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13. 10. 08

思い出したこと

金曜日の朝に同僚から
仕事場の近所に風天という人の句碑を建てることに
なって、それでうちの仕事場も一丁噛むことになった
(いくらか建立資金を出す)という話を聞きました。


その人がこの辺の景色がすっかり気に入ってて
何度も来ていたそうで、その時に詠んだ句を今度句碑に
建てることになった、ということでした。


だけど謙介は、正直なところ、
えー、また句碑なのぉぉ? とか思っちゃったわけです。
本当にこの街はどこに行っても句碑だらけで、、。

いえいえ俳句はそんな句碑だけではありません。
商店街に行ったら、店の看板の下に
小学生の夏休みの宿題の俳句が
書かれてぶら下がっている、というような 
↓ ありさまですし。
Gintengai

ある通りなんて、道路の両側に何十メートル間隔かで
俳句の句碑がぼこぼこ建っているところだってあります。
にもかかわらずまた句碑。

その今度句碑を立てることになった
俳句を詠んだ人ががこの辺にちょくちょく来ていた、
ということはこの街の人から聞いてはいました。

その時は「なんで? 」と思ったのですが、
「ああ、そうか! 」と思い出したのが、
金曜日の昼から出張に行っていた場所で、でした。

15b00

たまたまその出張は謙介の職務の会議だったので
会議の参加者、その大半が知り合いばかり、という
会議でした。行ったのが会議の始まる30分も前で
来ていた人とちょっと雑談になったのです。

「あまちゃん」の話になって、、。
その時に、ああ、そうだった! と思い出したのです。

この会議の会場が舞台になった映画があったわ、って。

その映画に薬師丸さんも出てた。
おまけにこの時もセーラー服だった、とか。

Yakushimaru

で、芋づる式に以下を思い出したのですが、、、。
そういえば、この映画の時に、
あまちゃんのおとうさんも出てたんだ。

Amachanpapa

駅長さんも出てたの。   嗚呼、悩める文学青年。
Ekichou

ここまではあまちゃんの出演者、だったのですが、、。

あまちゃんとは関係はないんですけど、この映画に
成駒屋さん(中村橋之助)も出てたんだけど、、、若い。
Hashinosuke


で、その俳句を詠んだ風天さん、
この映画に出てたわけです。
寮の食堂のおっちゃん役で。
Futen

どうしてこの風天さんがこの辺を気に入ったか、と
言えば、原作者との親交があったからです。

この映画『ダウンタウンヒーローズ』もそうですが
作者の早坂○さんと渥美さんは浅草の銭湯で知り合って
ものすごく仲良くなったそうです。

渥美さんと言う人は、公私をきっちりと分ける人で
映画の時の渥美さんと、本名の私人の田所さんとは
しっかり区別する人だったといいます。

だから寅さんの映画のレギュラーの出演者さえ、
渥美さんの家も知らなかったし、渥美さんの家族も知らなかった、と聞きました。

そんな渥美さんとすっかり仲良くなったのが
脚本家の早坂○さんだったそうです。

その早坂さんに連れられて、早坂さんの実家近くの
この辺に来たらしいのです。

Kurashinotecho2

この写真に写っている赤い屋根の旅館から
瀬戸内海や対岸の四国の山(高縄山)を眺めるのを
大変気にいられて、早坂さんに連れてこられた後は
こっそりとひとりでちょくちょく
来られるようになった、ということでした。

この旅館には今も渥美さんが来られた時に必ず
利用された部屋「あさぎり」が当時のまま置いてあります。

先日のテレビドラマのいねむり先○にもこの辺に魚を
食べにくる、というシーンがありました。

あのあと、こちらの魚の卸の人に聞いたら、
東京の道場さんのお店
ろくさん○にも魚を定期的に送っているとのこと。

栄養士の友達に聞いてもこの辺の魚は、
「わざわざ食べにくる」価値のあるおいしさ
なのだそうで。
 
みなさまもぜひ一度ここの名物の鯛めしを
食べにきてくださいね。

Ootaya012


こうやってお米と一緒に炊き上げた鯛をほぐして
ご飯と一緒に混ぜ込みます。この写真だと
白身の鯛に白いご飯で分かりにくいのですが
しっかり鯛の身が混ぜ込まれています。

