« この時期に | Main | 瀬戸芸・夏会期(2) »

13. 08. 21

瀬戸芸・夏会期(1)

今日21日、今夏の仕事の山2つ目が終わりました。
終わった終わったぁい。
参加者の評価のコメントはまた後日出ると思うのですが
ひとまず、終わってホッとしています。
次は来月の5日6日です。

さて。瀬戸内国際芸術祭の夏会期が
先月の20日からはじまりました。
それは知っていたのですが、、、。

四国は連日40度前後のすんごい気温で、
あんまりお外に出たくないんだもん。

でもこんな暑いのに日焼けしたい、っていう人が
いるのは驚きです。

ゲイの人にも多いみたいなのですが
いまだに日焼け信仰ってあるみたいですね。

田舎の人間はあんまり日焼けって、好きではありません。

だってふつうにしてても40度にもなるような
直射日光に当たったら
その後、自分の体がどういうふうなダメージが来て
回復するのにどれくらいしんどいことになるのか、
なんて何度も経験してよーくわかっていますもん。


こないだも、お盆の時に、高校の時の友だちと車に乗っていたら、
上半身タンクトップ姿で
オートバイに乗ってるにいちゃんを見ました。


そのオートバイの後ろに行ってナンバーを見たら
練馬ナンバーでした。 地元の人間はこんな時期に
まずそんなことはしやしません、って。
「やっぱり県外ナンバーや。」
「まぁここいらの人間はあんなことはせんわなぁ。」


あの日も最高気温が38度の日でしたが、、
そのにいちゃん、あの格好でずーっと走っていたとしたら
あの晩は寝られなかったはずです。

いくらほてった体を冷やすローションつけたって、
仮に水風呂の中にずーっと入っていたって、
体がいつまでもかっかかっかして寝るなんて無理です。

謙介なんか、腕のところが自然に焼けて黒くなって
いるのですが、たったその腕のところだけの日焼けですら
熱くてジンジンして、どうしようもなかった日がありましたから。

右腕だけでそんなのに、全身なんか日焼けしたら、、
もう大変です。

日焼けなんてやけどですもん。

日焼けがもとで皮膚がんになるリスクが高くなりますし、
若い時はまだしも、いい歳したおっさんになって
日焼け日焼けってやってたら
皮膚の老化に拍車がかかって
日焼けしたところの皮膚の老化が激しくなって
その部分の皮膚ばかり集中的に
皺が寄ってきます。
後からいくら保湿クリームだのなんたらローション塗ったって
そんなもの効果は大してありません。


日焼けをしていると、
お年を聞いたら、40代、ということなのに、
お顔を見たら、60を越えているんじゃない?
って思うくらいものすごく歳とった感じの
しわしわの皮膚になってしまいます。


まぁ日焼けしたい、って言っているのを、
無理にお止めはしませんけどね。

でも日焼けの影響とかダメージって、
その人がすっかり忘れたころにやってくるので
本当に厄介なことですね。


今年は高知の特に西南部が暑いです。
例年ですと瀬戸内側が35度、36度
っていうときでも太平洋側の高知は
32度とか33度でまだ多少(当社比較比)
涼しかったのですが、今年は
特に四国の南西部(幡多地方)が暑くて
40度だの41度だのと言っていました。
謙介、今年は39度の炎天下を歩いていました。

とはいえ、こちらの休みの日は限られているので、
8日に意を決して出かけることに
しました。

もう39度の炎天下歩いていましたから、
34度とか35度なんてふつうになってしまっています。
それどころか、朝は29度くらいなんですが、
そうなったら今度は涼しすぎ、とか思うようになっていて、、。
39度の段階で外を歩いていると、
頭がぼーっとしてきます。ただでさえ思考能力がないのに
もう、なんだかふらふら歩いている感じです。

今回行ったのは、観音寺市の沖の
伊吹島という島です。

観音寺? はて?
という人がいるかもしれませんが、
冷凍食品の加ト吉は以前はここに
本社がありました。(今は日本たばこ産○の
子会社になってしまいましたが)

伊吹島では1日6便の船で渡ります。
離島航路、って便数が限られているうえに
この瀬戸芸、前回もそうでしたが、
時間のいいときになんて乗ろうとしたら、
乗れない、っていうことがあります。
(結構積み残しが出た、という話を聞きました。)
それに日中にふらふら出かけるのは
暑いのです。 だから朝の7時45分発の
船にしました。
そうすると、仕事場の街を5時に出かけなければ
いけません。そうすると、朝の4時過ぎに起きて
ご飯を食べて荷物を積んで、ということになります。

