« だからワイドショーなんて嘘っぱち | Main | にわか巡礼(2) »

13. 09. 24

にわか巡礼(1)

実は、めんどうなプレゼンが全部終わって、
今まで全然うろうろしていなかったので(うそつけ) 
あれからあっちこっち行ったのです。
で、非常にその間の記録がたまっておりまして、、、。
さっさと書けよ、というようなものですが、すこしずつ書いていくことに
します。 なので8月の終わりからの記録が
ここずっと順番めちゃくちゃで出てきますが
(どうせいつものことじゃないか。)
どうかご容赦ください。

今回は9月13日の話です。


9月13日の金曜日、お休みをいただいたのですが
金曜は実家に帰る日だったので、、、
そうだ、行ったことのないところを
この際に行ってみようということで、、
東のほうの四国八十八か所の札所めぐりの
お寺や、その近くにある前々から行きたかった
神社をまわってみることに
しました。
(いつも実家に帰るので、通過するだけで
行ったことがなかったのです。

じゅんれいにごほーしゃ、たって、そりゃまぁ、
とうがたちすぎですけどねぇ、、。

この日は暑くなる、ということだったので、
朝の7時に出発しました。


最初に行ったのは小松町の宝寿寺 
ここは四国八十八か所の札所のうちの62番札所です。

Houjyuji1

こけむした道標は一体何人のお遍路さんを導いたのでしょう。
Houjyuji3

これが本堂です。(目下修理中)
Houjyuji2


この辺は比較的札所が短い距離のうちに何か所か
続いています。

63番札所の吉祥寺です。
Kisshouji1

この吉祥寺のある伊予西条は至るとこから
水が湧いています。こうした水の流れも涼しげで、とても清冽な水です。

Kisshouji2


この二つの札所は国道沿いにあって、とても行きやすい
札所です。


そしてさらに東へ行っていたら、大きな赤い鳥居がありました。
あ、そうだ、ここも前を通過するばかりで、、と思い、
慌てて右折のウインカーを出して、、

石鎚神社に到着です。

Ishiduchi1


神社の入り口なのですが、、
変だと思いませんか?

どう見てもお寺の山門にしか見えません。


今は「神社」ということになってはいますが
江戸時代は、「両方」だったのでしょう。
前に鎌倉の鶴岡八幡宮に行ったときにも
言いましたが、神社の中にお寺があるとか
神宮寺という神社に隣接したお寺というのがありました。
こんぴらさんの中にも、今は旭社という神社の
建物になっていますが、お寺がありました。

日本人は別にお寺でも神社でも、
そんなにこだわりはありません。

だから別にお寺の中に神社があっても
神社の中にお寺があっても、あんまりに気にしてなかった
と思うのですが、、。

明治になって「神さま」と「お寺」で分離しなくてはいけない!!
ということを急に言い出した結果、

おてらのようでもおてらでない、
じんじゃのようでもじんじゃでない は許されなくなって、

「はっきりかたをつけてよ♪」ということになってしまったのです。

その結果、この石鎚さんは、うちは神社にしよう
ということになったのだと思います。
でも、至るところにこうした神仏混淆の名残はあります。

これが石鎚会館といって、お祭りのときなどの
宿泊場所になっています。
Ishiduchi2
写真には撮りませんでしたが、この石鎚会館の売店で
数珠を売っていました。 数珠なんてどう考えたって
仏様のお参りのときのものでしょ。 

そしてここからがいよいよ神域ですが、、
誰が書いたんだろ。
硬いだけで面白みの全然ない字ですねぇ、。
線が委縮してしまっています。

Ishiduchi3

裏にまわってみましょう。

Sakusha

海軍大将の斉藤實さんですね。
よく揮毫を頼まれた、のでしょう。斉藤さんの字は
あちこちで見たことがあります。
朝鮮総督でもありましたし、首相もしましたね。
2.26事件で暗殺された人だったと思いますが、、。


