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13. 11. 22

京の秋の旅(2)丹後・丹波編

今回の旅は、京都府の北から南の端近くまで走った
旅になりました。


おそらく「京都市」であれば、
みなさんよく知っているとは思うのですが、
京都市以外の京都府となったら、
どれくらいご存じなのでしょう。

宇治だとまだ源氏物語の最後のほうの舞台ですし、
いろいろと名所もありますし、京阪電車やJRといった交通の便の
いい観光地ですから、ご存じの方も多いと思うのですが、
その宇治の近くの城陽市とか京田辺市とか精華町になったら、
そんなの知らない、っていうことになるんじゃないですかね。


精華町なんて国立国会図書館があるんですよ。
北のほうも同じで亀岡市くらいまではご存じでも、
日本海側の宮津、舞鶴とか丹後半島のあたりになったら知らない、
っていう人が多いんじゃないですかね。


たとえば。


京都から北海道へ行く船の航路があるんですが、
御存じでしょうか。

京都から北海道へ行く船便がある、
っていうとたいていの人は「え? 」って
驚くんです。

京都の舞鶴から小樽に行く新日本海フェリーの航路
あるんです。


そこも京都なの? って聞かれたりします。

京都の日本海側です、って言ったら、

京都なのに海があるの? って聞かれたりします。

京都市には海はありませんが、京都府は日本海に面したところが
あります。

そんなふうに同じ京都の中でも丹波・丹後になると
いきなりどーんと知名度がなくなってしまいます。

でも、その分、観光客は少なくて
ちょうど紅葉のきれいな時期だったわけですが
ゆっくりと紅葉を楽しむことができました。

さて成相寺を出て次の札所まで、
その海沿いに行っても良かったのですが、
時間が限られているので、
もういちど与謝天橋立ICから京都縦貫道に乗ることに
しました。
今度は綾部まで走ってここから、舞鶴・若狭道に入ります。
それで、東舞鶴ICでおりました。
そこから車で30分ほど山道を走ると
松尾寺があります。

Matunootera1
行く前に松尾寺の行き方をネットで見ておきました。
そうしたら、正面の主ルートの道が土砂崩れで
通行規制しているので
裏のルートからお越しください、とありました。
なのでグーグルマップを駆使して、道を調べておいたのです。

うねうねとした山道を走って駐車場で両親を下していたら、
後から三重ナンバーの車がやってきました。
その運転をしていたおじさんが「道に難渋した」
と言いながらおりてこられました。
何でも最初行った道は通行止めになっていて、
二番目の道はやはり車が大きくて走れず、
三番目の道でようやっと来れたとか。
「道に迷いませんでしたか? 」と聞かれたので
ネットで調べたことを話しました。

「調べとかんとあかんなぁ。」とおじさんは言っておられましたが、、。

Matunootera2

きつい階段ではありませんが、結構な段数の階段があります。
ここを上ると本堂がありました。
Matunootera3

お詣りを済ませて御朱印をいただきに行ったときにもやはり
お寺の方から同じ質問をされました。
「ネットで見たら、松尾寺のサイトに道のことがありましたから
舞鶴高専のほうから来ました。」と言いました。
おそらくその方は謙介の言った言葉の反応から想像して
松尾寺のサイトの管理者ではないだろうと思いました。
「コンピュータで調べたらすごいんやねぇ。」
と謙介の答えにちょっと驚かれていました。

帰ろうとして門を出ようとしたら、いきなり
シューベルトの「野ばら」の音楽がフルボリュームで
聞こえてきたのでひっくり返りそうになりました。
どうも正午の時報としてシューベルトを流すみたいですが、、
あまりに突然に伽藍からシューベルトが聞こえてきたので
びっくりしたのでした。
さて、昼食を、ということで、
東舞鶴の街中に行きました。

Higashimaiduru1

平日のお昼さがり。 街を歩いている人はほとんどいませんでした。
これ、東舞鶴の駅の近くの通りで、右側にビルが写っていますが
そのビルは、商店街の駐車場のビルなんですよ。だからもうちょっと
人が出ていてもいいようなものでしたが、、本当に人がいませんでした。
Higashimaiduru3

お昼は東舞鶴のよこ○にしました。
Yokota1

ここでお弁当をいただきました。このお弁当で1000円です。
Yokota2


実はさっき、北海道行の航路があるといいましたが
この正面奥がそのフェリーの乗り場です。
Higashimaiduru2

東舞鶴を2時過ぎに出発です。
時間があれば、舞鶴の引き揚げの資料館とかへも行きたかったのですが
京都市内で友達に会う約束がありまして、
その時間を逆算して考えたら、あまり時間的な
余裕がありませんでしたので、舞鶴を出発することに
なってしまいました。 
やっぱり丹後地方は丹後地方で1泊してゆっくりと
見て回らないといけない、と思います。


