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13. 12. 09

物を増やさない

前回、30代で亡くなってしまった友達と
116歳まで生きて、とうとうギネスブックに載った
友達のおじいちゃんの話をしました。

謙介はいくつまで生きられるのか、それは
わかりません。 
何歳までなのかはわからないですが、
できればなるべく最期のほうまで、
「自分らしく」生きていたい、
身体を動かせたり、判断が一応できるような
状態でいたいとは思いますが、、。
(それは誰しも、だと思いますけど、、。)
でも、それだってわかりません、よね。

毎週通院しているがんセンターもそうですが、
両親を連れていっている病院でも
いろいろなお年寄りを見ます。

一人で病院に来て、診察を受けて、
お金を財布から出して支払って、おつりをもらって
また帰っていく、という自立したお年寄りもいますが
車いすに乗って、介助ヘルパーさんに付き添われて
来る、という人もおいでです。
歳をとると本当に個人差、というものが大きい
と特に感じます。

まだ、そうなっていない先のことを考えて
ため息をついていても仕方はないのですが、
病院の待合室で出会う
そういういろいろな人のいろいろな状況を見ていると
やはり自分はこの先、どうなるのかなぁ、ということを
知らず知らずのうちに考えたりしていたりします。

今年の4月に同僚が出勤してこないので
どうしたのかと思ってその人のマンションに行ったら
亡くなっていた、ということがありました。

それだけでも衝撃的だったのですが、
その後、ご家族が韓国とアメリカからそれぞれやってきて
その人の家財を3日で整理して、帰っていったのです。

亡くなった方の整理を引き受ける業者さんがある、
ということは知ってはいました。しかし、その整理が、
たった3日間で終わる、というその期間にびっくりしました。

家財の中には
鍋釜から本、衣服、家具、電化製品、日用品、
それからグランドピアノまであったのです。
それでも一切合財の整理を3日でやり遂げて、
おしまい! ってできてしまう、ということに
やはり改めて驚いたのでした。

そんな短日のうちに人の生活の道具って
片づけてしまえるものなのですね。

最近はできるだけ物を片付けて
整理していっています。

今、世間はこんな自分とは全く逆で
お歳暮とかクリスマス商戦の時期ですよね。
新聞の間に挟まっている広告のボリュームが
連日すごいことになっています。
デパート、ショッピングモール、家電・衣料の量販店
普通のスーパーまで、、本当にいろいろな広告が
入っています。

謙介、20代のころは新しい服が欲しいとか
これが欲しい、あれも欲しい、という感じで
欲しいものが明確に、それも次々とあったのですが、
最近はあまり欲しいものもめったに出てきません。

外食も月に一度くらいです。
仲のいい友達と月に一回くらい
新しくできたお店とか、
雑誌とか新聞で話題になっていたり
通るたびに「怪しさ爆発」で「きもだめし(笑)」に
行ったりするのですが、それだけです。

前は勢いとかその場の雰囲気で物を買ったりすることも
多かったのですが、最近ではよくよく考えてみて
結局その場で少し使って後はもう使わない、と
いうようなものは極力買わないようにしています。

それから今、あるもので代用できそうなものは
それを代用して使う。

そうやってなるべくものは増やさないようにしています。

何年か前に家の片づけをしたときに、ちょっと使っただけで
あとは使わないでいるものが山のようにありました。
新品のものはずいぶん知り合いのバザーに出したりしました。

使わないのは本当にもったいないし、
狭いスペースしかないところに
そんなものがたくさんあっても場ふさぎになるだけです。

自分はこの後、どうしたいのか
何ができるのか
どうしたいのか、

今までは整理というのは単に片付け、くらいで
済んでいたのですが、最近は片付けの前に
やはりそのことを考えるようになりました。

できるだけ買ったものはたとえ買って失敗したなぁ、
と思ったものでも、最後まで使って使い切るようにしています。

ただ買って失敗したものは、次には買わない。
そうやって少しずつ物を減らしていくように
しています。


そういう意味で物との付き合い、というのも
よくよく考えてみると、自分の生き方に結びついて
いる部分があるなぁ、というところに帰着するのでした。


(今日聴いた音楽 今のキミはピカピカに光って
 斉藤哲夫 朝ドラを見ると、どうしても
 この曲が出てきてしまいまして、、。笑)

