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13. 08. 28

神戸で思ったこと(1)

瀬戸芸に行った翌日、
仕事の専門の職務関係の勉強会が神戸の三宮であったので
炎暑の中、今度は神戸まで行ってきました。
(いったいいつのこと? )

神戸まではバスです。
バスだと、2時間半くらいですかね。
神戸から実家の街へ行くバスは5社が参入していて
結構いろいろと選択肢があります。
今回はたまには違うところのバスに
乗ってみようと思って、後発の会社のバスに乗りました。

さすがに後発はいろいろと営業努力もしています。
一番よかったのは、バスの座席、1列分を除けたので、
その分前後のゆとりができて、足をのびのびと
伸ばせたということです。それから飲み物、おしぼりの
サービスもありました。

鳴門海峡は、潮順があまりよくなくて
この日、大きい渦潮は見えませんでした。
Naruto


ここはどこだと思います?

Awaji2_2

島なんですよ。

淡路島。
さすがに日本最大の島です。

昔は島の中を電車だって走っていましたし、、。
淡路島、って知っているからそう思いますが
知らない人に、これって島なんですよ、って言っても
信用してもらえないかもしれません。
それくらい広い平野が広がっています。


乗ったのは6時過ぎのバスでした。
神戸三宮着は8時50分だったのですが
三宮に着く直前、高速道路のトンネル付近が
ものすごく渋滞していて、到着か10分ほど
遅れました。 でもまぁ、大きな遅れでなかったので
よかったです。


神戸ってみなさん、どれくらいご存知なのでしょう?
大阪から電車で20分くらいなんですが
案外神戸って、行ったことがない、という人
多かったりします。
神戸の街の中心はどこでしょう??

神戸駅が、神戸の中心、なのではありません。
神戸駅は、東海道線の終点で山陽線の起点くらいの意味しかありません。

駅の周辺も、お店なんて大してなくて、ビジネス街の
まんなか、という感じです。
30年ほど前まで、駅の近くに三越があったのですが
早々に閉店してしまいました。

Echigoyakoube


これが神戸の三越でした。閉店するまでずーっとこの建物でした。
(ゑちごやもやる気がなかった感がします。)
この建物の左側が元町商店街の西端だったのですが、、。

戦前はそれでもこの近くに新開地というにぎやかな場所があったり
市役所も近くにあったりして結構人の流れはあったそうですが、
戦後、市役所も三宮に移転しましたし、新開地自体がさびれて
しまって、、。正直治安も良くなくて、神戸の人でも
新開地はちょっと、、行かない、というのか、行ってはいけない
場所になっていました。
(うちのオヤジの話)神戸駅の周辺なんて、
はじめて降り立つ人は、あまりの閑散としたさびれ方に
え? と驚かれるかもしれません。それくらい何もありません。
ですからそんなところにデパートがあったとしても
流行るはずもなく、、。それで1983年ごろに三越は上の独立した
店舗を閉鎖して、元町商店街の中のビルに
ミニショップという形で残ってしばらく営業を続けていた、
ということでした。それでも阪神淡路大震災の時は
その店はまだあったと思いますが、その後、そこも閉店して
しまいました。
それでも今でも神戸の人は「三越跡」という言い方はします。

神戸の中心はやはり三宮ですね。
こちらは阪急・阪神・JRと全部の駅も
ありますし、、。

今回乗ったバスもこの三宮に到着しました。
三宮駅も内部はまだ古い駅舎の柱とか残っていましたが、、


そう。
あの野坂さんの『火垂るの墓』はこの駅がお話の発端ですね。

あのアニメを見た人、っていうのは結構多いと思うのですが、
でも野坂さんの原作をちゃんと読んだよ、っていう人って、、
どれくらいいるのでしょうか。みなさんはちゃんと原作読みました?

