のことを的確に表現する
高松の方言があります。
「じょんならんヤツ」
「じょんならん」というのは強いて言えば
「どうしようもない・困り果てた」という意味ですかね。

不思議なことに
「じょんならん」という言い方はありますが
「じょんなる」という言い方は存在しません。


       ×      ×       ×


謙介の住む街の祭りは終わりました。
ですが、県単位でいいますと、県内のどこそこの地域は
10月1日から7日まで、 別の地域は、7日から10日まで
さらに別のところは、10日から17日まで、というふうに
要するに10月中は県下のどこかの地域で
必ず祭りをやっている、というようなことになっています。

でね、ここいら辺のお祭りは荒っぽいんですよ。
うちの仕事場の近所の神社の祭りなんて
おみこしを川の中に放り込むわ、

Hojo2


挙句の果てには
みこしを神社の階段から放り投げて破壊してしまうわ、

Hojo1

というようなお祭りです。

まぁ、古代の人の考え方として「タマフリ」という儀式が
ありまして、それはたましいを揺らせて、その活動を
盛んにさせる、というものがありました。
ですから、このタマフリの儀礼の超強硬版、と
考えると、そういうものだ、と思います。

ご存じのように今、本当に田舎は人口減少がものすごい
のです。商店街は、県庁所在地の商店街が
かろうじて存在している程度で、どの町の
商店街もほとんどシャッター街になっています。

平日の昼間なんて、人通りがない
ゴーストタウンのような街がほとんどです。

そんなさびれ果てた街が、1年に1度だけ
祭りのときだけものすごい活気になる、、。
そして祭りが終わったらまた元のさびれた
地域に戻ってしまう。

20年くらい前までは田舎の町にも
結構活気があったのです。


かつてのにぎわいと
さびれ果てた今と。

そして秋の数日だけ狂気のように行われる祭りと。
そのギャップを見ていたら
何だか見ていて、
とても複雑な気持ちするのです。

これだけさびれているのに
祭りだけがひたすら派手になっていって、、
何のための生活で
何のために祭りがあるのか。
それでいいのか、と、思ったり。

それでもまだお祭りができているところは
マシなほうで、過疎地に行くと、
祭りの開催さえ、維持できなくなって
いるところも多い、と聞きます。

その祭りが派手で華やかなだけに
余計に祭りの後の寂しさが
募るのかもしれませんが。

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Comments

健康診断受けて来ましたが病院が遠いので行くだけでグッタリです。先生が超音波ですか?画像を見ながら解説してくれるのですが只の黒い画像です…
パチンコ・競馬etcといった公営⁇ギャンブル以外はいけません‼︎そういったものでも身を持ち崩す方はいますので
プロの選手になるのは大変でしょうに、あの球団ならお金にも困る事はなさそうですが…桑◯さんが「また投げる不動産王って書くんでしょ⁇」なんてマスコミに言っていた様な…華やかに見えても辞めた後の方が長いですからね。将来を考え不動産投資していただけではないかと…
堅実だと思うのですが?人のお金ではない訳で。
賭博の件ですが某オーナーの力かあまり報道されていない様な⁇

Posted by: ゆき | 15. 10. 25 at 오후 7:55

ずいぶんと荒っぽい、お祭りなんですね…。
神事は、本来は、人目につかないようにおごぞかにってのが(伊勢の遷宮の屋移りの神事のように)普通なのでしょうが、きっと人間がいろいろな思いでそうなってきてしまって長く続いてるものなのかもですね…。
屋根をこわしたり、みこしをこわしたりって、神道を勉強した事のある人なら、すこし俯瞰でみてしまいます。
この神社の宮司様もよしとしてるって事は、そういう思いがそれなりにある祭りなのでしょうけど…。複雑ですね

Posted by: holly | 15. 10. 26 at 오후 2:07

---ゆきさん
健康診断だけでものすごく疲れる、それとってもよく分かります。たとえば、胃がん検診で、バリウム飲んでレントゲンを撮るのがあるじゃありませんか。あれだって、固い検診台の上をやれ一回転しろだとか、金具をしっかり持てと言われて、まっさかさまになったり、本当にアクロバットのようなまねをさせられて、変な角度でじっとしていろ、息を止めろ、と言われて、、あれだけですら、終わったらどっと疲れます。 あんなものが一連であるなんて、健康診断自体が、健康な人でないと受けられない、という気さえします。本当にお疲れ様でした。
野球賭博、もうアホとしか言いようがないですよね。才能と運があってプロのそれも有名チームの選手になって、それで道を踏み外して人生を棒に振る、(バッターを棒に振らせろよ、とか思います)なんて、どこでどう間違えるかなぁ、と思います。

Posted by: 謙介 | 15. 10. 26 at 오후 3:43

---hollyさん
それが、実は四国には結構この手の荒っぽい祭りが多くあるんですよ。ここの祭りだけではないんです。神輿を川の中で振り回すとか、神輿同士をぶつけるとか。もうhollyさんから見たら信じられない!というようなものが結構あります。この神輿を石段から突き落とすのなんて、毎年神輿は破壊されて、御神体がむき出しの状態になったりするんです。それで、そこまでしたほうがよりいいことがあるとか言って、、。この辺は何せ昔は河野水軍と言って海賊の本拠地でしたから、それで荒っぽいのかもしれません。

Posted by: 謙介 | 15. 10. 26 at 오후 3:48

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