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13. 11. 11

瀬戸内国際芸術祭・秋会期:宇野港編(1)

瀬戸内国際芸術祭は、11月4日に終了しました。
春・夏・秋のそれぞれの会期で
それぞれの会場を訪れた人の数は
最終的に107万人に達したとか。

ここにも書きましたが、予想通りというべきか
瀬戸芸が終わったとたん、うちのブログの
アクセス数が激減してしまっています。

ということは行く前に、ブログを読んで
ということをしていたのですかね。
行く前に、読んだら、見る楽しみ、というのか
行ってからのドキドキ感が薄くなるように思うんですけど、、。

行って、「あ、これこれ」なんて思うのより
これは、わぁ、あはははは。もう笑うしかない!
と、それを見て驚いたほうが、より印象は新鮮だし
強く深くなるような気がするんですが、、。
失敗したくない、っていう意識なんでしょうか。
でもね、その失敗が後から旅のいい思い出になるように
思うんですけどね。普通に見たのより、
汽車に乗り遅れたとか飛行機が欠航して大変な目に
遭った時のほうが記憶に残っているでしょうに。

あ、でも瀬戸芸の話ばかりしてても、、。

昨日は27回目になる
自分たちの出演したコンサートがあったり
それ以外にも出かけたところのお話が
あったり、するのですが、とりあえず
瀬戸芸のご報告を終わらせてしまわないと先に行けないので
今週も、その続きをずっと書いて行きたいと思います。
よろしかったらお付き合いください。

小豆島から帰った翌日、
この日も芸術祭を集中して回りました。
今回から新しく参加した岡山の宇野港と、
女木島・男木島の3か所を行く、
ということになりました。

いや、最初の予定では、岡山の宇野港と、女木島だけ、の
つもりだったのです。

女木の桟橋でそろそろ帰りの船に乗ろうかなぁ、と
思っていたら、、いきなり肩をつかまれました。
振り返ると、男木の○口さん。

「久しぶりやの。今からどうするん? 」
「高松に帰る。」と答えたら、
「男木に寄らんと帰るん?」
「そやけど、、帰りの船が、、」と言ったら、

「そななんは、あんたが高松に帰る、言うたら
セイジでも○場のオッサンでも○中でも
船を出してくれるんやけん。心配せんの。」と
言われてしまいました。

ということで謙介さん、帰る船に乗るはずだったのに
急きょ男木島も行くことになったのでした。
まぁ女木島・男木島の話はおいおいと。
最初から順を追ってお話していきます。


前日の犬島・小豆島は港まで車で行って
港の「瀬戸芸見学者用」の駐車場に車をとめて
いったのです。(駐車料2回まで無料)
駐車場は朝の7時からなのですが
今回はその7時の船に乗らないといけません。
なので、車は無理なので、電車で港まで
行くことになりました。


朝の6時10分高松築港駅です。(だから周囲は暗い・笑)
Chikko1

船は7時発なので、まだちょっと時間に余裕があるということで
駅前にある瀬戸芸のアートの一つを鑑賞に。
Eki1

駅前、というのか、高速バスターミナルの壁面に、こっそり、と
あるのです。
Eki2


それを見て、高松駅からフェリー埠頭のほうに
行きます。
Hyoushiki1

実はこのフェリー、その何日か前にNHKの番組で見ていたのです。
なので、今回乗るのをちょっと楽しみにしていました。

Noriba

実はこのフェリー乗り場の斜め前に
県民ホールがありまして、、ここで昨日はコンサートをしたのです。
今年もちゃんとステージに立てて歌うことができて良かったです。
(フェリー乗り場から見た県民ホールです)
Kenminhall

でこちらは県民ホールから見たフェリー乗り場。
Noriba

以前は高松から岡山の宇野にわたるフェリーは、24分間隔で
それも運航会社は2つあって頻繁に便がありました。
国鉄の連絡船だってありましたし、、。
でも瀬戸大橋が出来たり、高速道路の運賃割引が
はじまったりして、船会社の経営を圧迫するように
なって、次第に便数は減っていくわ、2つあった会社のうち
1社は運休してしまうわ、で、今運航しているのは
ここだけになってしまいました。
Ferry1
以前はこの会社のフェリーは人間だけの乗船は
認めていなかったのですが、もう一つの会社が
運休したりするようになって、今では人だけの
乗船もオッケーになりました。
上の写真で船の左端、谷運輸の車のわきに人が立っているのが
お分かりいただけるか、と思います。 そういうことなので、人単独用の
乗降口、というのがこの船はないんです。トラックをよけつつ乗降
ということで、結構デンジャラス(笑)です。


