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14. 04. 08

無謀なる、しゅららぽんツアー(その3)

昨日分で書かなかったのですが、
この和順会館、車は知恩院の駐車場に置きました。

お寺だけに、
夜の8時から朝の8時までは駐車場の
施錠がされて車の出し入れができないのですが、
こちらは年寄り連れですから、
一度旅館に夕方到着した後は、夜にまたうろうろするために
車を使って出る、ということもしないので、それで十分です。

朝食は7時からで地下1階の食堂で、です。
地下、というと暗いイメージですが、斜面に建っていますし、
最近の建物なので、完全に地下、というのでもなく、
外光も取り入れてあって、結構自然光だけでも
明るくて食事ができました。

食堂への通路から知恩院の山門がこんなふうに
見えました。近いでしょ?

Asa


食事を終えた後、部屋に戻って、
謙介が体温をはかったり、薬を出して飲む用意をしていたら
結構時間が経って、出発は8時半になりました。
朝、昨日は夜の円山公園だったのですが
太陽光の下での公園に行ってみよう、ということになりました。
Tatekan
公園はすでに今晩のお花見の場所取りのござで埋まっていました。
無粋なブルーシートは使用禁止、というのが
いかにも京都のしかも祇園の公園、という感じです。

Maruyama


Wajyun5
手前の知恩院の南門の手前が円山公園、向こう側が和順会館です。
2階の一番端の部屋が我々の泊まった部屋でした。
円山公園と泊まった和順会館の近さはこんなふうにお隣どうし
だったのです。

朝の知恩院の山門です。山桜がちらほら、と
咲き始めていました。


Sanmon6


でも、出発時間が8時半くらいのほうが実際は良かったのです。
というのがお寺の拝観開始時間って9時からですから
8時過ぎに宿舎を出て出かけても、まだ開いていない、ということになりますから。

東大路を北に上がって高野まで。高野の交差点を右折して
白川通りに出ました。

白川通りはいつも年末の都道府県対抗駅伝コースで
出るところですね。
白川通りから一乗寺の下り松の横を抜けて
詩仙堂に行きました。
Shisenndo1

詩仙堂もちょうど開いたばかりで、観光客もほかにおらず、
静かにお庭を眺めることができました。

Shisendo3

書院に座って静かに庭を眺めていると、ししおどしの音がしましたよ。

Shisendo2


詩仙堂を拝観したら、すぐ近くの曼殊院も、
ということで曼殊院へ行きました。

実はここは謙介的には詩仙堂より、曼殊院は
ずっと親しみのあるところです。

というのが、ここには曼殊院本古今集が保存されていまして、、。
この曼殊院本の古今集というのは、かなの作品としても
本当に素晴らしい作品で、かなを習う人なら必ず一度は習う
というものです。その実物を見るために何度となく
このお寺に通ったことがありました。

ここは、詩仙堂より、ちょっと北東の方向にあって
西から行くと、東に向かってずーーーーーーーーーっと上り坂
なのです。行くときは本当にずっと自転車のペダルを
こぎ続けないといけないので、それはそれは
しんどかったのを思い出しました。今回は車でささっと
行けてしまったのですが。

Manshun4

ちょっと高台に来た、ということが
この写真からお分かりいただけますでしょうか。


近くには武田薬○の漢方の植物園もあります。
この曼殊院の北側が、修学院離宮なんですよ。

ここもお庭の美しいお寺で、しばしお庭を鑑賞しました。

Manshuin1

静かにお庭鑑賞ができました。

Manshuin2
その後でもちろん、その曼殊院古今集も拝見しました。
久しぶりに古筆の優品を見ることができてとても幸せなひととき
でした。

それから一度洛中にもどりました。
白川通りを下がって丸太町通に出て、丸太町を寺町丸太町まで。
西に行って、寺町で左折して、寺町通りに入って一保堂でお茶を
買いました。

買い物の済んだ後は今度は寺町を北に行って、今出川通りまで出て、
ちょっと東に行って左折して河原町通りを北に
行きます。下鴨神社の西側から洛北高校の交差点を越えて、北山まで出て
左折して北山通りを西に。
紫野で左折して今宮神社に行きました。
Imamiya2_2

もうすぐやすらい祭りの季節ですね。
Imamiya2_1


それから大徳寺の近くの親戚の家に寄って話をしたり
お昼をいただいたりしました。

午後は昨日の西国巡礼で行けていなかった
ところをまわろう、ということにしました。

滋賀県の西国観音の札所は、大津の石山にある岩間寺と
長命寺の二つが残っているのですが、、
おそらくこれから滋賀に行っていたら、2時半くらいには
なりそうなので、
どちらか一つ行けたらオッケー、、ということかなぁ、と
思いました。 岩間寺のほうは大津にも比較的
近いですし、山の中とはいえ、また行きやすそうなので
やや遠い長命寺のほうを今回は行くことに
しました。


昨日と同じ道を走ります。
三条から蹴上を通って山科に抜けて
山科の京都東ICから名神高速道路に入って八日市ICまで。
ここで降りて、途中国道8号線なんかも
ありますが、全部曲がらずに
突き当たるまで、ひたすらまーーーーーーーっすぐに
行き、突き当りを左折すると自然に長命寺の登り口に出るのです。