Soreiden


この祖霊殿もおそらく昔は、この石鎚神社の中の
仏教的な儀式を行うお寺だったはずです。


この建物も今はお社のひとつになってはいますが
おそらく、神宮寺だったのではないか、と想像します。

そして、本殿。
Ishiduchihonden


本当は石鎚神社のご神体は、石鎚山全部です。
Mtishiduchi
西日本では一番高い山です。

この神社の奥殿は石鎚山の山のほうにあります。

実は愛媛県は、
最初石鉄県(いしづちけん)という名前でした。
県の名前にしようとしたくらい、県を代表するもの、という
意識がやはり働いたのだと思います。

石鎚山、いつかは登ってみたいのですが、
体力が、、ちょっと無理なような気がします。
まぁせいぜいここのお社に参詣するのが、、。

こないだ友人が石鎚に登ったよ、という話を
してくれました。 その話を聞くうちに、一度
登ってみたい、という気持ちがさらに強くはなったのですが、、。
うーん。 

参道の途中にこんな灯籠がありましたが、
あの家田さんでしょうね。今は真言宗のお坊さんに
なってお遍路さんの経験もされているそうですから。
Ieda

一番下の奥まったところにみそぎ場があります。
Misogiba

みそぎの会があって、会員募集中だそうです。

Misogi


さて。石鎚神社を後にして、次はそこから東に
200メートルほど行ったところの64番札所前神寺へ。

このころから、やはり気温が上がって暑くなってきました。
9月も中旬というのに、、なんだこの暑さは! と思いました。
だけど、幸い湿度が低かったので、まだましでした。


前神寺から、今度はちょっとさらに東に行ったところにある
伊曾乃神社に行きます。
Isono


この神社は非常にこの辺では古い神社で、また
伊予西条の鎮守の神さまでもあります。

この西条と隣の新居浜の秋祭りがもうすぐなのですが
両方の祭りともに、非常に豪華で派手なものです。
盆正月には帰らない人も祭りには帰ってきて
参加する、というほどのものです。
西条といえば、『千の風になって』の秋川さんの出身地ですが
彼も毎年、この西条の祭りには帰省して、祭りに参加していると
聞いています。

この神社のちょっと南に行ったところに保国禅寺があります。
臨済宗のお寺なんですが、、。

Hokoku1_1


本堂は茅葺です。 お寺は瓦葺の建物が多いので
ちょっと田舎家のたたずまいのこの建物は新鮮な感じがします。
Hokoku2


このお寺の庭がまたいいのです。

Hokoku3

この庭園は、蓬莱池泉(ほうらいちせん)鑑賞式で、
永享年間(1430年頃)の作庭であろうと言われています。
830㎡ほどの小規模な庭園ではあるのですが、
四国では最古の庭園なのです。
国の指定名勝にもなっていて、イサムノグチもこの庭を見学に
訪れています。

(すいません、庭は立ち入り禁止になっていてこのアングルからでしか
撮影できないんですよ。本堂に座って、そこから見たら
石組とか、水の流れとか、きれいに映るようになっていたと
思うのですが。なんせ横から、ですから、今一つアングルが
ダメですね。でも仕方ありません。)

お庭を見てから次の場所に移動します。
次の場所へは、高速道路に乗って移動です。
長くなりましたので、いったんここで今日は措きます。

(今日聴いた音楽 千の風になって 秋川雅史
 そりゃまぁ地元の方ですし、おそらく伊曾乃神社にも
 お祭りの山車をかついで来られていると思いますし、。) 

|

« だからワイドショーなんて嘘っぱち | Main | にわか巡礼(2) »

おでかけ」カテゴリの記事

Comments

謙介さんの行動力には感心しきりです。
お忙しい時間の合間をぬって、いろいろ活動なさっています。
なかなか真似出来るものではありませんよ。
寸暇を惜しんで、という思いが伝わってきます。

日本の神社仏閣は素晴らしいです。
こちらでは観ることができないものですから、憧れがありますよ。
日常になってしまうとそう感じることは少ないと思うのですが、私は来日外国人と同じ気分です(苦笑)。
保国禅寺の茅葺き本堂というのは珍しいですね。
打ち立てなのか、色鮮やかでとても綺麗です。
沖縄の神社には拝殿、弊殿が琉球紅瓦というところが多いです。
これも珍しい光景だと言われますよ。
本殿は茅葺きではなく、台風対策もかねて金属瓦を使っています。
年末の東京出張に際には、どこかお参りしたいと思います。

Posted by: タウリ | 13. 09. 25 at 오후 5:24

---タウリさん
今まで、「どうしてあの時に行っておかなかったんだろう。」と後悔したことが何度も
ありました。その学習効果で、チャンスが
あったら、それっ! っていうように
なったのです。後で確かに疲れは出ますし、
このときはもう9月というのに、気温が
33度まで上がって、、本当に暑くて
万全ではなかったのですが、この先の
予定とか考えたら、どこかのセンセイでは
ありませんが「今でしょ」ということに
なりました。
沖縄のまぶしい光を跳ね返すような
琉球紅瓦の家も一度拝見してみたいです。
あのコントラストも写真でしか見たことが
ないのですが、とても素晴らしいですね。
金属の瓦ですか、、やはり台風の対策
なのですね。はじめて知りました。
今度、沖縄の神社の写真、注意をして
みてみます。いつもありがとうございます。

Posted by: 謙介 | 13. 09. 25 at 오후 8:58

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/58184515

Listed below are links to weblogs that reference にわか巡礼(1):

« だからワイドショーなんて嘘っぱち | Main | にわか巡礼(2) »