« 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:宇野港編(2) | Main | 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:女木島・男木島編(2) »

13. 11. 13

瀬戸内国際芸術祭・秋会期:女木島・男木島編(1)

この島の航路の船は、離島勤務の
3年間ずーっと乗った航路なので
愛着というのか、慣れ親しんだ部分と
乗るのが嫌で嫌で、、という部分と
複雑な思いがあります。

あのころは第三まごめ丸、という船と
こまどり丸、というのの2隻体制だったです。
その時にはもうこまどり丸はすでにもう古い船で
予備的な運航しかしていませんでした。 
夏場の海水浴客の多い時期に、高松と女木間
だけ走っていました。


で、前回も書きましたが、瀬戸芸効果で離島航路の
あまりの乗船客の多さにびっくりしてしまいます。

謙介が利用していたときなんて、さぁ、20人も乗って
いなかったんですが、、 この時、謙介が乗る直前に数えたら300人
でしたけれども、後からさらに列がのびていて
どーっと乗ってきましたから、うーんひょっとしたら400人くらいは
乗ったかもしれません。
 
船は15分ほどで女木島に到着です。


女木島、というより、ここは「鬼が島」と言ったほうが
通りがいいかもしれませんね。桃太郎の鬼が住んでいたのが
ここ、と言われています。

で、港からバスに乗って、島の中央の頂上にある
鬼が住んでいた、という洞窟に行きます。
というのが、今回の芸術祭の作品の中に、
その洞窟の中で展示されているものが2つあるのです。

その洞窟に行くバスを見た都会から来たであろう人が
正直な感想を述べていました。
「ボロなバス。動くんか? 」とか。

Bus

まぁねぇ、、島のバスはどこも塩害にやられますからねぇ。
時間が来たら、運転手さんがよっこらしょと乗って
出発です。バスは家の間の狭い道路や
ヘアピンカーブの連続の道路を、
見事なドライビングテクニックで、上がっていきます。
Bus2


バスはうねうねと島の道路を走っていって15分ほどで頂上に
到着です。
バスの駐車場から洞窟までは少し歩かないと
いけません。

早速洞窟に行きました。
Doukutu


桃太郎の鬼の洞窟、ということになっていますが、
実際はここで石を切り出していた、その採石場の跡
だろうといわれています。
Oninoko
この中には「オニノコプロダクション」の
鬼瓦の作品があります。
Oninoko2
これは高松市内の中学生が作った「鬼瓦」を洞窟の中に
展示してあります。

洞窟を出て展望台に上がってみました。
お天気がよかったら、ねぇ、、

それでも瀬戸内海の景色が一望で良かったです。

あれが春に吉永小百○さんの映画の上映会があって
行った大島。 ハンセン病の療養所があるところです。
Oshima

こちらは屋島
Yashima


映画の「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地になった庵治
Aji


来たバスに乗って山を降ります。
途中で運転手さんが、「ここで降りたら作品の近い場所です」
と教えてくれたので、あわててバスを降りました。

これは段々の風、という作品。
Oka

それから、ちょっと歩いて女木の小学校に行きました。

ここには先日丸亀で見た、大竹さんの作品
女根があります。
Mekon


それからアルゼンチンのレアンドロエルリッヒさんの
存在の不在、という作品を見ました。
家の中庭に白い砂の敷かれたところに石が二つ置かれた
禅的な庭があります。よく見ると、誰も歩いていないのに
足跡が、ざくりざくり、とついていきます。
(写真撮影禁止ということで写真はありません。)

そこからまた少し歩いて
行武さんの均衡、という作品を見ました。
Kagami1
外観は本当に今にも崩れそうな納屋なんですが。
Kagami3

中に1万個以上のミラーガラスがつるされていて、
それが納屋に入ってくるぼんやりとした光に照らされて
また幻想的な世界でした。
Kagami2

この作品のあるあたりが女木の集落になるのですが
やはり空家が相当目立ちました。

女木も前は小学校に行く生徒もいましたが
ちょっと前から生徒がいなくなっています。


若い人は都会に出る、お年寄りが残っていたのですが
そのお年寄りも、亡くなって、後は空家になっています。
どの島でも共通で見られる光景です、、。


港にむかいます。
カモメの駐車場という作品

Kamome1


カモメの形の風向計になっていて
風向きで一斉に方向を変えていきます。

これも同じ人の作品で
カモメ用駐車場。
Kamome2


それからこれは20世紀の回想という作品。
Megiko1

グランドピアノと船が合体したようなおもしろい形です。
そこから音楽が聞こえてくるのです。

そうしてこれは女木地区のインフォメーションセンターを
兼ねる「おにおにの館」です。
この建物は瀬戸芸のための建物ではなくて
それ以前からありました。

Onioni
ここにはイースター島にあるモアイ像の複製があります。
というのは、高松にクレーンの会社があるのですが
このクレーンの会社が社会貢献ということで
倒れていたモアイ像を再び元のように建て直す、
というプロジェクトを行ったわけです。
その際に、現地に行く前に実際に像の見本を作って
シュミレーションをしてみたのですが、その実験用の
像をここに寄贈することになって、据えられている、
ということです。この像は俺がこの航路に乗らなくなった後で
据えられた、と記憶しています。

Moai

ここでお昼にしようと思いました。
お昼は玉野で買ってきていた
「una弁」です。うな弁ですがウナギは入っていません。

これは芸術祭の期間中だけ、玉野市の実行委員会の方が
作られている、委員会認定のお弁当だそうで。

ですからなんたって表紙がアラーキーさんです。
Unaben2
中身は玉野市の農産物を使って作られた品々が
びっしりと入っていました。
弁当業者とかコンビニのお弁当に比べたら
色彩的には地味ですが、野菜もたっぷり入っていましたし、
もちろん味も良かったですし、、
大満足のお弁当でした。

Unaben
中に入っていたものは

・きびと大豆のおにぎり
・黒米、赤米と胸上海苔のおにぎり
・きびの鶏から揚げ
・たまの野菜の揚げびたし
・キノコとひじきのひえあわ和え
・れんこんと麦のきんぴら
・番田のふかしいも(あわみそだれ)
・漬けもの
・いろいろ豆のシロップ

でした。委員会の人たちがずいぶん前からメニューの検討をしたり
味つけについてもいろいろと試行錯誤をしてきて売り出した
お弁当だそうで、本当にそうした努力が活かされた味だなぁと
思いました。とてもおいしかったです。


さて。 お弁当もいただいたし、、
そろそろ午後の船で帰ろうと港に行ったのでしたが、
そこで、たまたま男木の知り合いにあってしまったのです。
「ほしたら、男木に行かないかん。」です。
都合も何も、、。
謙介は、近くに係留してあった船に乗せられると
あっという間に、、です。(笑)
今日はここでひとまず措きたいと思います。

(今日聴いた音楽  ろくでなし 歌 越路吹雪)
 

|

« 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:宇野港編(2) | Main | 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:女木島・男木島編(2) »

おでかけ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/58531436

Listed below are links to weblogs that reference 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:女木島・男木島編(1):

« 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:宇野港編(2) | Main | 瀬戸内国際芸術祭・秋会期:女木島・男木島編(2) »