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14. 05. 23

土佐の高知に行きました。(3) 南国の抹茶アイス

高知に行くにあたって、『県庁おもてなし○』を読んだ
という話は前回しました。

映画も見たのですが、、あの話正直、、なんだかなぁ、、と
思いました。(若干のネタバレあり)

このお話の中で、
県の観光アドバイザーに就任した人が、自信満々に
「高知県全県レジャーランド化構想」という案を主張して、その主張を
具体化すべく、県のお役人たちが、予算のない中、
具体的に県の施策として展開していこうとします。

主人公の2人も、その中で高知のよさを改めて
発見して、高知県の観光の発信ということに
自信を深めていく、というお話が物語の核になっているのです、が。


ただ高知全県レジャーランド化、というこの考え方自体は、
全然新味がないなぁ、と思いました。


正直、またやってる、とか。

というのが、20年くらい前でしたか、
中内知事の時に高知県は「国民休暇県」という名称で
観光客を誘致しようとしていたのです。
今回はその時の焼き直しに過ぎないじゃないか、と
見てて思ってしまったんですよね。

高知県の観光キャッチフレーズというのが中内知事の時は
「国民休暇県」って言ってたのが、
橋本(大二郎)知事になったら「あったか高知」に
なって、今の尾崎知事になったら「高知家」です。

知事が変わったらキャッチが変わった、ということだけで、
目指すところは全く同じです。
だから「おもてなし課」というのができたのだと思います。


「自然がいっぱい。どうぞ来てください」

30年前となんら変わらないことを言ってるとしか思えない。
そんな程度の観光誘致プラン
に観光アドバイザーの顧問料を500万も払うなんて、。

俺が高知県の担当者だったら、
「うの(あんたの意味)の言いよることは、何の新鮮味もないがよ。
こんな程度の案に500万も払うわけにはいかんき!」
と言ってこんな案却下、って言うと思います。
(でもそれではお話になりませんけど。)

謙介は高知を観光振興で発展させていくのではくて
もっとほかの方法で発展させていくべきではないのか、
と思っています。

観光振興は確かに手っ取り早い方法かもしれません。
イベントを作って広報したら、それなりの人口は
動員できるかもしれません。

でもそれはイベントですから、イベントが終わったら
風船の空気が抜けるみたいに、プシューっと
減ってしまっておしまいです。

田舎の商店街でB級グルメのイベントをしたら
その日だけ人が集まった、というようなことです。

人はブームに乗ってワーッとくるかもしれませんが、
飽きるのだって早いのです。
『龍馬伝』が終わりました、高知に来る人の数が激減しました。
で、おしまいなのです。
実際ひどい落ち込みのようです。

謙介が一番問題にするのが、観光と言うのは、
どうしても景気や社会情勢に左右されてしまうという点です。
国際情勢が急変するとか、景気が悪くなったり、
ガソリンの値段が上がったり、SARSみたいな伝染病が流行ったり、、
そうした景気とか社会状況のちょっとした変化で観光客数なんて
大幅に増減します。

謙介はそんな博打みたいなことをするのではなくて
もっと産業を見直して、新しい付加価値があって
高知でないとできないような産業を興して、
発展させることのほうが、時間はかかりますが
着実な人口の増加があるのではないか、と
思うのです。

現にそういう取り組みも始まっていて、
四万十市では地場の産品に付加価値化を
して、今では成果をあげているということがあります。

昨年、こうした活動を行っている四万十ドラマ
のあぜちさんから話を聞きました。
四万十で、たまたま土地のおばあちゃんが新聞紙から
紙バッグを作っていました。
その紙バッグは市場に買い物に行ったときに
袋を忘れたんで、そういえば新聞で作れる
ということで作っていたバッグです。

Shimanto1


それがニューヨークのデザイン展に出品されて
一躍世界の注目を浴びることになりました。
ルイヴィト〇とかグッ●のかばんの横にこの
新聞紙のバッグが並んだのです。
それで世界中に注目されることになりました。
おばあちゃん、いつの間にか世界的なクリエーターに
なってしまったのです。

今度はベルギーで、四万十のおばあちゃんの紙バッグが
作られることになりました。
Shimanto2

目先の観光より、こういうふうな地に足のついた
足もとをじーっと見て付加価値をつけていく、
こういう取り組みが
本当の意味でいろいろな産業を創出して
高知県から出て行く人を減らして
人口の定着とか、新しい産業とかを
発展させるように思います。


「とさてらす」でお土産を買った後は、まだ時間が
あったので、ちょっと東の南国(なんごくではありません。
なんこく、と濁らないで発音します。)
の道の駅で、ちょっと休憩をしました。