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Comments

流行廃りの言葉なので好きではないのですが、『終活』が話題になったことがありましたね。
ほんとバ○の一つ覚えみたいに“○活”という言葉があふれかえりました。

謙介さんの仰るように、最期を考えるということは大切だと思います。
エンディングノートを書いておく、ということが基本のようですが、持ち物の整理も大切なことだと思います。
私なんか○○のDVDがありますので、これを発見されたら、悲しみなんて吹っ飛んでしまうことでしょう(苦笑)。
どこで何があるか分からない世の中ですからね。

物や金は持っていけませんが、思い出や記憶は携えていけるかも、年々そう思うようになってきました。
私はまだ煩悩の固まりなので、欲しい物がたくさんあります。
どこかで整理をしなくてはいけないと思いますが、まだその気持ちになっていません。
実際には僅かなものだけで十分に生活できるのだと思います。
出張でホテルに泊まっているときに、特に不自由は感じませんから。
そう考えると、今は物が溢れすぎている時代ですね。
ただ、雇用のためにも購買は大切だと思いますので、けっこうジレンマです(苦笑)。

Posted by: タウリ | 13. 12. 09 at 오후 10:36

---タウリさん
携帯電話が、、大変な時に、コメント本当にありがとうございます。そういう時の補償、何とかならないのでしょうか? 拝見して、どうことばをおかけしていいものか、逡巡していましたら、コメントをいただいてしまいました。そんな大変な時にどうもありがとうございます。
こういう文章を書いたのは
おそらく今日が月曜日で、がんセンターの検診日だった、ということが大きく影響しているのかもしれない、と書き終えてからちょっと思いました。それから今日は仲の良かった大阪の友達の命日だった、ということも影響しているように思います。30代のころにもうすでに友達が4人ほど病気で亡くなってしまいましたし、親戚の人が亡くなるのを見てきたせいもあって、身辺を片づけていく、というのはやはり一定の年齢になってきたら大切なことなのかなぁ、と思いました。
たまに座禅に行くことがあるのですが、その時にお師家さん(座禅のお師匠さまです)から禅堂の修業時代のお話を聞くと、本当に生活の最小限の道具、最小限の居場所だけで生活しているわけです。そうか、人間やろうと思えばあそこまでできるんだ、とも思います。キリスト教の修道院もそうですよね。最小限の生活です。
あ、でも凡人のこの娑婆に居る人間は経済を回すためには一定の消費行動も必要ですよね。(笑)

Posted by: 謙介 | 13. 12. 09 at 오후 11:23

最期の事、いろいろ考えます…。
遺書を遺しておかなくちゃとか、PCやスマホの中身を消しておかなくちゃとか、貯金は全額引き出しておいた方が後始末に手間がかからないんじゃないだろうか、とか…。

でも、とりあえず、要らないモノを捨てることをまずしないとダメですよね。
物が捨てられないんです。
新たに買うことは少ないんですけど、物持ちも良いので、増える一方です。

でも、何とかしないとと悩んでます。
掃除もしなけりゃ、片付けもしない…。
整理整頓して、いつでも大丈夫なようにしておかなくちゃ。

Posted by: まさぜっと | 13. 12. 10 at 오후 9:55

---まさぜっとさん
物を捨てる、整理する、というのは、慣れたものとのお別れでもありますから、やはりさびしい、という感情が起こるのではないでしょうか。謙介も前に長年使っていたテレビが〇ニーからこれは発火の恐れがあるので無償で引き取ります。と言われて、たまたま地デジ用のテレビと交代の時期だったので、そのテレビを送ったのでしたが、やはり長年慣れたテレビが引き取られていくときには寂しさがありました。物を捨てられない、というのはそういうお別れもしないといけないので、さびしいですね。業者だと他人ですからもう何の感情もなくて機械的に整理してしまうのですが、、なかなかそうはいかないです。謙介は、そこがまさぜっとさんの気持ちの優しいところだと思いますよ。

Posted by: 謙介 | 13. 12. 10 at 오후 11:00

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