ただ、長命寺に行くについて
ちょっと不安だったことがありました。

駐車場まではなるほど車で行けるんですが、
本堂へはやっぱりここから階段がありまして、、。

いえ、いつもであれば、階段なんてそう苦には
ならないのですが、何せ体力がひどく落ちていますから
階段なんてあがれるのか? と
やはり考えました。

でもまぁ、ここまで来たのです。
幸いあまりしんどくもなさそうですから
上ってみようと思いました
両親は、ちょっとこの階段は無理、ということで
結局何とかひとりで「登攀」することになりました。(おおげさおおげさ)

でも、上り終えて下を見たらこんな感じだったのですよ。
Chomeiji2

いつもであれば建物の5階くらいまでは、
普通に階段で上り下りするのですが、
ここ2週間、やはり階段で上がろうとすると
2階まで行っただけで、息が上がります。

一度3階まで行ったら、目の前が暗くなって、何かに
つかまっていないといけないありさまで、、。

ここのところそういう体力しかないのに、
この階段は果たしてのぼってご参詣ができるのだろうか、
と思ったのですが、
観音さまのご加護でしょうか、
何とか登り終えることができて、本堂に至った時は、
本当にうれしかったです。

Chomeiji1_1

ここは一応の門ですが、ここからまださらに本堂まではあります。
ようやっと到着です。
Chomeiji3

先日入れておいたユーチューブの琵琶湖周航の歌にも
この長命寺は歌われていますが、、
実はちょっと歌詞がおかしいところがありまして、、。
歌では♪西国十番長命寺と歌われているのですが
実際は西国三十一番なのです。

Sekihi


まぁその詮索はともかく、ここにも歌碑がありました。
なんとこの石は高松市の庵治石だそうです。


伽藍を俯瞰するとこんな感じです。
Chomeiji4

ここの本堂は本当に美しい形をしています。

Chomeiji5
さすがの国宝です。

また石段を一歩ずつ降りて駐車場に戻りました。

さっきも言いましたが、ここも山の上にお寺があったのですが
大学の体育系の部活でしょうか、
学生が山麓から山の上に走りながら山の上へと駆け上がる
トレーニングをしていました。
おぢさん、もう見ただけで息が上がりそうです。
親子3人で、あんなこと、若いからできるんやわ。
と言い合いました。「あんなことやったら体がバラバラになるわ。」とか。
結構急な坂なのでいくら若いといっても、さすがに
息も絶え絶えに登っていってはいましたが、
それをどうも何度も上り下りしているようで、、
もう見ただけで頭が下がる思いがしました。

長命寺の参詣を終えましたら、もう4時すぎで、
今から大津石山の岩間寺へは、ちょっと無理
と思い、行くのはまた次回の課題、ということに
しました。

この日は午後から雨が降るかも、、という予報だったのですが
まだ夕方4時段階でも薄日が射していて、
何とか1日持ってくれそうでした。


この日は土曜日で、平日ではなかったので
山科もちょっと道が空いていて、金曜よりは
早くに知恩院まで戻ってくることができました。
幸い雨も降っていなかったので、円山公園へ
もう一度行って、ついでにその横の八坂神社
まで行って、お参りをして、戻ってきました。

旅館に入る前に、知恩院の参道の照明を
撮ってみました。


Chioninnmonzenn

ただ、今夜は雨かもしれない、ということだったので
土曜の晩は昨日のように外に夕食にはいかず、
旅館のレストランでいただくことにしました。

歩けるのであれば、祇園に
盛京亭という中華のお店がありまして、、

そこだってよかったのですが、やはりそこに行こうと思えば
往復で1キロくらい歩くことになってしまいます。
それに雨も心配だったので、その日は大事をとって
旅館で食事をすることにしました。

Yushoku


ですが結局その考えは良かったのです。
というのも、夕食を終えて旅館の中のレストランから
出てきて外を見たら、もう道路が濡れて鈍く光っていましたから。

高齢の両親を連れての旅行の場合は
やはり事前にネットであれこれと
調べておく必要がありますね。

トイレの場所とか、食事の場所とか
そこまでの歩く距離とか、駐車場の有無とか、
本当にいろいろな場合を想定しておかないと
いけません。

自分ひとりの旅行であれば、大した予定も立てず、
行き当たりばったりでも別に問題はないのですが、
やはり二人を連れてとなりますと、
突発的な何かが起こった時に
どうするのか、ということだってありますから
事前にある程度どういうところなのか知っておくことも必要です。
今回は滋賀の旅でしたので、やはりあれこれと
調べておきました。

もちろん、真っ先に二人にまずどこに行きたいのか、
ということを聞きます。それから、
見るところも、何を優先して、その代り、何は措くのか、
ということはたえず考えます。

そうしてそのうえで全体的なプランを立てて、、、というふうに
しています。

ということで二日目の日程も無事に終えることが
できたのでした。

(今日聴いた音楽 祇園小唄 音源はカセットテープ
 誰がどうやって録音したのかわかんないんです。
 とりあえず、録音したテープがあったので、、。
 ♪月はおぼろに東山 霞む夜毎のかがり火に
   夢もいざよう紅桜、、とまぁ今回の旅はこの
  歌の通りの風景を見ることができました。)

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