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15. 05. 13

日本でいちばん営業日数の短い駅へ(3)

おまいりをした津嶋神社ですが、
この辺では子どもの神さまとして有名で、
みんな津嶋神社とか駅名のように
「津島ノ宮」などと堅苦しい言い方で呼ばずに
「津嶋さん」という言い方です。

こういう呼び方一つを見ても、どれくらい庶民の
中で信仰されてきたか、人とそのお寺なりお社の
距離が分かるような気がします。 

庶民信仰の篤い神社仏閣はたいてい「さん」づけだったり
します。「こんぴらさん」とか「お伊勢さん」とか。
奈良の東大寺だと「大仏さん」ですよね。

昔は子どもは病気にかかって死ぬ子がとても多かったです。
ある意味、それは「よくある当たり前のこと」であって
織り込み済み、と考えていました。

何度も言いますが万葉集には「子どもの誕生を祝した歌」は一首も
ありません。むしろ親にとってはこの子が一人前の大人として
無事に育ってくれるかどうか、という心配のはじまりだった
かもしれません。


そうして体力の不安定な子どもの時期を過ぎて
地域社会の中で一人前の大人となった時が本当のお祝いの
時期でした。

だから昔の人は人生の大きな節目の行事を「冠婚葬祭」と呼んだ
わけですね。最初の人生のお祝いは成人した「冠」がはじめて
だったわけです。

この日は、神社の表庭で、この津島ノ宮駅開業百周年で
大々的なイベントをやっていました。
ちょうど通りがかった時は、地区の太鼓の演奏をやっていて、、
お昼前だったので、すきっ腹に結構響きました。
下の写真右側の建物が遥拝殿です。
というのも、この津嶋神社は、正式な拝殿におまいりできるのも
年に2日だけしかできないのです。
それ以外の時は、この遥拝殿でおまいりをする、と
いうことなのです。
Tsushimasan1

さて、今日は普段は行けないご本社におまいりに行くことにしましょう。
ご本社まで行くには、この橋を渡って行きます。
Tsushimsan2

この日は橋が渡れるように、こうなっていました。
Tsushimasan21

ですが、普段はこうなって木が外されていて
渡ることができないようになっています。
Tsushimasan23


ご本宮が近くなってきました。
この小さな島にご本宮があります。
Tsushimasan3

正式なお祭りの日ではないので、この日、神社に
神職の方はおいでませんでした。夏のお祭りのときは
こちらに神職の方がいらっしゃって、ご祈祷をしてくださいます。
お守りやお札は売っていました。

暑い夏には浜風が吹き渡り、さわやかな感じですが
5月はまだ少し肌寒いという、感じでした。
でも風はさわやかで心地よかったです。
瀬戸内海の眺めもすばらしかった。
一昨年、瀬戸内国際芸術祭の会場で訪れた高見島が
遠くに見えました。
Tsushimasan4

ご本宮から降りるときに、四国側のほうを向いて1枚。
橋をこんな感じで渡ってきておまいりをするのです。

Tsushimasan5

神社は島にありますから、当然島の周囲は海岸です。
狭いですが砂浜と岩の露出した磯の部分がまじりあって
ありました。 この写真からも子どもが何人か写っているのが
分かると思います。橋を島側から見たらこんな感じでした。
Tsushimasan6

橋の途中から東側を撮りました。写真が小さくてはっきり
見えなくて申し訳ないのですが、この辺は珍しくJRの線路が
海岸を走っています。
Tsushimasan7

JRの予讃線(高松⇔松山)はほぼ地形に沿って走ってはいますが
海岸の際を走ることはあまりありません。この多度津から詫間の間と
川之江のところ少しと、松山の北郊の堀江のちょっと手前だけです。
昔、敵が攻めてきては危険、ということで
海岸沿いには走るけれども、海の間際を走らないような
場所を選んだ、と鉄道史の本で読みました。

神社の前庭でやっていた地元のお祭りを見たかったのですが、
上りの電車の時間が迫ってきていたので、
パパッと見るだけになってしまったのが残念でした。
(停車する電車が1時間に1本くらいしかないので)
地元の鯛を使った炊き込みご飯とか、イワシのから揚げとか
おいしそうなものがいっぱいあったのですが、、。

急いで駅に行ったら、場内放送でもうすぐ電車来ます
と案内がありました。

ということで津島ノ宮駅開業100周年記念入場券を急いで
買いました。
Nyujyoken


再び電車に乗って丸亀まで。
丸亀で駐車場にとめてあった車を運転して仕事場の街まで。
ちょっとバタバタしましたが
海の景色も眺められたし、電車にも短い区間でしたが
乗れたし、楽しいおでかけになりました。


(今日聴いた音楽 風のメロディ 歌 チューリップ
 この歌が流行ったのが1976年ですね。やれやれ、、)


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