Ootaya001

鯛には塩を振っていますし、薄口しょうゆで炊き上げていますから
見た目は、味がついていないようにも見えますが、いただくと
鯛の身のおいしさ、鯛の骨の出汁のご飯のおいしさ、
口の中でいろいろなおいしさが混然一体となって、
それはそれは本当に奥行きのある味わいです。

この辺は西からの潮の流れ、南からの潮の流れ
東からの潮の流れがそれぞれぶつかる場所なので魚の身が
締まっていて格別おいしい、とのことです。 
確かにそれはそうだな、と実感として思います。

この辺の和食のお店で宴会をすると、
宴会の最後の締めはたいていこの鯛めしが出ます。


で、渥美さん、四国の山と目の前の海を眺めながら
お魚を食べて、、。 
↑鯛めしもきっと召しあがったことでしょう。
時間がないときは、ふらっとやってきて3時間ほどここにいて
また東京に舞い戻られることもあったとか。

で、今度句碑を立てることになったそうで、、。
やがてできたあかつきには
また一度見学に行きたいと思います。


(今日聴いた音楽 時代 中島みゆき 1975年
 音源はカセットテープ )


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Comments

謙介さんこんばんは。
また罪作りなおいしそうな鯛めしですね。

ラジオガール最近炊き立てのご飯に恋してHARIOのお釜を買いました。
毎回炊き立てのご飯の幸せを堪能しています。

ところであつかましいお願いですが江戸後期もしくは明治時代くらいから第二次世界大戦が終わるくらいまでの朝鮮と日本の関係についてのおすすめの本がありましたら教えて欲しいのですが。

あまり他人の歴史観に口は挟みたくはないのですが先日日本陸軍を正当化する方がいらして女性蔑視も甚だしいのできちんと勉強したいと思いました。
戦時中にいろんな人権侵害が起こるのは知っていますが、それを正当化するべきではないと私は思います。

Posted by: ラジオガール | 13. 10. 08 at 오후 11:34

---ラジオガールさん
お返事が遅くなってすみません。
実はそのご質問のあった「36年時代」の本ということ、どれがいいのか、と、
あれこれ悩んでいたので遅くなりました。
歴史は本当に難しいです。
やはりその人の歴史観というのがどうしても
濃厚に出る部分があります。
それから、正直なところ、
韓国での近代史の研究と言うのが
いまひとつ確立されていない、というところがあります。客観的な史料に基づいて
書かれたものが正直非常に少ないのです。
いまだに朝鮮日報などの新聞に、
どう考えたってそれはないやろ、というようなでたらめな論考が出ることがあります。
「たとえば、北岳山、朝鮮総督府、京城府庁、が大日本の字の形になっていて、朝鮮支配を象徴させたとか。」そんな記事が堂々と出たりします。ですから韓国での客観的な歴史の本もなかなか読んでて、これは変、と
思うし、日本のものも、いろいろありまして、正直どれもなぁ、、ということがあります。そういうことでいえば
1.日韓併合小史 (岩波新書)山辺健太郎
2.韓国併合(岩波新書) 海野福寿
あたりになりますかね。それから総合的に、
といえば、
3.読んで旅する世界の歴史と文化 韓国
これはアマゾンで中古があります。
それからあと、韓国全般を知るということでいえば
4.韓国の食 黄慧性・石毛直道 平凡社
5.白磁の人 浅川巧 江宮隆之 河出文庫
6.昭和最後のソウル 小倉紀蔵 草風館
あたりもおもしろいかもしれません。
先に書きましたように、実はよく問題になる
「創氏改名」ですら、歴史的にどういう事実であったのか、ということについて正しく理解がなされていません。まだまだ相互理解が非常に不足している現状です。 このあたりの本を一度お読みになってみてください。
雑なお答えで申し訳ありません。

Posted by: 謙介 | 13. 10. 09 at 오후 7:26

謙介さんこんばんは。
お忙しい中を調べていただいてありがとうございます。

岩波の二冊読んで見ます。

私は個性を認め合う世の中が好きなので、そのためにも勉強したいと思います。

Posted by: ラジオガール | 13. 10. 09 at 오후 9:54

---ラジオガールさん
そうですね。岩波新書だとお手頃ですし、、。
あ、それで、日韓併合小史は、岩波新書の青版です。韓国併合は赤版です。 日韓併合小史は謙介もハングルを習い始めたころに読んだ本です。どうぞ読んでみてください。

Posted by: 謙介 | 13. 10. 09 at 오후 11:05

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