« 胡散臭い会社・胡散臭い顔 | Main | 式年遷宮と表札と »

13. 06. 10

霧の森へ

なんだかいろいろな人のブログを見ていると
今年の梅雨は雨が降らない、って書いてある記事を
結構拝見します。

前にも書いたのですが、
お天気って、自分の住んでいるところの
天気が、日本中すべての天気だと
錯覚しやすいように思うんですよ。

前に東京の人がお天気について書いているのを読んだら、
今年の日本はずっと寒い日が続いている、とありました。

でもそれはただ単に首都圏だけのことであって、
西日本は平年並みに暖かったりした
っていうことがあったんですけどね。

たとえば今年の高知は6月の10日間だけで
150ミリ雨が降っています。
例年並みなんですよ。

たまたま近畿あたりから関東地方までが雨が少ないだけなんですけどねぇ。
だからその地方の人は少ない、って思うんでしょうが、
よその地域は、別にそんなことないけど、ふつうよ、って思っていたりします。

天気って、不思議というのかおもしろい、というのか
ずーっとかたよった天気が続くと
今度は必ずそれを補正するかのように
逆の天候が続く、ということがよくあります。

ずーっと晴天の日が続いて雨が降らない日が続いたら
今度は逆に雨がどーっと降って。
そうやってトータルで見たら結構収支というのか
バランスは取れている、というふうに落ち着く。
人って、突出したり目立つほうに目が向きやすいですが
目立った部分が収束してしまったら、すぐに
忘れてしまいますからね。
だからその後の変化は注意の対象外だったりして
ちゃんと捕捉していなかったりします。

でも、その「知らなかった」部分で実はいろいろと
修正や新たな変化が起こっているものなのですが。

田舎に住んでいると、そういう毎日の自然のうつろいが
身近に感じられるます。


今週は西日本には台風が来るとか、その前後で雨が降るらしい
予報ですから、今まで雨が降ってない、って言っていた地方も
まとまって降るかもしれませんね。

話は変わって、、。

8日の土曜日、両親と一緒に、新宮村というところまで行ってきました。
新宮村は、四国山地の山間の村です。
高速道路で川之江分岐から高知方面に行って
最初のICが新宮です。そこで降りたら
新宮村に到着です。実家からそうですね。1時間くらいでしょうか。
両親に聞いてみますと新宮村は行ったことがない、ということ
だったので、ちょうどいい機会だと思いました。

Shingu2
着きました。もう緑また緑の場所で、、家が、見えません。
写真の右側のループ状の建造物が、高速道路の本線から
下りてくる道路です。

ここに霧の森という道の駅がありまして。
その道の駅に行ってみようというのが、今回のおでかけ先だったのです。

新宮村は、本当は今では四国中央市新宮町になっているのですが
町、というより、こんな風景を見たら、まだ村、っていう感じの
ほうがぴったりくるように思います。


駐車場から建物の間には橋があってその橋から下を
眺めると、小さい子が水浴びをしているのが見えました。
Shinngu1

こんな橋を渡っていきます。左側の建物が温泉施設です。
右側に地元の特産品の販売所とかギャラリー、
レストラン、霧の森お菓子工房があります。
Shingu3

ちょっと森の中で見えないのですが、この向こうの辺に
レストランとお菓子工房があるのです。

Shingu4


この新宮村の名産はなんといってもお茶です。
その地元のお茶を生かしたお菓子を作っていて
その代表が霧の森大福というお菓子です。


実はこのお菓子も、インターネットで、超大人気とかで
予約しても、何か月か待たないと買えないんだとか。

ここはその霧の森大福を作っている工房がありますから、
予約なしで買うことができます。

ちょうど到着したのが、11時半くらいだったので、まず、おみやげに
お菓子を買って、それからレストランに行こうということなりました。
歩いている人を見ていますと、やはりほとんどの人が
お菓子を買っていました。


レストランでは、茶そばをメインとした料理がいろいろありました。

先日、宇治に行った時にも茶そばを食べたのですが、
正直あの茶そば、本当に宇治の抹茶を使っているのか???
という気がしましたし、宇治だからとりあえず茶そば
っていう感じで、全然やる気のなさそうな麺でした。
宇治の茶そば、
麺の色は、抹茶由来の色でなくて、合成着色料で
緑にしている、という感じでしたし。
お茶の香りが全然しませんでした。


ですが新宮村の茶そばは、この新宮で取れたお茶を
ふんだんに使って、麺を打ったものなので、あの宇治の
茶そばに比べたら全然違っていました。
やる気のない宇治に比べて、こちらのほうがずっとずっと
地元のお茶を使っています、という感じがしました。
お茶の香りもしました。
茶そば、写真を撮り忘れたのが残念です。

お茶をいただいたり、緑の風景を見たりして
のんびりとして、また帰ってきました。

家に帰ってから買ってきた霧の森大福を早速
あけてみました。
パッケージはこんな感じです。(もうちょっと垢抜けた感じに
したらいいのに、普通の安っぽい温泉土産の饅頭なんかと同じで、
ここはちょっといただけません。) 

お菓子にもいまだに新宮村、と書いてあります。
もう「村」ではありませんが
やはり人里離れた別世界の村をアピールしたいのでは、と
思ってしまいました。

Daihuku1

中にお菓子のしおりが入っています。
新宮は旧川之江と伊予三島と土居と合わせて4つの市町村
が合併して四国中央市になったのです。 その4つの市町村のうちの
旧川之江は水引の産地です。
四国中央市は紙の街です。
おそらくほかの地方の人に
四国中央市、っていってもピンとこないでしょうが
大王製○の創業の場所がここです。

