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13. 07. 02

水無月京都行(2)

評議会の後、懇親会がありました。
会はビュッフェ形式、というのかバイキング形式で
部屋の両側にお料理が並んでいて、それを
適当にいただきつつ、真ん中にテーブルがあって
そこでいろいろなお話をする、というものでした。
その日はほとんど知った方はいらっしゃらなかったのですが、
専門が同じなので、ちょっと話をしたら、お互いすぐに
打ち解けることができて、いろいろなところから来られた方と
お話をすることができました。 

来られていた方の中にもお酒の飲めない方がいたので
その方々とお話をしながら、
ごはんだごはんだ、
という感じで、パクパクいただいてしまいました。
会議は日本全国から来られていて、
謙介は青森と熊本の方と一緒にお話をしました。
熊本の方とは漱石文学で盛り上がってしまいました。

(でもご飯を食べながら漱石の「則天去私」についての
話をするとは思いもしませんでしたが。)

その日の朝は4時半に起きて、ごそごそしていたので
眠くなってしまいました。会はもうちょっと続きそうでしたが
何せあの手の宴会って、椅子がないんですよね。
長時間立ちっぱなしで、疲れましたので、
一足お先に失礼することにしました。

それがまぁ、地下鉄ができてから、
この御所の横の辺って、すんごく交通が不便になって
しまったんですよ。
烏丸通りを市電が走っていた時は、結構駅間距離が短かったので
ちょっと歩けば停留所に、、ということもできていたのですが、
地下鉄だと、今出川から丸太町の間、1.5キロくらいの間
駅がひとつもありません。加えてこの区間を走っているバス
(51系統)も30分に1本くらいしか来ないんです。
だからこの御所の間に用事があると、今出川か丸太町
どちらかの駅まで歩いていかないといけません。

この日も西陽の当たる烏丸通を荷物をもってえっちらおっちらと
烏丸丸太町まで歩いて行ったのでした。

烏丸丸太町のバス停で表示を見たら
ラッキーなことに、もうすぐ来ます、の表示。
バスはひとつ前の「府庁前」を出た、と
あるのですが、道が混んでいるのでしょうか、
なかなか来ません。
表示が出て10分くらいしてようやっとバスが見えました。


やっぱりバスは結構人が乗っています。
バスは丸太町を東に走ります。
丸太町、ということは北側は京都御所ということです。
木曜の夕方7時。結構道路が混んでいて、
河原町丸太町まで、思いのほか時間がかかりました、が。

河原町丸太町で右折して河原町通りに入るやいなや、、
すんごいスピードでバスは飛ばしだしたのです。

あれまぁ、というか、正直驚愕しました。
それまでのろのろと走っていたのに。
河原町丸太町から、河原町御池まで一気。
ものの1分かからなかったんじゃないでしょうか。

河原町丸太町から河原町御池の間には
竹屋町通り、夷川通り、二条通り、押小路通りと4本の道路があって
普通に走ったら5、6分はかかると思うんですが、
そこを1分以内で走破です。すんごい。

ということで左に日銀京都支店が見えて
右に島津製作所やら市役所が見えたと思ったら、
あ、っという間に河原町三条に到着してしまったのでした。


晩ご飯は宴会で食べてきたし、
ホテルに入ったら、お風呂にゆっくり入って、早くに寝たかったので
用事は全部ホテルに入る前に済ませることにしました。

と、言ったって、用事っていうのは
何冊か本を買うことだったのですが。


ハッテン場には行かないの?(行きません、ってば)
イケメンマッサージには行かなかったの? 
(え? それはなんですか?)
河原町三条の朝日会館の上の淳○堂で
何冊か本を買って、早々にホテルに入って
お部屋にマッサー、、ええい、やかましい。


服を脱いで楽な格好に着替えて、だーらだーらと
本を読んでいましたら、あ、そうだ買ってきたお菓子を
食べなくては、と思い出しました。

姉がお茶の稽古をしていましたから、
京都の主なお茶のお店、お菓子屋さんにお使いにやらされました。
(主に和菓子屋専門でしたけど。) 
お茶は二条御幸町の柳○園か、寺町の一○堂のどちらか、
だったんですが、お菓子屋さんは、本当にあちこち行きました。

京都はお茶のお家元の街ですから
お菓子屋さんも本当にいろいろあります。和菓子屋さんでいえば
虎屋黒○、亀屋陸○、鶴屋○信、俵屋○富
に始まって京都を代表するような
和菓子のお店がたくさんありまして。
そのお店では店を代表するお菓子、っていうのがあるのですが、
それはお茶会の席に出すような、特別のお菓子です。


でもまぁそれはそれとして、家で気軽におやつで食べるお菓子のお店
というのもなくっちゃ困ります。
北大路の水無月を買ったお店は、
京都のガイドブックに出てくるような有名なお店ではないのですが、
地元の人相手に長年やってきたお店ですから
どのお菓子をいただいても、味はそこそこ平均以上、という
味です。

 

さて、買ったのは水無月というお菓子。

この時期の京都のお菓子、ったら、そりゃあ、水無月でしょう、
というようなものですね。


水無月というのは、6月の大祓いの時に食べるお菓子で
ういろうの生地の上に甘く煮た小豆が載っている、という
お菓子です。以前は下の外郎部分は白いものしかなかったのですが
最近は店によっては、抹茶の入った緑のものとか
黒砂糖の入った茶色いものとかもあります。
水無月は三角形に切ってあります。

このお菓子はあんまり高級な和菓子屋さんには
なくて、街中のそこここにある大力餅食堂、というような
餅菓子(お餅、おはぎ)と麺類を置いてあるような
食堂ならこの時期作って売っています。
北大路のその店も、老舗っていうんじゃなくて
近所の人が気軽に買いに行くようなお店だったから
置いてあったわけです。


早速包装をあけてみます。
この三角形が水無月のお菓子の特徴です。


Minazuki2_2

あけてみました。 ちょこんと並んでいます。
以前に比べてえらい小そうなりましたな。


Minazuki3

この下側の外郎生地のもちもち感がたまりません。(笑)
Minazuki4


その日は27日でしたから翌日は6月28日です。
6月28日と言えば、親鸞聖人のお誕生日ですね。
ということで、おやつを食べた後は、風呂に入って
島田裕○の『ほんとうの親鸞』 (講談社現代新書)
を読んだのですが、内容があまりに薄くて、しかも傍証がいい加減で、、。
しかも参考文献がまったく書かれていない。


読んだ時間を返してよ、って思ったのですが、それ以上に
眠くなったので、そのまま毛布をかぶって
寝てしまったのでした。


(今日聴いた音楽 駅 竹内まりや
 三条河原町を歩いていたら、そんなはずはないんですが
 京都書院の紙袋を提げて亡くなった友達が向こうから
 歩いてきそうな気がしてしまいます。ふっ、と雑踏の中に
 彼の呼びかける声を聴いたのは、空耳だったのでしょうね。)


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