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13. 09. 09

惜しいんだか惜しくないんだか方面への旅(その2)

今回の旅ですが、実は先日のイスカンダルへ、と
微妙につながっているのです。(最後まで見ていただいたら
なんとなくお分かりいただけるのでは、ないかと思いますです。)

広島から帰って、土曜の晩、オリンピック会場都市選考の
プレゼンテーションを見ていたのです。
そのときやはり効果的なプレゼンっていうのは、
どういうものかな、と、改めて考えました。

評論家というのかコメンテーターの人たちから
いろんな意見が出ていましたが、正直、そういう人の
感想を聞いても何の参考にもならない、と思うのです。


だってあのプレゼンテーションが誰のためのものか、といえば
IOC委員なわけでしょ?

IOC委員が、どう思うのか、がまず大切であって
外野の意見を聞いたって何の参考にもならない。

おそらくあのプレゼンテーションを組み立てていくについては
IOC委員の一人一人の考え方とか
思考はどうなのか、というようなことは当然分析して作ったはずです。

この人はこういう考えだ、この人は、こういうふうな行動をするだろう、


プレゼンをするときに、前提条件としてもっとも大切なことは
誰を相手に発表するかですよね。
こういう見せ方をしたら、見る側はどう思うのか?
っていうことをまず第一に考えるはずですね。

俺だってその程度のことは考えます。
居並ぶIOC委員にいちばん効果的な訴え方の
テクニックを使って、プレゼンをした、と。


感想は、IOC委員の人に、
あなたはあの東京の招致映像を見て
どう思ったのか、って聞かないと
本当のことは何もわからない、と謙介は思います。

で、なければ全部「推測」記事でしかありませんもん。

でもまぁ、そんなことなかなか聞けやしないとは思いますけどね。

もうしばらく謙介もプレゼンテーションをすることはないと
思いますが。(もうしばらくしたくありません) やれやれです。

さて。話を「おしい県」に戻します。

広電の広島駅行の電車に乗って、市内に出ます。
八丁堀まで来て、乗り換えです。
八丁堀には、福屋百貨店の本店があります。
Lalafukuya


この建物も原爆が落とされたときに被ばくした
建物でしたが、今も現役です。(右側のほうが被ばく建物。
手前側は後から建てた増築部)

福屋のテーマソング、最後のところ「ララ、ふーくーやー」
っていうコーラスが入るんですけど、最近出た福屋のカードの
名前が「ララ福屋カード」って言うんだそうで、
そのままやんけ、と思ってしまいましたです。


同じ八丁堀の電停なのですが、広島駅行の停留所と
乗り換える白島線の電車の停留所はちょっと
離れているので、いったん降りて乗換券をもらって
白島線のホームに行きます。
これがその乗換券。

Norikae

電車が来ました。
あれま、で、ございますよ。

Kyoto_1


来た電車は昔の京都市電。
広電には京都市電が廃止になるときに
数十両が移籍してきて今も走っています。
広電では移籍前の塗装のままで走るので
本当に懐かしくて、死んだ人にまた会ったような
気さえするのです。

神戸の市電の元運転手さんが
広島で神戸市電の移籍の電車を見て
涙ぐんでしまった、という話を前に読みましたが
その気持ち、少しわかるような気がします。
自分もそんな気持ちになりましたから。
ここから、ちょっと乗って、(2駅ほど)
着きました。
電車を降りたら、日差しが暑い!
鞄をごろごろと転がして、到着したのが
縮景園です。
Shukukei

ここは、江戸時代に作られた庭園です。
お庭の北東側が川なので、そこから水を引いて
庭に池を作りました。
広島の人は縮景園というより泉邸と
呼んでいたそうですが、、。

もちろん、このお庭も原爆の時に壊滅的な被害を
受けます。その碑があります。

Shukukeimeiban


しかも、この庭は空襲時の避難場所に
指定されていたようで、そういうこともあって、
多くのやけどを負った人たちがここにやってきたそうです。
しかし、広島市内全部が壊滅した状況で、
救護の手など何もなく、このお庭で多くの人が
救援を待ちながら、ただただ亡くなっていった人が
ものすごい数になった、ということだそうです。


それから、裏手の川に面したところに
ここで亡くなった人を埋葬した場所が
あったのですが、そこはのちにその埋葬された
ご遺骨をまた発掘して、平和公園のほうに
移したそうです。その場所には石碑だけが
建っています。

Shukukeiireihi2


お庭はしみじみと落ち着いた感じだったのですが
近くに43階だかのアーバンビューなんとかタワーが建っていて
もうそれが景観をすっかり台無しにしてしまっています。

木々の間から、あんなものがぬぼ、と建っているのでは、
借景も何もあったものでは。
謙介、写真を写す時に、その醜悪な建物が入らないように
撮りました。

Shukukei1


Shukukei3

高松の栗林公園なんかは、一般住宅でも3階以上の
建物はダメ、っていうことになっていますし、
普通のビルでも高さの制限が細かくあって、
看板の色まで、細かい条例があります。
でも、広島はそんなものはなかったのでしょうか。

縮景園を見て、横の門から美術館に移動しました。
Kennbi1


ここから、お庭づたいにそのまま県立美術館に
行くことができるのです。
美術館ではゴッホ展をしていましたので、
それを鑑賞いたしました。
Kenbi2

ゴッホ、って厚塗りの絵ばかり、しかも
一気呵成に描くような印象を持っていたのですが
いろいろな描き方をやってみたり、
構図も遠近の構図を決める器具を使って
構成とか絵の組み立てを考えた後で
デッサンをして、スケッチをして、絵を作って
いっています。 今回のゴッホ展はただ単に絵を
展示して並べただけ、というのではなくて、
さまざまなゴッホの絵の研究や考証から
得られた新しい分析結果なども展示紹介が
あって、ゴッホの謎解き美術展、という感じの
楽しい展覧会でした。


さて、縮景園も見ましたし、ゴッホ展も見たので
お昼前になりました。
一度、荷物を泊まるホテルにもっていって
手続きをしてから、お昼に行くことにしました。


(今日聴いた音楽 吉川晃司 LA VIE EN ROSE 
 音源はLPレコード そりゃもう広島ですからね。)

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