計画通り、朝の4時に起きて、出発は5時でした。
到着は6時45分でした。
車はちょっと離れた有明浜(ありあけはま)のグラウンドに置いて
ここから、7時発のシャトルバスに乗ります。港まで
10分くらいでした。 
7時25分に汽笛を鳴らしつつ、島からの船が
到着しました。

Hune1

離島航路は小豆島のような大きい島は別として
どの航路もこういうイベント外の通常の
人員輸送しか設定されていません。
だから収容客数が余り多くはありません。
(それでもこの船は300人の収容だそうで多いほう。)
ですから島に戻る島の人とか、仕事で渡る方を優先して
それ以外の一般観光客はその人たちが乗ってから
ということになっています。

Hune2_1


それからもうひとつ、この船は島への物資輸送もしています。
なので、島からの物資をクレーンで下して、フォークリフトに
積み込み、島への物資をもう積んで、それから
瀬戸芸観光客の乗船になりました。


島へは船で25分です。
なので、8時10分につきました。
(朝は曇っていました。あんまり暑くならないで
いいかな、と思ったのですが、次第次第に雲は
どこかに放逐されてしまい、、結局快晴に
なって気温は38度。あああ。)


室内で、管理人がいるところは9時から
見学開始なので、行ってもまだでしたが
屋外で24時間見学可、のところもありましたから
最初にそういういつでも見られるところを見て、
9時から公開開始のものを見て、
10時半の船で戻る、という計画に
したのでした。
Minatoasa

船を降りたら、いきなりの急坂です。
(まぁ島なんて平地が少ないのが基本ですけどね。)
この島は、台地状になっていて、当然港は、その台地の裾にあります。
ですから港から集落に行こうとすると、その台地を駆け上がらなければ
ならない、ということですが、この急坂。
もうじぇじぇじぇです。

Munatukizaka


謙介の中では島は涼しい、といいうイメージなのですが、、
ここの島は暑かったです。だって39度だもん。
(たぶん島の位置の関係なんでしょうね。)
謙介が済んでいた島は風が吹き抜ける
感じで、日陰に入ったら、風が
ビュービュー吹いて涼しかったんですが、、。
(その分冬は、もう悲惨でした。)
ここはそよとも風が吹いてくれません。
持ってきたうちわが大活躍です。
夏の外出4点セットをもってきています。
ペットボトルのお茶、帽子、うちわ、タオルです。
坂はずーっとのぼりで。
(だって坂に沿って家があるので、展示会場に
行くまでほとんど坂)
最初の展示会場に着いた時には、もうすでに
ヘロヘロになっていました。

島の総合ストアです。
Yorozuya

(この先、まともに島をまわれるのかえ、という
感じもすくなからずしました。

まず屋外展示のほうから回ることにしました。
旧保育所にあったのが、、
これは「小さな島のささやき」と題された作品。
この展示は動かせるのですが、そんな気力もなく、、。
じーっと見ていました。
Ogeijyutu1


この旧保育所は、島の民俗資料館になっています。
この島は二つの意味で非常に学術的に珍しい島なのです。
一つは、お墓。 この島のお墓、同じ人のお墓が
ふたつあるのです。 これを専門的に言えば
両墓制、と言います。
一つは埋葬用の「埋め墓」と呼ばれるお墓。
もう一つは、お参り用の「参り墓」と呼ばれるお墓。
この習俗の残っているのがこの島です。
それからもう一つは「言葉」です。
平安時代のアクセントが今も残っています。
ということで、以前から国語学者がこの島には結構
来ていました。
ということで、資料館に金田一春彦先生の色紙がありました。

Haruhiko

光線の具合でこんなふうにしか撮れなかったです。

謙介、学生の時に金田一先生の講義を受けたことが何度か
あったんです。

実はこの先生、歌いたがり、なんです。
講義中に突然というのか発作的にというのか
お歌を歌いはじめて、、(たいていは童謡)
それも何度も。


慣れたら、また始まった、っていう感じだったのですが、
最初はびっくりしました。


それから、いくつかのオブジェを見てまわったのでしたが
熱くて(暑いじゃなくて、もう熱いです。まさに。)
すっかり写真を撮るのを忘れていました。

ここが、伊吹島のかつての産院の跡です。
(産院はもう20何年前に無くなってしまって
今はかつての産院の門の標柱だけが
残っています。)