抹茶アイスをいただきました。
高知では有名な久保田アイスの抹茶アイスです。

Kubota


アイスを食べて、また高速に乗って、実家に戻りました。
帰りは1時間半ほどで戻ってきました。

高知もそう遠くではないですし、見どころがたくさん
あるので、また機会を見ては今度は違うところに
案内したいと思いました。

じいちゃんばあちゃんも階段とか多いと無理ですし、
今の謙介も階段なんかあったら、めまいがしますから
お互いのためにも無理のない、コースで行く、
というのがいい感じです。

ということで、高知日帰り旅の報告でした。

(今日聴いた音楽 酔って候 
 歌 柳ジョージとレイニーウッド
 ひとつくらい高知の歌で、ということで、今日はこれを聴きました。

 この歌は鯨海酔侯山内豊信(容堂)を
 主人公に書かれた司馬遼太郎の
 小説がもとになっていますよね。
 豊信公、46歳で積年の飲酒過多が
 たたって亡くなるんですが、晩年は
 お妾さんを10人もかこって
 暮らしていたそうです。
 酒と女の日々だった、ということですかねぇ。)

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Comments

日帰りとは慌ただしかったですね。
体調を考えますと、自宅で休むほうが体には良いと思いますので、わざわざ1泊するよりは良かったということでしょうか。

観光は、こちらも毎度のように課題懸案になることです。
ただ幸いなことに、知恵を絞らずとも存在するものがあります。
海です。
こちらは東支那海も太平洋も見渡す限り水平線ですよ(笑)。
普遍的な観光資源としての海がありますので、特段何もしなくても人はやって来ます。
如何に増やすかを考えれば良い状況です。
高知県でも自然環境を普遍的な観光資源化できれば、安定した観光客が見込めるでしょう。
温泉もそうですね。
そうでなければTDRやUSJのようにあれこれ考えて内容を絶えず更新して、ということが必要になってきます。
謙介さんが仰るように人は飽きやすいですね。
鹿児島の篤姫だって一瞬のことでしたし、琉球の風も既に施設は終了しています。
500万円の知恵がどんなものか分かりませんが、民間でしたら相当の見返りを求められます。
高知県の打ち出す企画に興味がありますね。

抹茶アイス、美味しそうです。
というわけで、私はハーゲンダッツのアイスを食べながらレスを書きました。
お大事にお過ごし下さいね(*^^)/

Posted by: タウリ | 14. 05. 24 at 오후 6:02

---タウリさん
実はうちの仕事場から車で5分ほど
行ったところにブルーシールの
アイスクリームのお店があったりします。(笑)沖縄に行ったことはないのですが
夏になったら結構な回数、この
ブルーシールのアイスをいただいて
います。
沖縄は独特の文化もありますし、
また海、山、と本当にいいなぁ
と思うことろがたくさんありますね。
そういう自然を観光とどう
結びつけるのか、ということも
興味深いところがありますね。
大阪のUSJのあった場所は
明治時代には祖父が仕事で乗っていた
汽船が進水した場所でもありますし、
のちにオヤジが働いていた会社の
場所でもありました。それがそういう会社が
移転をした後、ごみの集積地でした。
それをUSJを誘致して、現在に至って
います。今でこそいろいろな経営努力の
おかげで何とか経営も軌道に乗った
ようですが、ここまで来るには
相当の営業の工夫があったようです。
そういうものを、高知に、というのは
無理だと思います。高知は高知の
やり方で、全く違う手法で
県を豊かにさせる方法を
考えていってほしい、と思います。
(でも、その辺がなかなか
難しいんですけどね。)

Posted by: 謙介 | 14. 05. 24 at 오후 11:20

うちの近所のデイサービス施設では「チラシでつくる小物入れ」が流行しているようで、我が家もいくつか頂きました。冬にミカンの皮を捨てたりするのにいいんですよ。
新聞紙バッグ、強度が気になるところですね。「作り方」と現物のセットで販売されてるとか。全国の高齢者向け施設で流行しそうな予感がします。

Posted by: mishima | 14. 05. 28 at 오후 1:12

---mishimaさん
新聞紙のバッグですが、もともとがスーパーに行って、荷物を入れるために作ったものですから、10キロもは無理でしょうけれども、数キロのものは入ります。それから、新聞紙ですから、自分の好きな歌手とかタレントとかの記事が出ているところをわざと外の見えやすいところに使ってみたり、することもできるので、そういう作り方をする人も
いるようです。最初に作ったのが、十和のおばあさんですから、お年寄りに流行るかもしれませんね。

Posted by: 謙介 | 14. 05. 29 at 오전 6:27

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