アニメで見た、っていう人は結構いるでしょうが、
あの作品の原作を読んだ人となると
ものすごく少なくて、
おそらくは国文科の、それも近現代を専攻した
人間くらいしかいないんじゃないかな、って
思います。


というのか、だいたい野坂さんの文章というのが
江戸時代の戯作本の敷き写しなので、ちょっと
癖のある文体です。だから
ちょっと読んで、あ、こりゃあかんわ、
ってやめてしまう人が多いんです。


読んだよ、っていう方がおいでだったら
ぜひ、お話をしてみたいです。
謙介は、『アメリカひじき』とともに高校生の時に読みました。

2013年の神戸は『火垂るの墓』でなくて、『少年H』ですね。
もう神戸のいたるところ、あの広告だらけ、でしたよ。
あれは以前に一度映像化されていますからねぇ、、

正直謙介の中には、またか、という印象がどうしてもあります。

まぁそれはさておき

実は勉強会の開始は午後1時半だったのです。
バスの到着は、午前9時。
9時から1時半までちょっと神戸をうろうろと、というのが
今回の計画です。
と、言っても、この日の神戸の予想最高気温が36度でしたし、、
というので、謙介も考えたのです。
三宮を中心として1キロ四方程度の移動で、
しかも、なるべく、アーケードとか、地下街とか
要するに直射日光を避けて歩ける場所を通って、、
ということを考えました。

まず、三宮駅から、阪急の高架の下を通って、西に行きます。
やがて東急ハン○の看板が出たら右折をします。
突当りが、生田神社です。
神戸では一番歴史のある神社です。
ここも空襲で焼けてしまい、、。
昔は生田の杜と言われる森が背後に
広がっていたのですが、、。

Ikuta


今は、もう完全にビルの谷間です。
大体が生田神社の入り口に東急ハン○神戸店さえあるような
にぎやかなところです。

Ikuta2_2


拝殿はこんな感じに変わりました。
Ikuta2_1

ここで、ご参詣を済ませて、また南に戻り、
ここから、阪急に乗ります。
で、高速神戸で降りまして。
(夏のこの季節以外だったら、高速神戸どころか
新開地くらいまでは歩いたっていいんですが、
何せ、もうこの段階で、結構汗びっしょりだったのです。)

地下道を通って着いたのが、湊川神社です。
湊川神社は、楠木正成をお祭りした神社ですが、、。
本殿のところに来て、ああ、と思い出しました。
確か、小学生の時にお参りに来たことはあったのですが
ほとんど忘れていたのです。

でも、本殿の建物を見て、そうそうこんな建物だったわ、と思い出しました。
本殿を見て、すっかり忘れていた記憶がよみがえってきたのです。


本殿、コンクリートです。
この辺は神戸の中心部でしたから、当然神戸の空襲で
焼けてしまって、戦後の再建だからです。
焼ける前はこんなふうでした。
Minatogawa

今はこんなふうにコンクリートになりました。
Minatogawa_2


もうこの時で、気温が33度くらいにはなっていたかと
思います。 もういい加減ふらふらです。
お参りを済ませて、神戸駅のほうに行く地下道に
入ります。
地下道に入っても、直射日光に当たった大地の熱が
こもって全然涼しくありません。
とりあえず神戸駅に来ました。
地下の商店街で成城石○のあるスペースだけ
冷房していたので、そこに入ってちょっと休憩しました。
そこで、汗を引っ込めて、次に行くコースを考えます。
最初は、ここから元町の商店街を通って、、と
思っていたのですが、歩くなんてとんでもない。
ということで、地下鉄に乗って、元町まで戻って
そこから次の目的場所に行くことにしました。
地下鉄の海岸線の駅に向かいます。
この辺は、阪急・阪神と2本の地下線が
あるので、それより深いところを走るために
エスカレーターはものすごく長大です。
さすがにここまで下がってくると
非常に涼しかったです。
電車に乗ったのは1区間だけなので、すぐに降ります。
電車から降りたのは、10時ちょっとすぎでした。
次に行くところには、10時過ぎに行くとお約束していたので、
どうしても、その時間に行かなければならなかったのです。

駅から地上に上がるとまた汗がどっと噴き出てきました。
ビルの日陰を選んで直射日光を避けつつ浜のほうへ
降りていきます。
距離にしたら、ほんの数百メートルなんですが、
もうその数百メートルが暑くて暑くて、、。
着いたのがここです。

Shiryokan


この資料館には前にも一度伺っていたのですが
今回もまたオヤジの依頼で、調査をお願いしていたので
その資料をいただくために、お伺いをしたのでした。


(今日聴いた音楽 結婚ルーレット 松任谷由実 
 アルバム ボイジャー 所収 1983年)

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