« あけましておめでとうございます | Main | 正月からプリンかよ »

15. 01. 07

ちかごろ食べたものを淡々とアップする(その3)

このブログをお読みのみなさんのところでは
お正月はどんなお天気でしたか?

今年の新年は四国も非常に寒くて
雪が降りました。
(京都ほどではなかったですが)
その寒い中、委佐子の店に
買い物に行ったりしていたのですが
途中で吹雪になりました。

謙介、その雪の中で
万葉集の最後の歌を思い出したりしていました。

あらたしき 年のはじめの 初春の けふ降る雪の
いや重け 吉事

という歌ですね。 
時は759年のこと

鳥取の(あのころは因幡でしたが)
田んぼの広がったただなかの国庁です。
時間は夜中。 しんしんと雪が降っています。
757年には非常に親しかった橘奈良麻呂が謀反を起こした罪状で
処刑されます。

家持さんはそのクーデター計画には入っていなかったのですが
それでも親しかった人々が処刑されるのは
本当につらいことだったと思います。

加えて因幡の雪の降る正月です。
先のことすらどうなるのか
本当にいい見通しなんてなかったに違いない。

この歌を見ていると、表面の言葉だけ見ればめでたい言葉を
連ねていますが、実際は全然違う。
1256年も前の歌ですが、2015年の謙介の心象風景と
ぴったり重なるような気がしてなりませんでした。


すいません 正月から暗い話で。

お正月、懸案の論文については何とかできあがり
恩師に今日発送しました。

正月はあちこちのショッピングモールやデパートで
初売りのニュースが出ているのを
すごいなぁ、と思いながら見ていて
消費してしまいなくなった豆腐とか牛乳を買いに
委佐子の店に歩いて行ったくらいでした。

田舎のデパートでも初売りのために並んだ人が
4000人もいたとかで、ひええええとびっくりしました。

正月2日の朝御飯はこんなふうでした。
2asa
白菜の煮ものの卵とじ かまぼこ 伊達巻 こんにゃくの炒り煮 黒豆 菊花かぶ
お雑煮(この中で謙介が作ったのは黒豆と白菜の煮ものですね)

2日の昼はバナナとヨーグルト 晩は写真を撮るのを忘れてしまいました。
(でも朝のお雑煮をご飯に替えたような献立です。)

3asa
3日の朝はこんなふう。(小さい器の中の緑色のものは、
古びかけていたアボガドです) 小皿はブリのつけ焼き

昼は論文を書いていてバナナとヨーグルト。

あまりに昼が軽かったのでしたが、冷蔵庫に
かぼちゃのお菓子があった、と思い出しました。
そうしていたら姉がやってきて、、
抹茶をたててくれました。
Oyatu


3yu
3日の夕御飯は卵巻のお寿司 ゆず大根 みそ汁 ぶりの塩焼き ポテトサラダという
ものでした。

4asa
4日の朝御飯はお雑煮 白菜の煮ものの卵とじ 黒豆 
右側に見える一見茶碗蒸しっぽいものは、具は茶碗蒸しみたいに
かまぼことか金時にんじんとか鶏肉が入ったりしているのですが、
豆乳と寒天でかためたものです。(だから冷たい)

4asa2
こんなの。

4hiru
4日の昼はぎんなんごはん こっちはちゃんとした(笑)茶碗蒸しです。
オヤジが朝御飯の時に、豆乳寒天よせを茶碗蒸しかと思った、と
落胆したようなことを言ったので、茶碗蒸しを作ろうということに
なりました。

この後、謙介は荷物をまとめて仕事場の街に出発しました。
今回はオフクロと共同作業だったのですが、
あんた写真に撮るんやったら、きれいに見せんと。
「はらん」や「なんてん」を使いよし、
と言われてお皿の盛り付けをいろいろと考えてくれました。
美しく盛りつけられているのはさすがだと思います。

とまぁこういうふうなものをいただいて正月が終わったのでした。

(今日聴いた曲 哀愁でいと 歌たはらのとしちゃんだぁぁぁぁ
あはははははは はぁあ 1980年)


|

« あけましておめでとうございます | Main | 正月からプリンかよ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ちかごろ食べたものを淡々とアップする(その3):

« あけましておめでとうございます | Main | 正月からプリンかよ »