車は秋の山々を縫って走っていきます。
京都縦貫道は今まだ全線ができていなくて
途中の和知までです。和知からは国道を走ります。
園部のちょっと奥からまた高速道路は
できていて乗れたのですが、謙介は
そのまま9号線で園部まで行きました。
この建物を見に行くためです。
Sonobe
ここが謙介の学部生の時のバイト先でした。
この建物の中にあった町史編纂室で古文書の解読やら
原稿の校正をしていたのです。
上の写真の左下隅に肌色の旗が見えていて、
その左に白い立札のようなものが見えますが
その前あたりの部屋で、2年半、仕事をしていました。
毎週日曜日はよほどのことがない限り、
花園から山陰線の列車に乗ってここに通っていました。

月曜日から土曜日までは大学で授業があって
日曜はここに来て、、
今にして思うと毎日いろいろな人に会ったり刺激があったりして
本当に楽しかったなぁ、、。
(ほかの人から見たら、古文書の解読のどこが
楽しいの? とか言われそうですが。)

しかしまさかここに両親を連れて、
また来る日がやってくるとは
思いもしていませんでした。

園部で、ちょっと休憩して京都市内に急ぎます。
というのが4時過ぎに北大路の友達に会う約束を
していたからなのです。
その友達は、謙介が京都にいたときもオヤジの転勤で
四国に移ってからもよく遊びにきてくれて、
彼は結婚して子どももできましたが、
その後も同じように遊びにきてくれて、、うちの一家とも
家族ぐるみで付き合いをしている、というヤツなのです。
両親を連れて京都に行く、といったら、絶対に寄って、
ということでした。

園部を出たのが3時過ぎでした。
9号線で隣の吉富まで行きます。

ここには「男前豆腐」の本社があります。
JRの吉富駅の前が京都縦貫道の八木西ICで
ここから高速に乗りました。
亀岡を通って、亀岡と京都の境にある老の坂
(別に謙介の状況じゃなくて、地名です。)を
ぬけると沓掛ICです。ここで高速を降りて
9号線へ。9号線で桂から西京極まで来ました。
渋滞で、のろのろとしか前に進んでくれません。
やっぱりというのか、たいていこの辺って渋滞しています。

西京極は来月、駅伝がこの西京極の競技場から
スタートですよね。謙介は、この西京極の競技場の中にある
プールによく泳ぎに来ていました。
西京極の光華女子大のところから北に行って
常盤から福王子に出て、観光道路を通って金閣寺の横に抜けて
そこから北大路へ、とも思ったのです。(通常の時期なら
そのほうが速いルートなのですが)今は観光シーズンで
車が多いだろ、と(オマエもその原因の1台じゃないか、ですが。)
思い直して素直に西大路五条まで行って西大路を北に上がることに
しました。

西大路四条まで来たら4時になりました。
ここからだと15分くらいで
友達の家まで行けそうです。

北大路駅近くの駐車場に車を入れて、
彼の家の前に来たのが
4時20分でした。
本当に久しぶりで、彼の息子なんて、
まだうちに遊びに来ていたころはまだ小学校に上がる前の
おチビだったのが、25歳、185センチのおにいさんに
なっていました。

オフクロが「まぁイケメンになって。」と言いましたが、
本当にびっくりです。
四国から持ってきたみかんとうどんを渡して
楽しく話をして5時半に失礼しました。

今回のお泊りは西本願寺。
いや、最初、妙心寺に聞いてみたのです。
そうしたら、15日の晩は空いているが、16日は満室、
と言われたのです。(まだ暑い9月の初めの話) 
それで西本願寺に聞いてみたら、大丈夫です、と
言われたのでお願いをした、というわけです。
この時期、京都は観光シーズンなのでなかなか
旅館とかホテルが取れないんですよね。

11月の23日、24日の連休だったら
おそらく京都市内に泊まるのは無理で、亀岡とか
大阪の高槻とか、ちょっと離れたところでないと
泊まれなかったかもしれません。
(シングルのビジネスホテルは別として和室の日本旅館
タイプのことです。)

西本願寺の北側に宿舎があります。
(これは次の朝に撮った写真です。
宿舎の南に西本願寺の屋根が見えますし
ご希望の方は、朝の6時からはじまる
西本願寺の朝のおつとめに参加することも
できます。

Img_6556

(晩御飯は本願寺から近い京都駅の伊勢丹の中の和食の
お店でご飯をたべました。あわてていて写真を撮り忘れてしまいました。)
四国から、宮津に行って、舞鶴、園部、八木と降りて
京都市内までの走行、何とか1日目が終了しました。

(今日聴いた音楽 ハインリヒ・シュッツ作曲
 広大な海原よ、その入江に ユルゲン・ユンゲルス指揮
 ハンブルグ・モンテベルディ合唱団歌 )

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