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13. 06. 22

ろしあん

ズドゥラストビーチェ。

うちの上司が、昨日までもすくわに行っていたので
もすくわみやげをいただきました。 

もすくわみやげ、っていうから、
ぷーちんまんじゅうでっか? と聞いたら
そんなもん、どこに売ってんねや、と言われ、、
あかのひろばもなか? えるみたーじゅせんべい?
と、つぎつぎ言ったら、ようそんなくだらんもん、思いつくなぁ、、
まぁ似たようなもんや、ということでしたが紙袋から
出てきたのは「まとりょーしか」でございました。
Matochan

中はこんな感じで入れ子になっています。

Matochan2


ろしあ、といえばうちの母方の一番うえのおばさん。
うちの家では彼女のことを「ろしあん」と呼んでいます。

うちのおばさん、以前高校のせんせいをしていたのですが
結婚して早くに家庭に入ってしまったのです。
子どもが2人ほどできて、何とか一人前になったころ
旦那が亡くなってしまいました。
50代だったと思います。

後は、ずっとひとりで、趣味の短歌などを作って
生活していたのですが、、。

70代だったですかね。
短歌関連でボーイフレンドができたとかで、、。(今は91歳)

まぁそういう話はオフクロ経由で聴いた話ですが。
そうして、どんなお付き合いをしているのかと
思ったら、歌のやり取りをしている、とか
たまに会って、御一緒に食事を、だったりしたそうです。

あるときに、オフクロが、こんな歌のやり取りをして、
とか言って(ずいぶん批判ぽい口調でしたが)
見せてくれた歌は、、
歌はきちんとは覚えていませんが
何せそのボーイフレンドが、飛行機でロシア上空を飛んでいた、と
その時に雪に輝く山を見た、と。その雪の白さを見ているうちに
あなた(うちのおばさん)のことを思い出してしまった、と。
というような歌だったと記憶しています。

その返しの歌があって、その歌も
テレビでロシアのニュースに接するたびに、もすくわにいる
あなたのことが気がかりでならない。姿を見たいの、
というふうな歌でした。
なんせまぁ見たこちらがちょっと恥ずかしいような気になるような
歌の連続で、、。

「なんなのこれ。」とオフクロは怒っていましたが
うちら姉弟は、もう「あははははは」と笑うしかなくて、、。
またそれ以来、おばさんのことを「ろしあん」と呼ぶようになった、
ということです。
あるときに、オフクロの話の中でおばさんの話が出て
謙介思わずいつもの調子で「ろしあんは」と言ったら、
「そのろしあん、って何? 」とオフクロが聞いてきたので、
「そやかて、ろしあ上空のあの情熱的な歌のやり取り以来、、」
と命名の理由を言ったら、うちのオフクロまでが
「あはははは。ろしあん」ということになって、
うちの家では、おばさんのことを皆で「ろしあん」と呼ぶことに
なったのです。

なので、「ろしあ」というと、
じーさんばーさんが交わした、じょうねつてきな
あいのうたの交歓を思い出す、ということになるのでした。


うちの姉弟は言っています。
「すごいぞばあさん。」


(今日聴いた音楽 セルゲイ・ラフマニノフ作曲
 ピアノ協奏曲 第2番 ピアノ演奏はアシュケナージ
 さんので。 )

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Comments

風流なお姉様ですね(*^^*)。
恋歌に返歌があるなんて、今で言えば自作の歌披露のような感じですね。
いやぁ、こちらまで恥ずかしくなります(#^.^#)。
恋心に燃えているので、お若くいられるのでしょうか。
句をしたためるときって、年齢に関係なく、熱い想いを抱いていらっしゃることでしょう。

遠い露西亜の彼に想いを馳せるなんて、凄いぞおばあ様!!

Posted by: タウリ | 13. 06. 22 at 오후 9:01

---タウリさん
 よく考えてみると、かつての文学少女が、そのまんま、時間が経って、おばあさんになった人という気がします。いえ、別にレースのフリルのついた服を着るとか、そういうのではないんですが。(でも、メガネは紫色)
 この短歌のやり取りを見て、歳をとることとか、そうなったとしても、精神性はどうなのか、とかいろいろなことを思いました。歳がいくと枯れるとか、枯淡の境地、とかいいますが、そんなことのない人、というのか、こういうものは個人差が大きいのだ、と思いました。しかし、それにしてもまぁこちらの顔が赤くなるような歌のやり取りで、、、驚愕しましたです。

Posted by: 謙介 | 13. 06. 23 at 오전 11:34

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