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13. 07. 29

岡山 アントニン・レイモンド(1)

今年の夏の7・8・9月、月替わりで、
人前に立つ仕事があります。

今年はなんだかそういう行事の大当たりの年みたいで、
5月にもありましたが、これからの夏の3か月間、毎月です。

やりたくない気だけは、ばっちりたくさんあるんですけどね(笑)


でも仕事だし、そういうお役目なので、
がんばって朝の5時に起きて
行ってきました。

その仕事の準備とか打ち合わせで、ここのところ
バタバタしていたのです。

家を6時過ぎに出発して、うどん駅に着きました。
Udoneki1_1
こないだから、セトゲイの夏会期がはじまったので、
あちこちに青と白のだんだら模様の
旗が翻っています。

うどん駅です。
Udoneki1_2
「うどんだけじゃない」と言っても、うどん県と言っていて
これだけうどんうどんうどんうどんうどんと書いてあったら、
うどんのほかに何があるんだよ、って言うようなものですが。

ここから快速うどんライナー あ、嘘です嘘です。
快速マリンライナーに乗ります。

まぁJRの電車の中で海の上をまたいで走る電車
というのは日本中でこの電車の走る本四備讃線だけでしょう。
だって北海道は青函トンネルだし、九州は関門トンネルですし。

マリンライナーという愛称もこの辺ではすっかり定着したように
思います。年配の方の口からも普通にマリンライナー
という単語が出ていますから。

今は面倒なので「マリン」と呼んでいる人も結構います。

この快速、2階建ての展望グリーン車もついていて、ダイヤは
30分おきです。ここからおきゃーままでは1時間くらいです。
(停車駅の多寡によって所要時間が若干変わりますから。)

え? おきゃーまはあんただろ? ええいやかましい! 
岡山弁で岡山のことを「おきゃーま」って言うんです、ってば。

おえりゃーせんのう。


電車が入ってきました。 
Udoneki3

謙介の乗った便は四国内は停車駅が1つだけなんですが
もう本州側の駅は全駅止まるんですよね。
ちょうど朝の通勤通学の時間帯で一番
いい時間帯の電車だからでしょうかねぇ。

そんなのだったら各駅停車じゃねえか、って
思うんですけど、、。
まったくこれも「おえりゃーせんのう。」です。

で、1時間ちょっとかかって、そのおきゃーまに到着。

西口から会場まで、歩いてもそうたいした距離では
ないのですが、(歩いて10分くらい)
歩くと汗が噴き出てきそうで、、くらくらするので
バスに乗りました。

で、着いたのが会場のndsuです。

Ndsu1


ここの理事長せんせいのが、ちょっと前にベストセラーに
なっていました。


ただあの本の「おかれた場所で咲き、、」というタイトルですが、

禅の言葉に「随所作主、立所皆真
というのがあるんです。

この本のタイトルを見たとき
この禅語に通じる言葉だよなぁ、と思いました。

でも、この理事長せんせい、
小さいときに本当に凄惨なご経験を
しておいでです。おとうさまが2.26事件の時に
せんせいの目の前で機銃掃射によって
惨殺されてしまうのです。

せんせいはその一部始終を見ていたのです。
昨年もその時のことを雑誌にお書きでした。


目の前で自分の親が殺される、それも
ものすごくむごたらしい殺され方です。
足など肉が飛び散り、骨が見えていたといいます。
そんな残酷な光景を見た傷をどうやって癒して、
心のバランスを恢復してこられたのでしょうかね。
やはり信仰生活が支えとなってこられたのでしょうか。
いつもそのことを考えるのです。
うちの仕事場にせんせいの本があるので
今度読んでみたいと思います。

話をもとに戻します。

このndsuの建物は、アントニン・レイモンドという建築家が
1929年に建てた建物です。

彼はチェコの人でした。(ただし、彼が生まれたときにチェコという
国はありませんでしたが)プラハの工科大学で学んだあと、
アメリカに渡ります。そこで旧帝国ホテルを設計した
フランク・ロイド・ライトのところで働くようになって
彼の助手として日本にやってくることになりました。
ここで日本との接点ができたわけです。

しかし、あの個性的なライトの建築から
自己の作品を生み出すのにはよほどの
苦労が要ったと思います。

この建物は、まったくライトの影響から脱して
彼自身の設計思想がよく出た作品だなぁ、と
思いました。 たいていはお師匠さんの影響から
なかなか抜け出せない人が多い中、並大抵の
努力でここまでになったのではない、と
謙介もすごい、と思いました。

よくよく考えて設計された建物は、もう建築されて
80年が経過しているのに、今も本当に美しいのです。

Ndsu2

ほんとうは会議の準備をしないといけなくて、
さっさと会場に行かなくては
ならなかったのですが、建物の美しさについつい、、。
Ndsu3

あ、このアングルもいいなぁ、とか。
Ndsu4

こっちも、とか言っているうちに、会場の建物の入り口のほうへ来ましたよ。
Ndsu5

最後にもう一枚。(さっさと行けよ。)
Ndsu7

ということで、今日はここまでにしておきたいと思います。


(今日聴いた音楽。まぁ、おきゃーま、ということで
  中西圭三 Glory Days 中西さんく、倉敷の坊さん友達の
  檀家さんなんですと。 でも、檀家さん、という
  言葉になると途端に現実感がひしひしと感じられる
  ような雰囲気になりますねぇ、、。)

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