Sanin1


以前は、ここに産院があって、

Sanin2

妊娠をして予定月に入った妊婦の方が
ここで産前産後の生活をしていました。


島は謙介が住んでいた島より大きくて
人口は600人ほどだと聞きました。
それからさっき言ったように、平地も少し
あるので、車も走っています。(全部軽自動車ですが)

島の元小学校に来ました。
(今は小・中合同の建物になって別のところに建っています。)

Gakkou


以前は小中合わせて生徒数が980人も
いた時期がありましたが、今では
10分の1くらいに減っています。


ここも展示があります。
ひとつは旧教室を利用した「沈まぬ船」という
作品。

Uki1


これは、釣りの浮き、で
島の産物のいりこを表現したものだそうです。

Uki2

この島の産業はいりこの水産加工です。
いりこはカタクチイワシを乾燥させたもので
大きさによって大羽、中羽、小羽と3種類
あります。
ちなみにその小羽より小さいのが
ちりめんじゃこです。

ここはそのいりこの大産地で、讃岐うどんが
ここまで有名になったのは、ここのいりこのだしが
おいしい、ということもあるのです。
ですから、逆に言えば、讃岐うどんといいつつ
昆布とかカツオのだし、というのは正式では
ないのです。

ここのいりこはあの料理研究家の辰巳芳○せんせいも
太鼓判を押したものだそうで。
でも、地元の人間からすれば、別に、いりこだしは
普通のことでしかない、ということだけなんですが。

どのくらい島のいりこ産業が盛んか、といえば
島の周囲ほとんど全部が! いりこの加工場になって
いるのです。
Irikokouba
(この写真に見える建物すべてがいりこの加工工場です。)

いりこは船から荷揚げされて、すぐ選別加工しないと
いけませんからね。

で、ちょうど今のこの8月の時期がいりこが取れて
加工に適した時期なんです。だから島に上がると
ぷーんと魚のにおいがします。


この作品は言ったいりこを
デザイン化してみたもの、ということだそうです。
それから体育館に行きました。

大岩オスカールさんの大岩島2という作品を
を見学しました。

Osukaru2


ここは入り口で管理係りの人がいて、入場を
チェックしています。というのも
エアドームなので、空気が逃げないように
出入り口がファスナーで一回一回開け閉めしないと
いけないのです。
このドアのところが、本当に出入り口になっています。

Osikaru_1

この絵、すべて油性のマジックペンで描いたそうです。


外気を取り入れるので中は
結構暑かったです。


それからトイレの家
という作品。

Bennjyo2_2

これは家を幾何学的に
何等分かしたときに

Benjyo4


必ずトイレが入るように切りわける
というものだそうで、、。

Benjyo3

うーん。お藝術的にはいいんでしょうが
こんな便所、使うとなったら最悪です。
だって夏は直射日光が入って暑いし、
冬は風がビュービュー吹いてふきっさらしです。
まともに用をたせません。
でも、写真に撮ったらそれなりに、見えるところが
やはりお藝術いうのか、クワセモノというのか、、。(笑)


見終わったところで、公民館があったので、
そこに入って行って、お茶を飲みつつ
扇風機で涼みました。
ようやっとひとごこちがつきました。

Kominkan


こうしてあちこち見学したら10時10分。
そろそろ船着き場のほうに行かないと、、。
Saka

しかし暑い。
まだ朝の10時過ぎというのに
もう暑くて暑くて、、。


島の集落のあたりから港へ降りてきたら、ちょうどタイミングよく船が
入ってきました。
やがて岸壁に船が横付けされて
乗っていた人がおり始めたのですが、、
あとからあとから、、途切れる人がいないくらい
降りてきたので、びっくりしました。

Gesen_1


(お前だってその一人じゃないか、なんですが。)

さすがに10時半の船に乗る人は20人くらいでした。
船はあっという間に岸壁を離れていきました。

実際、滞在時間は、となると
もう作品を見ただけ、という感じで
終わってしまったのですが、
島へのアクセスもわかりましたし、
瀬戸芸が終わって、島も落ち着いたころに
(気候も涼しくなった秋に)
また行きたいなぁ、と思いました。
あまりに暑くて暑くて、、。

Sayounara

25分の航海を終えて、船は観音寺港に再び戻ってきたのでした。
(長くなりましたので、いったんここで終わりにします。)


(今日聴いた音楽 ダニーボーイ 歌 キリ・テ・カナワ
 1994年録音盤 今日は音源はCDです。 )


|

« この時期に | Main | 瀬戸芸・夏会期(2) »

いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/57951521

Listed below are links to weblogs that reference 瀬戸芸・夏会期(1):

« この時期に | Main | 瀬戸芸・夏会期(2) »