宇野までの船旅は1時間5分ほどです。

Ferry2
最前部に座って海を見ています。
瀬戸内海は東西に行き来する船が圧倒的に
多いのです。このフェリー航路は
そこを南北に走ります。ですから
東西に走っている船の間隙を縫って
走らなければなりません。 はた目には
そんな船なんだから、車や列車のように
高速でないから大丈夫やろ、と思うかもしれませんが、、。

みなさんは羽田空港から
飛行機に乗ったことがありますか?
羽田空港で離陸を待っている飛行機が
数珠つなぎになっているでしょ。

あの飛行機が数珠つなぎになっている間を
かきわけて通りぬけるようなものです。
そんなことできない、って思いません?

しかも、操船については、あの辺なんて
管制官なんていませんから、すべて船長の判断です。
そう、東西に走る船の間を縫って
南北に走るのは素人目に見ても
相当高度な操船技術を必要とするのが
分かります。

今回もそうでした。女木島沖を通過したあたりで
船は西から北西方向に舵を切るのですが、
その辺から東西に走る船の航路に入っていきます。
よく見ると前に貨物船が3隻、数珠つなぎに走っています。
フェリーも近づくし、貨物船もどんどん近くなって
行きます。 どうするのかなぁ、と思っていたら
3隻の船を全部通過させてから、その間隙を縫って
フェリーはその東西航路を横断しました。
さっと渡らないとまた東から船が来ています。
今回は、(今回も、かな。)行きませんが、
ここが直島の宮浦港です。

直島には宮浦と本浦の二つの港があります。
こっちはどちらかと言えば裏のほうですかね。

Naoshima1

この辺水道がことさらに狭いので、
島の海岸のぎりぎりを走る、というところもあります。
Naoshima2

岡山県の宇野港が見えてきました。

Uno1

宇野港に接岸です。このフェリーは
魚の行商のおばちゃんとかトラックとか
生活に密着した乗り物を運んでいます。
単純に橋ができたから、フェリーは要らないだろう、
ということが言えない、というのはこういうこと
なんですよね。宇野から高松に通学している
高校生も結構います。
フェリーの廃止、というのは、
即こういう人たちの生活が
立ち行かなくなってしまう、という
ことでもあるのです。

収支が合わなければ即廃止
というようなアメリカ的な方法が
よく論議されますが、そうした手法を
そのまま日本に移植していいのかどうか
こういう現実を見ると、考えさせられてしまいます。

Uno2


長くなりましたので、ここで一旦措きたいと思います。


(今日聴いた音楽 三国一(上方端歌)
 歌 豆力 三味線 竹吉 京都・祇園
 昨日はこてこてのベートーヴェンの第九だったので
 今日はあっさりと邦楽にしました。まるでタンシチュー
 と酢の物くらいの違い。笑)
 

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Comments

お知り合いの方はマイカーならぬ、「マイ船」をお持ちなんですね(新鮮!) 

瀬戸大橋は強風でマリンライナーが止まったりすると、フェリーで振替輸送をすることもありますし、難しいところです。宇野から瀬戸大橋経由で高松市内は結構時間がかかったような気がします。

Posted by: かわちゃん | 13. 11. 12 at 오후 10:03

---かわちゃんさん
そうなんですよ。しかも、その船、そのうち写真が出てきますが、なんとなんと「瀬戸内国際芸術祭」参加作品なんです。
瀬戸大橋線、なんだか強風になるとすぐ止まりますね。連絡船の時のほうが確実だったり。宇野からJRで高松へ、となりますと、そもそも宇野線が便数が減りましたし、茶屋町まで行って、瀬戸大橋を通る電車に乗り換えないといけません。その乗換だって、待ち時間が要りますし、、。ものすごく煩雑になりましたよね。

Posted by: 謙介 | 13. 11. 12 at 오후 10:59

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