大王製○、もとは、この辺で、各家々を回って古紙を回収して
集めた紙をもう一度漉き直す仕事をしていました。それが
いつのまにやら、今のようになったわけです。

大王製○に限らず、川之江・伊予三島は
製紙工場がたくさんあります。
あ、紙のことよりお菓子だった。

Daihuku2

箱から1個出してみました。こんな紙につつまれています。
この紙もきっとこの四国中央市で作られた紙なのでしょう。

Daihuku3

紙をあけてみます。大福餅の周囲にかぶせ抹茶を一面
贅沢にまぶしてあります。かぶせ抹茶というのは
お茶栽培のときに日おおいをつけて栽培したお茶の葉を
抹茶にしたもので、苦味が少なくてまろやかな味が特徴です。
Daihuku4
最近、このお菓子を真似て作ったものを
あちこちで見かけるのですが、決定的に違うのは
この表面を覆っている抹茶の味だと思います。

抹茶もそれこそピンからキリまであるのですが、
他のところで表面にまぶしてある抹茶は
ただ単に苦くてお茶の香りがあまりしない
下級品をつかっているところが多いのです。

ここはお茶の産地ですから、やはり違います。
かぶせ茶はふつう玉露にするようなお茶ですが
それを抹茶にする、という贅沢な使い方です。
しかもふんだんに使っています。

やはりそこが他の追随を許さない、というのか
霧の森大福がものすごく売れている、という
ことなのではないか、と思います。

Daihuku5

爪楊枝で切ったら、もちの部分が柔らかいので
きれいに切った断面をお見せできないのですが、、。

要するにこの大福もち、
もちの中は、あんことクリームの二層になっているのです。
それを大福もちでくるんで、外側をかぶせ抹茶で
コーティングしてある、ということです。

そんなに大きい大福ではないので
ぱくぱくと食べてしまえます。
というのか、生菓子ですので、これまた日持ちが
しません。一箱8個入りですが
おいしいのですぐになくなってしまいます。

またこの大福を買いにいかんといかん、というような
話をしてお茶を飲みました。


(今日聴いた音楽 翳り行く部屋 荒井由実 1990年盤
 なんだかこの曲を聴いていると、10代のころの自意識
 過剰で、そこいら辺に不機嫌をぶつけていたときのことを
 思い出してしまいます。 
 前はそんなのを恥ずかしい、と思っていたのですが、
 今は、まぁそういう時期もあったと居直れるように(笑)
 なりました。
 謙介にとっては1970年代の曲、というより、
 昭和50年代の曲、という呼び方のほうがぴったりします。
 まぁ、あのころの若者って、総じて不機嫌な顔して歩いて
 いましたですね。ちょうど大学紛争の時期が終わって
 でもまだ京都は立命とか京大でプスプスとその余韻が
 残っていて、、。立て看はそこいらじゅうにありましたし、
 デモもたまにやっていました。学生はとても不機嫌そうで
 眉間にしわを寄せて歩いていました。大森一樹の映画
 『ヒポクラテスたち』を見たら、そんなあのころの京都の
 学生の雰囲気が濃厚にします。 え? みんな不機嫌?
 え? 今だってそう? 若い、ってまぁそういうことかもしれません。)
 

|

« 胡散臭い会社・胡散臭い顔 | Main | 式年遷宮と表札と »

おでかけ」カテゴリの記事

Comments

美味しそうなお菓子ですねo(^-^)o
抹茶の香りのしない、抹茶を謳ったお菓子はたくさんあります。
タイの珈琲も香りがしませんので、それを思い出しました(苦笑)。
せっかくの和菓子なので、クリームなしで、餡子と求肥だけというのが良かったかなと思うのですが、単に好き嫌いですね。
シュークリームもカスタード+生クリームよりもカスタードonlyが好きですし。
混ぜた料理やお菓子があまり好きではないからかもしれません。
『霧の森大福』 調べてみましたら、生産が追いつかないためネット販売中止となっていました。
残念~(>_<)。

Posted by: タウリ | 13. 06. 11 at 오후 7:46

---タウリさん
霧の森のお菓子工房も、以前のところから
一回り大きな建物に移動して、そこで生産数をあげているようなのですが、何せ村だったところですから、そもそもの人口も少ないですし、携われる人の数も限りがありますし、お菓子作りに、というようなことになれば余計に人が限られくる、ということもあるかもしれません。 謙介も正直、クリームはちょっと邪道かな、と思います。ただ、冷たいお菓子なので、クリーム自体が、あんこや、餅の部分の風味を阻害しているか、と言えば、そんな感じはありません。あんこの淡白さをクリームで補っている、というふうになっていました。
でも、俺もタウリさんと同じで、シュークリームならカスタードクリームだけのものが好きです。カスタードクリームにホイップクリームだの、生クリームだのチョコレートクリームだのを入れて二層構造になんてしないもののほうが好きですね。

Posted by: 謙介 | 13. 06. 11 at 오후 10:52

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/57548740

Listed below are links to weblogs that reference 霧の森へ:

« 胡散臭い会社・胡散臭い顔 | Main | 式年遷宮と表札と »