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13. 11. 19

怪しいラメン店に行くの巻

謙介は、金曜の晩に仕事場の街から
実家に戻り、
日曜の夕方に実家の街から
仕事場の街に戻る、というパターンです。

それが、その行き来する道の途中に
ラーメン屋さんがあるのです。

そのお店ですが、
一応店の横とか前に「ラーメン」ののぼりが立って
いるので、ああ、ラーメン屋だろうな、とわかります。
でも、それがなければ、何の店かわかりません。
のぼりのおかげでラーメン屋だとわかるのですが。


あまりに怪しい外観で、、
途中通っていて、いやがおうでも目を惹かれてしまうのです。

怪しい外観なのですが、
ずーっと営業しています。
ということは、経営が成り立っているということですよね。
あんな怪しい店に行く客がいるのか?
味はどうなんだろう???

もう謎が謎をよんで、、。
行きたいような、でもその外観に躊躇してしまうんですよね。

観音寺出身の元同僚に、、
「あのラーメン屋さん、何か入るのに勇気が要りそうやね。」
「ああ、あそこなぁ。」結構地元では有名店なのだそうで。

「味はどうなん? 」と聞きましたら、、
「それが、あそこなぁ、結構おいしいんや。」
という話ではありました。

でも、その店のたたずまいから、
入るのに勇気が結構要りまして、、。

行こうかな、でもなぁ、、と迷うこと数度。


ええい、と思い先日行ってきたのです。

これがお店の外観です。
Tukiyoshi2
行ったのは、晩だったのでお店の外観写真は
ちょっとよそからいただきました。


黄色いのれんがかかっているところが
入り口です。


お店の中はこんなふうでした。

Tukiyoshi1

中に入ると先客というのか、
酒を飲んでいい具合にできている
おじさんがひとりいました。
店主さんを相手にいい調子です。

友達の話ではチャーシューメンが結構うまい、
ということだったので
チャーシュー麺をお願いしました。


おじさんと店主さんの会話、というのか
おじさんが酒の勢いに任せて一方的にしゃべっていて
それにマスターが時折返事をする、というパターンの会話です。

「マスター。」
と、おじさんは店主さんのことを
そう呼びました。(ハイカラな言葉を知ってるんだ。)
話はいきなり核心というべきか、
衝撃の告白でした。


「わしはもうちん、、が立たんのや。」

衝撃の告白の割にはおじさん
鼻歌を歌ったりしていい調子です。

が、


これにどう返事してよいものか、
なのでマスターも沈黙するしかありません。
(俺だって返事に窮する)

ち、、、が立たない話と、人が見分けられる話は
どこでどうつながりがあるのか?

「そやから、ものの正味がわかるんや。
あの○○はええ人で。のう。」

この「のう」というのは、自分の意見について強調し、
相手に同意を求めるための
間投助詞であろうと思われます。

どうして間投助詞ではないか、と謙介が判断したか、
と言えば、終助詞は文字通り文末にしか来ませんが、
高松方言の「の」は、
文字通りに文の途中に入るからです。
「あのの、ほんでの、あのひとはの」というふうに。


標準語として、間投助詞に「の」はないことには
なっていますが、
高松の方言ではごく普通の遣われ方です。

「マスターもええ人やの。わしは分かるんで。」

「あんたも、ええ人や。」

と話がいきなり謙介のほうに降りかかってきました。
「そら、どーも。」
(こんな悪人、ちょっといないかも、、とか思いますが。)
「わしわの、 もうちん、、も立たんので、、」
はいはい、それはさっきも聞きました、って。

(結局、店から出るまでに、おっさんの衝撃の告白を
5度聞くことになりました。衝撃の告白も5回聞いたら、
さすがに衝撃度が下がってくるように思います。)

と言っている間に、
お願いしたチャーシューメンが出来てきましたよ。
何せ照明が暗いので、写真を撮るのが難しかったです。

Tsukiyoshi


そのおじさん、「わし、そうしたら帰るわ。」を
何度も言っていましたが、
そのくせおじさん、一向に帰る気配はなくて、、。
「もう一杯飲もうかの。」と言い出してみたり、、。

結局、おじさんがひとりで動詞の活用をやっている間に
(帰らない、帰ります、帰るとき、帰れば、、)
謙介はラーメンを食べ終わってしまいました。

あの店での「なじみ方」から想像して、
おそらく毎日来ているのではいか、
と思いました。

で、たぶんあのラーメンやの店主さんくらいしか
酒を飲んで愚痴を聞いてくれる人がいないのかもしれません。

おじさんは、すこぶる調子よく
謙介が店を出るときも、謙介にむかって
「ほんだらまたの。」
(そうしたら、また お会いしましょう。)
と言ったのですが、、。

わはは。

四国ってこういう店が結構あるんですよ。

あ、言い忘れましたが、ラーメン自体はおいしかったです。

ただまぁ、わざわざ、そのために途中下車して
寄り道までして行ってもいい、というところまでは
いかないかなぁ、とも思いましたけれども。


(今日聴いた音楽 そして僕は途方に暮れる
 歌 大沢誉志幸 1983年 12インチシングル
 ロングバージョン )

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Comments

「チヤーシユは包丁切りの為 すべて計量して正確に出しています」
という文言が気になりました(^^;)。
「隣と量が違うやんけ~(-_-メ)」と言う客がいたということかもしれませんね。
炒飯や餃子も気になりますが、ラーメン専門なのでしょうか。
スープがとても美味しそうに見えます。
沖縄はラーメン屋さんが少ないので、本物の美味しいそれを食したことがありません。
日本本土に行ったときは、けっこう興味のある食べ物なのです。
以前にご紹介下さった“地元密着型”の中華料理屋さんのその後も気になります(*^^*)。

PS)出来上がった小父さんは、毎日ち、、、の話をしているのでしょうかね、それも気になります(*^^*)。

Posted by: タウリ | 13. 11. 21 at 오후 6:51

---タウリさん
そうなんですよ。毎週その店の前を通るたびに、うーん、入ろうか、いやよそう、と何度逡巡したことやらしれません。で、ようやっと友達に聞いて、決心がついた、というのか、、。たかが店に入るのに、、ということなんですが。この店のメニューはラーメンしかありませんでした。もやしの増量したラーメンか、チャーシュー麺か、普通のラーメンか、ということでした。スープは豚骨ベースでしたが、鶏のスープの味もしましたし、いろいろなものを使って複合的な味わいでした。友達が結構いける、と言ったことが納得されました。
チャーシューの量ですが、結構うるさい人がいたのでしょうね。「わしのより、あいつのチャーシューのほうが分厚そうやんけ、ちゃんとはかって入れたんか?」とか言うような追及があったので、ああいう表示を出したのかもしれません。地元密着型の中華料理店は、皆様にブログで紹介した次の月に閉店してしまっていました。行ったのが6月で7月にはもう店を閉めてしまいましたから、あれが最後だったのです。貴重な機会でした。
おっさん、毎日来ては(だってあの店でのなじみ方はきっと毎日来ていると思います。)酔って、ち、の話をしているのかもしれません。なかなか楽しいおっさんでございました。

Posted by: 謙介 | 13. 11. 21 at 오후 10:57

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