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15. 05. 27

巡礼にご報謝出張(その4)

お昼をいただいた後、まだ少し時間があったので
もう一つ、前々から行きたかったところに行くことにしました。

「徳島県立文学書道○」です。

前にも何度か徳島に来ていたのでしたが
時間がなかったり、休館日だったりして
タイミングが合わずにいたのでした。

今日は開館日でしたし、時間も少しあったので
ばっちりのタイミングでした。

お昼をいただいた中華そば屋さんから
車で10分ほど南に走ると、吉野川の橋を渡ります。
橋は全長1137メートルの結構長い橋です。

Yoshinogawaohashi01
橋を渡ると徳島の中心市街地です。
それまで田んぼがあちこちに見えていた風景が
急にビル街になってきました。

左側に徳島大○の南常三島キャンパスが見えたところで
右折します。
さらに右折して、もいっちょ右折したら
到着です。

Bungakushodo2_2


さっそく館内に入ってみます。

Bungakushodo3

徳島出身の小説家と言えば
今だったらやはり瀬戸内寂○さんがすぐに
浮かぶのでしょうか。

そういうことで

瀬戸内寂〇さんってすごい人気ですね
と言うと、謙介の知っている徳島の方々は、
「うーん」とか「あの人はちょっとねぇ、、」
という微妙な返事の人が多いのです。


全国的にはすごい人気で、寂○さんの法話の会には
ものすごい人が押し寄せる、というのですが、

地元徳島の人として考えると
やはり、ご家族があって、、
ご主人や子どもさんがありながら
よその若い男のところに走ったわけですからね。

もしも自分の母親が、自分を捨てて
よその若い男のところに走った、としたら
子どもの立場としてどんなふうに思うか、
と逆に聞かれたりしました。

自分のしたいこと好きなことばかりして
自分はそれでええかもしれんけど、後の
家族の苦しみも考えずに家を出奔して
挙句の果てに出家するのんか。
そんな倫理があるか。
それですべてが許されるのか、
とはっきり言う人も結構多かったです。

地元の人の言葉にはしばしににじみ出る
微妙な距離感、というのは、そういう感情がやはり
出てしまうからなんだなぁと改めて思いました。


そういう複雑な感情の交錯する地元の徳島に
徳島県立文学書道○ができました。

そうして館内には寂○さんの展示室ができた
とも聞いていました。

謙介、実はこの施設がどういう経緯で
造られたものなのか、ちょっと知りたかったんですよ。


Bungakushodo4

館内は1階に小さな図書資料室と
メインの展示室2つがありました。

そのメインの展示室で今やっていたのは、
寂○さんの「言葉」の展覧会でした。


寂○さんが書いた作品の中から、
印象に残る言葉をそれぞれ抜き出して
発表年次順にそれぞれ掲示したものです。


2階はフォーラムとかちょっとした講演のできる
教室がありまして、、
3階には4つ部屋がありました。
4つの部屋というのは
1つは寂○さんの所蔵していた図書の資料室。
これは1階の資料室で手続きをすれば閲覧ができるそうです。

2つ目には徳島出身、もしくは徳島に縁のあった
文学者の部屋。

3つ目にはこの施設は「文学書道館」なので、
書道もなくっちゃね、ということで書道の作品の部屋。

それから4番目が寂○さんの作品やその半生を
たどる部屋。

4番目の寂○さんの作品や半生をたどる部屋は
撮影不可とはなっていなかったので
撮影をしました。

寂○さんの著作をすべてパネル仕立てにして展示してあります。
Haruminoheya3

寂○さんの今までの人生を年表にして展示もしています。

京都で最初に住んだ家は中京区西ノ京原町と
書いてありました。 なーんだ。謙介だってよく知っている
場所です。

西大路通り、太子道の京○日産の東側の辺ですね。

この部屋の奥のほうには寂○さんの
書斎が再現されています。


Haruminoheya1

去年(2014年)の暮に講談○から出した著書の原稿です。
Haruminoheya2


1階の展示室ではわからなかったのですが、
3階の4つの部屋を見学して、この文学書道館がどうして
建てられたのか、が謙介なりにわかった気がしました。

徳島県出身の書家で(お亡くなりになりましたが)
小坂奇○さんという方がいらっしゃいますが、 
そのご遺族が小坂さんの遺品を片付けた後、
全部徳島県に寄贈したのです。

寂○さんも同じように、持っておられた資料の大半を
徳島県に寄贈したのでしょう。

寄贈を受けた徳島県としては、その資料を有効に活用をしなくては、
ということで、この施設を建てたのだ、ということだろうな
というのが、展示物を見ていて感じたことでした。

というのが寂○さん以外の徳島出身の文学者の資料が
非常に手薄なのです。

書道の作品も小坂奇○先生の収集していた作品が
コレクションの中心ですから
徳島とは何のゆかりもないたとえば今井凌○先生の作品が
あったり、、というようなことでした。

ですからそうしたお二方の寄贈資料を展示する
建物として、この施設を作ったのだ、ということが
展示を見ていて分かったのでした。


長くなりました。
今日はいったんここで措きたいと思います。

(今日聴いた音楽 愛の伝説 歌 まがじん
 NTVドラマ さよなら・今日は 主題歌
 ドラマのこと、一度書きたい、と思っているんですが、、。
 謙介、最近ドラマはほとんど見なくなりました。
 昔がいい、とかはあまり言いたくないんですが、
 日テレのグランド劇場という枠の中で
 やってたドラマ、どれも今もいくつかのシーンを
 覚えたりしています。小さい子どもだったんですが
 よほど印象が深かったのでしょう。)

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